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デュエマwikiの殿堂入り誤情報まとめ

21/10/24 追記
現在はいずれも修正されている模様。よかったよかった。

DMwikiは主観的な評価の集まりであるため正しい保証はない。
しかし、殿堂入りの日時という本来は間違えようがないものにも誤りがあることが判明している。古い時代の殿堂入り日時データはソースも見つけるのはひと手間かかり公式も掲載していないため、wikiを見て外部サイトの記事を書く人も多く、それがさらなる誤りを生んでいる。

殿堂カード - デュエル・マスターズ Wiki

今回はこのページの誤った殿堂日時をまとめた(複数ページに渡って誤った情報が掲載されているみたいなので暇な人は直してあげてください)。

1.《アクアン》

《アクアン》は2004年12月15日に殿堂入りとなっている。

しかし、某王国では2005年コロコロコミック3月号で発表されたと書かれており、2005年3月15日から《アクアン》殿堂とするのが正しいと思われる。

出典元:http://cardkingdom.jp/diary/0502.html

個人ブログでも3月12日に《アクアン》が使える最後の大会だと述べた記事がある。

出典元:https://63363.diarynote.jp/?page=1&month=200503

更に、当時2chのデッキ診断スレでは2月上旬までは殿堂予想が行われていたが、2月12日(恐らくコロコロフラゲ)には《アクアン》殿堂が判明したレスが有る。

出典元:https://game9.5ch.net/test/read.cgi/tcg/1100595025/

感覚的にも、11月後半に日本一決定戦、その直後のコロコロでいきなり殿堂発表+即日施行というのはあまりに早すぎるように思う(その場合、通例では緊急殿堂発表として扱われるはず)。

2.《ロスト・チャージャー》・《ヘル・スラッシュ》

LO呪文2枚は2006年3月15日に殿堂入りしたことになっている。

だが、DMvaultの《ヘル・スラッシュ》や《フューチャー・スラッシュ》の評価欄では、2005年7月に殿堂入りが決まっている前提の評価がある。

出典元:https://dmvault.ath.cx/card/61057/evaluations.html

出典元:https://dmvault.ath.cx/card/122004/evaluations.html

また、当時トーナメントシーンでプレイしていたささぼー氏は動画内で「《ヘル・スラッシュ》・(《スケルトン・バイス》・)《ロスト・チャージャー》は殿堂入りしてしまったが、《ボルバル》も同時に殿堂入りしたのでやっぱり【除去コン】と【ボルバル】が強い環境だった」と発言している。

出典元:https://www.youtube.com/watch?v=knztLt1YvCo&t=9s

他にも、【除去ボルバル】は有名なデッキであるため複数のレシピが出回っているが、そちらに投入されることがあった《ロスト・チャージャー》はどんなものでも1枚までしか積まれておらず、これも2005年7月殿堂を裏付ける根拠となっている。

3.《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》

2006年2月11日に《サファイア》殿堂になっている。
《サファイア》は一発プレ殿…というかこれ《サファイア》発売日じゃねーか。

元殿堂入りの項に名前を残したいからこうしたのだろうか?それでも何の脈絡も無く発売日を記載するくらいならプレ殿か殿堂降格の日付にするほうがベターだと思うが。

4.《炎槍と水剣の裁》

2006年4月15日に《裁》が殿堂入りになっている。
しかし、《ボルバル》プレミアム殿堂が3月15日、その1ヶ月後に殿堂発表というのは間隔が短すぎるため違和感がある。
これも某王国のブログで、《ボルバル》プレ殿と同時であることが明記されている。

出典元:http://cardkingdom.jp/diary/0602.html

また、昔のコロコロコミックのレビューとカラーページのアップをされているサイト(https://www.zoidsland.com/0-rebyu-koro.html)があり、そちらの06年3月号でも《ボルバル》プレ殿と同時に殿堂入りしていることが確認できる。なお、wikiでは2006年3月殿堂となっているはずの《ヘルスラ》《ロスチャ》がこのあたりの時期に殿堂入りしているようなソースは一切ない。

その他の殿堂日について

極神編以前のこれ以外の殿堂入りとして、04/03/15の《リーフ》系規制、07/08/15の《パトロール》禁止、07/11/15【除去ガーディアン】07/11/23【ロマネスク】規制、08/04/15《大地》含む8枚殿堂があるが、これらは文章や画像で正確な情報であることが確認できているため正しい情報だと言える。
戦国編以降は人がどっと増え、インターネットは新しいものほど情報ソースも充実する傾向にあるため、これ以降は間違いはほぼないのではないだろうか。


ちなみに、07年10月号のコロコロを見ると、《ロマネスク》は発売前から《ナスオ》・《母なる紋章》で大型クリーチャーを踏み倒すコンボが公式から紹介されていたので、《母なる》とはデザイナーズコンボだったようだ。踏み倒し先として《極仙龍バイオレンス・サンダー》が取り上げられている。《龍仙》と《仙龍》を一緒に使おうということか(その場合、進化元か《紋章》の種がもう1枚必要になるが)。

その結果が2ヶ月後のこれというのはちょっと間抜けすぎないか……?

(出典元は上でも紹介したhttps://www.zoidsland.com/0-rebyu-koro.htmlの07年12月号)

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