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1日5分、1日10分の効能

「今年は家族でキャンプに行ってみるか」を連投中ですが、頭にピーンと浮かんだことがあるので閑話的に自らの備忘録として載せちゃいます。

近頃、「『1日5分』または『毎日10分』の効能」っていうのをものすごく感じております。

それを感じるきっかけはいくつがあって…長野県池田町の長福寺の竹村住職が昨年の5月からInstagramとYouTubeのライブ配信を使って行っている「毎日座禅会」。

元々はコロナの影響で座禅イベントが開催できなくなった代替として住職が始められた座禅会。私はそれまでも「雲堂」という座禅アプリで座禅をしていたのですが独りでやっていると続かない。オンラインとはいえ目の前で住職が座禅の説明をしてくれ一緒に座り、また参加者も他にいる…独りで黙々と座っているよりモチベーションが保てるのである。

ちなみに通常曹洞宗では座禅時間は40分だそうだが、この座禅会では10分。参加し始めた頃は10分でも長かったが、今になると10分はあっという間に経ってしまう(ちなみに現在の「毎日座禅会」は始まった当時と比べて座禅の後の住職のお話の時間がたっぷり取られるようになったこともあり、私は平日は朝に家を出る時間の関係で参加できなくなってしまったので、休みの日だけオンタイムで参加しています)。このたった10分間、「無」になるのではなく、「考えないことを考える」「考えが勝手に浮かんでいることに気づく」のがとても有意義で、最近は10分間があっという間に過ぎてしまいます。

2つ目は…お風呂に入る時、私は暑がりなのでどうしても「カラスの行水」で出てきてしまい、冬場はしっかり温まることができなかったんです。なのでゆっくり入浴するようにするため、お風呂で10分(600秒)を頭の中で数えていました。しかし、ただ600秒数えているだけなのは勿体ないなと、その内5分(300秒)を胸の筋肉を鍛える運動をしながら時間を潰していたんです。特に効果は期待せず「まぁ、時間が潰れりゃいいや」程度にしか思っていませんでした。

それを半年ほど続けていたら胸や脇下の贅肉が落ちてきたあと、腕との付け根が盛り上がってきて胸板が厚くなってきたんです。

特に習慣にしようとか義務的にやったつもりはなく、気分が乗らないとやらない日もあったり…ただ、やめちゃうことはなく続けていたら…やっぱり効果あるんだなぁと。

3つ目は…以前からSNSでの発信を追いかけていたおもちゃクリエイターの高橋晋平氏のVoicyのトークコラムをここのところ毎日(未視聴の過去放送があるのでその日のup分と一緒に過去放送も毎日ちょっとずつ聴いています)聴いているのです。

この放送は毎回大体ひとコラム10分程度なんですが、たった10分で色々の気づきを与えてくれます。よくある自己啓発的なコラムと違い「こうあるべき」と結論的なものを押し付けられるのではなく「こういう見方、面白くない?」とこちらの持っている感覚をそそのかしてくれるような日々の話題に、ただ聴いて終わってしまうのは勿体なく、私は毎回聴いて感じたことをSNSに「思いの備忘録」として載せています。

そんなこんなで色んなことを通じて「5分間」や「10分間」の効能を目の当たりにしていたら、ふと過去読んだ藤村靖之氏の『月3万円ビジネス 100の実例』という本を思い出しました。

この本は自分が興味があったり得意な分野のことを複数仕事にして、1つ月3万円の仕事をいくつか営んで自分の生業としていこうというお話。

よく健康器具の売り文句で「たった1日5分で…」というのを聞きますが、からだに限らず頭の中も同じこと…1日5分間×いくつかの学習をしていったら1年後には結構面白い自分が出来上がっているのではないか?

「人間の集中力は1日30分しかもたない」という話もありますので、内容を変えて5分間×6つのことを学習すれば飽きずに続けられるような気が。

何事も短時間に集中的にやることが中心となっている昨今ですが、「継続することはある種の才能である」…ちょっとずつ何かを続けていきたいものです。

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