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いきあたりばっ旅

「今日は部活が…」「来週テストがあるから…」と子供達も中学生になると自分の予定があるためお父さんの暇潰しには付き合ってくれなくなってきた(笑)

そうすると家の中にあまり居場所のないお父さんは子供達のお相手を妻に任せて週末お出掛けをしてしまうのだ。「私は主婦だから平日にも自分のことができるけど、お父ちゃんはせっかくの休みなんだから自分の使いたいように時間を使ってちょうだい」といってくれる妻に感謝なのだが。

元々、一人で遊びに出掛ける時は日帰り。ひとり遊びの中心は山登りだが山行の99%が単独行、泊まりにしてしまうと朝出てから翌日帰るまでずーっと妻に心配をかけることになるのでいつの間にやらそういうスタイルなった。

山に行く場合は万が一に備えて必ずどこへ行くが告げる、または朝思い立って出掛ける時で朝早くてみんなが寝ている場合は、玄関にあるホワイトボードに何時に家を出てどこの山に登り何時ごろ帰宅予定か書いてから出掛ける。

ところが最近ハマっている原付スクーターでのお出掛けは家を出る時どこに行くか決めていないことが多い。実際に走りながら道の混み具合、今後の天気などを見ながら近間で済ますかちょっと遠くまで足を延ばそうか決めている。

しかし決めても「○○方面」ってだけで具体的な訪問地をほとんど考えていない。そこがバイクの面白いところで、ただぐる~っと走ってくるだけで気持ちの90%が満足してしまうので悩んで目的地を決めることがないのだ。暗くなる時間から逆算してUターンすべき時間だけ頭に入れて出掛けるだけ。

看板や標識、頭の中で「あっ、あそこへ行ってみよう」と思ったところに寄ってみる、または行き先が決まっていても「あっ、ここ寄ってみるか」と自由に寄るところを変えてしまう…完全なる「いきあたりばったり」のお出掛けなのだ。

車でもそういうことはできるんですけど、性格の問題なんでしょうか…不思議と車だと「あっ、ここ寄ってみたいな…って、まぁいいやまた今度で」ってなっちゃうんですよ、連れがいないと。

でもバイクだとガンガン寄り道したくなっちゃう…そんないきあたりばったりの旅、「いきあたりばっ旅」が今の私のブームである。


原付だと制限時速の問題であまり遠くまでは行けない(といいながら片道100キロくらいは出掛けてしまうが)…というわけで現在26年ぶりの自動車学校通い、小型二輪の免許の教習中。

ただ…「何で普通二輪にしないの?」とほとんどの人に言われる(笑)

そのお話はまたの機会に。

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