あまりにも絆杯 決勝トーナメントカバレージ 第1回 チームフカセ(ミヅキ)vsチーム浄土真宗(松潤)

あまりにも絆杯 決勝の熱き戦いの1戦を紹介しよう。

激戦の中、決勝を決めた8チーム。決勝に登ったチームで唯一シニア世代で組まれたチーム《チームフカセ》と浄土を顕かにする真実の教えをポケモンカードに伝える《チーム浄土真宗》との一戦。プレイヤーはピカゼクを操る「ミヅキ」とメルカリ鋼UBと興味深いデッキで勝ち上がってきた「松潤」だ。

(左)ミヅキ vs (右)松潤

スタートポケモンはカプ・テテフGX(ミヅキ)、ジラーチ(松潤)

松潤、先行で《ネストボール》から《メルメタル&ルカリオGX》をプレイし、鋼デッキの鱗片を見せる。《鋼鉄のフライパン》《鋼エネルギー》をプレイし、《リーリエ》でドローする。しかし、ドロー後はあまりよくなく、《ネクロズマ たそがれのたてがみ》をプレイしただけである。《ジラーチ》の「ねがいぼし」では次のサポートとして《シロナ》を持ってきた。

後攻1ターン目、ミヅキは《ネストボール》から《カプ・コケコ◇》を探し出し、さらに《サンダーマウンテン◇》もプレイ。1ターン目フルドライブを狙っている動き。ピカゼクはスピードこそ命。
《ピカチュウ&ゼクロムGX》を出し《雷エネルギー》をスタートした《カプ・テテフGX》に付けた後、《デデンネGX》をプレイ。
手札が丸々変わったミヅキは、《ダート自転車》を使うも迷うことなく選択。 《ゼラオラGX》を出し、《カプ・コケコ◇》の「せんじんのまい」で上手く捨てられた雷エネルギー2枚を《ピカチュウ&ゼクロムGX》《デデンネGX》にチャージ。さらに《カプ・テテフGX》を逃がして《ピカチュウ&ゼクロムGX》を出すと、《こだわりハチマキ》を付けて《エネルギーつけかえ》でエネルギーを《ピカチュウ&ゼクロムGX》に。2エネにサンダーマウンテン◇。後1フルドライブが決まる。

だけではなかった。ミヅキの手からプレイされたのは《マーシャドー》

やぶれかぶれで混ぜられるお互いの山札。引くカードは神か悪魔か。いや仏か。
ミヅキはそのまま2体目の《ピカチュウ&ゼクロムGX》をプレイし、「フルドライブ」で《ジラーチ》を気絶させながら、ベンチの《ピカチュウ&ゼクロムGX》にエネルギーを加速した。

《ネクロズマ たそがれのたてがみ》をバトル場に出した松潤。しかし返しのターン、松潤は《鋼鉄のフライパン》と《鋼エネルギー》を《ネクロズマ たそがれのたてがみ》に付けて「たそがれのだんがん」で《ピカチュウ&ゼクロムGX》に60ダメージ与えただけで終了。仏の教えも《マーシャドー》の前では無力なのだ。

圧倒的盤面の差である

2ターン目のミヅキは《エネルギーつけかえ》などで手札を消費した後、《リーリエ》で6枚ドローする回り。一度落ち着いて《鋼鉄のフライパン》のテキストを確認してから《エレキパワー》を使い、「フルドライブ」で《ネクロズマ たそがれのたてがみ》を倒す。 6-4

次のターン、《メルメタル&ルカリオGX》の「フルメタルウォールGX」を追加エネルギー有りで使いたいところだが、松潤の手札にエネルギーはない。
《グズマ》で《カプ・テテフGX》を呼び出し、次のターンを願う。

しかし、ミヅキはきちんと逃がす手段を持っている。《エネルギーつけかえ》で《カプ・テテフGX》にエネルギーをつけ、即逃がして「フルドライブ」を宣言。次のターン《メルメタル&ルカリオGX》を倒す準備は万端だ。

返しのターン、《ツンデツンデGX》を出して、《グズマ》を使い、もう1ターン稼ごうとするものの、ミヅキの手札には全て揃っており、《グズマ》で《メルメタル&ルカリオGX》を呼び出し、「フルドライブ」で倒す。 6-1

もう何も出来ない松潤はもう1体《ツンデツンデGX》をプレイし、ターンエンド。

ミヅキは笑顔で「タッグボルトGX」を宣言。どんなに硬く固めた鋼も、この雷は耐えられない。

ミヅキ win

《マーシャドー》でハンド事故になってしまう、現環境で起こりうるマッチとなってしまった。
松潤「この試合載せるんですか笑。なんかすみません笑」

仏の教えは《マーシャドー》には届かなかったが、チーム浄土真宗は他メンバーの頑張りで2-1でチームフカセを破り、仏の教えを説きに次なる戦場へ向かうのであった。

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(対戦の内容に関しては一部簡単に書いたり省略している部分もあります。ご了承下さい。)

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