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福祉施設用 新型コロナ対策ガウンを作りたい

【福祉施設で使える新型コロナウイルス対策商品の開発支援をお願いします】
 
私は毎日施設に向かい、利用者の人と過ごし、「いのちをまもる行動をしましょう!」と利用者の人に話して、「休もうかな?」と考えられた人に「良く考えたね!」と言っている立場です。(自粛とは言っていません)
 
どんな対策を立て、どんな支援をしているかは、メルマガ等に書いているのですが、ただただ、「手洗い・うがい・換気・人との距離」のポイントで行動をし、支援をしているところです。
でも、利用者の人も職員も私も家族も、今は大丈夫のようです。
 
さて、入所施設を中心に、大勢の利用者の人が新型コロナウイルスに感染した際に入院ができず、その施設で医療的対応もしていることは、ニュースなどでもご存知のことと思います。


ここからはそういう施設がどんどん増えてくる可能性もありますし、私たち自身もかかったとしても入院できないくらいの医療現場状況でもあります。
 
医療現場をこれ以上に大変なところにしてはなりません。
医療関係者の方々には感謝しかありません。

国は大量の医療用ガウンの作製のために、様々な参入を促して、今現在次々と製作しているところですが、それが福祉現場に来る可能性はかなり低いと思われます。

医療機関にさえ、防護服や医療用ガウン、マスクといったものが少なく、中には、ゴミ袋をかぶったり、雨がっぱで代用したりしている自治体もあり、使い捨てには限界を感じています。

そして、私自身、ガウンが使い捨てでなくても、いのちをまもる行動をしていけば、自分の身体は守れるのではないかとも考えていますし、実際、使い捨てではないものも出てきています。
 
そこで、新型コロナウイルスは、ノロウイルスより実際は弱いものだと解釈していますし、手洗いうがいや洗濯すれば大丈夫という情報の元、入所施設の職員たちの不安を解消するために商品開発を始めました。
 
それは、福祉現場で何度も洗って使えるガウンです。
(イメージとしては、丈が長いかっぽう着)
 
使い捨ての医療用不織布がない中で、待っている間に感染でもしたら大変なことになりますので、備蓄をしていただく形で考えていただけるものです。
 
ただ、それを縫っている時間も労力もないので、キットとして販売をする予定です。ようするに、ガウン(かっぽう着)を縫える材料と作り方を入れたキットになります。

施設には職員がいますし、親御さんやボランティアさん、もしかしたら利用者の方でも縫える人材がいます。
 
パターンをひいてくださる方が、できるだけ縫いやすいように、省ける工程を省き、試作をしてくださいました。見た目より、縫いやすさを考えています。(例えば背中になる部分は、布の耳を使って縫わなくてもOK)
 
中学の家庭科で習った程度の技術でOK!
手縫いでもOKです。
 
さて、これを100着ご用意するのに、たぶん、30万円以上かかると思っています。
 
というのは、布を裁断していただく方やパターンをひいてくださる方や、パーツを作ってくださる方への支払いも含め、布などの材料費など入れても、それくらいかかります。(布代が一番高いです)
 
お手伝いいただいている方の中には、何もいらないと申し出てくださっている方もいらっしゃいますが、最終的には、ボランティアでできることではないと思っています。
 
全国の医療機関用のガウン製作を国が主導で動き出したことがわかり、4月17日に施設用が必要と考え、18日には裁断してくださる方やパターンをひいてくださる方に出会い(プロの皆さん)、19日には、様々な入所施設の施設長さんたちと生地は何がよいか、形はどういったものがよいか?などの話をして、結論として、使い捨てでなくても大丈夫で、洗濯して、できれば、熱乾燥機で乾かすことができれば大丈夫だろうという結論になりました。

入所施設には幸い、大型洗濯機や乾燥機があるところが多く、非常時にはそれを使っていけると思っています。
 
あるお医者様や看護師さんからのいただいた助言からも、使い捨てでなくても手洗いうがい等を徹底することと、自分の着ているものを守ることと、カバーとなるガウンをきちんと洗濯・除菌することで、再利用の商品でも大丈夫であるという認識を持ちました。
 
もちろん、入所施設の場合、職員が菌を持ち込む可能性もあり、その対策は別物になります。(勤務開始時の手洗いうがい、洗顔や着替え、靴についてきている菌の除去など)
 
今回、100着。
 
予約で販売しますが、知的障害者の入所施設だけではなく、精神障害者のグループホーム、一般家庭、高齢者の介護施設・ヘルパーなどでも使えるものです。
 
ただし、これを着ている人は新型コロナウイルスにかからないというものではありません。何度も申し上げている通り、通常の除菌対策をしてください。
 
本当は、サポートひろがりとして企画しておりましたが、様々な福祉分野での利用が可能な商品ですので、企画者を変更して、株式会社伝わるラボとしてすることにしました。
 
また、クラウドファンディングもしていきます。
社会的に不安を抱える福祉系職員のための支援をされたいとお考えの方は、下記サイトからご支援をお願いします。


ご寄付をいただいた方には金額に応じて、布製マスクやガウンキットなどをリターンとします。(5000円以上のご支援には、ガウンキット1着)
 
また、ご購入の受付も始まりました!
1着、税込み3300円+送料です。

それぞれが、いのちをまもる行動をする。
そして、
福祉施設・事業所で頑張って働いている人にもエールを送る。
 
ご支援・ご協力・ご購入をよろしくお願いします。
 
【仕様】
素材:ポリエステル65%綿35%平織り
色:薄めのオレンジ
大きさ:フリーサイズ
着丈:110センチ(膝くらいまで)
襟の形:Vネック
そで:長そで。袖口はゴムを入れる
その他:後ろで結ぶタイプ
洗濯:可
熱乾燥機:可
キット内容:前身ごろ・後身ごろ・紐・ゴムなどパーツ・作り方説明書
販売:5月~6月(予定)
価格:消費税込み3300円(送料別)

*この記事に対して、下記欄からのサポートをいただきました場合は、クラウドファンディングの一部として使用させていただきます。
なお、お名前やリターンの送り先がわかりませんので、別途メッセージでお知らせください。
株式会社伝わるラボ entrance@tsutawarulabo.com

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タイトル写真は、サッパTVさんから使わせていただきました。
ありがとうございます。


私の記事への応援をありがとうございます。知的障害がある人のしあわせにつながるための資金とさせていただきます!