ミャンマーのことをたくさん書いてきたけれど、

この半年で一番大切なお願いをします。

コロナ、イスラエル、アフガニスタン、…

立て続けに局面を迎えている、私達の現実。

目を向けようとしてみては、自分の勉強不足に、日々頭をかかえたくなります。

でも、ミャンマー問題について、

‘もうちょっと経緯を理解してから…’

と思わないで下さい。

経緯なら一文で言い表せます。

「2021年2月からの半年間に、千人以上の国民を殺した武装集団に政権を握らせることが、この世界にあっていいのか」という問題です。

軍がクーデターを起こした時点では、それはその国の、とてもデリケートな問題でした。

中国がいうように、内政不干渉をつきつけられても仕方ない部分もあったでしょう。

でも、事態はもうその範疇ではなくなりました。

千人以上の人が、意図的に、誰かが権力を得るためだけに、殺されたんです。

最初から、対等な武力を持って反論したのではありません。

今ですら、民主派政府は武力のぶの字程度で、断腸の思いで防衛している形です。

非暴力の信念を軸に、待ち続けています。

何を？

世界が、犯罪者をミャンマーの大統領にしてはいけない！と、声を揃えて叫んでくれるのをです。

当たり前のことなのに。

世界の声は揃わない。

またはきっと、他国のことに声をあげている時間が、皆に全然無い。

社会問題はたくさんあるし、一人一人の人生って、とっても忙しい。

だから私はまた、友達にお願いします。

政府にお願いします。

遠く離れた各国の人々からも声が強くなるように、頭をひねっては書きます。

この当たり前のことに大きく賛同してほしい。

賛同したら、家族に話してほしい。

コロナ禍でも友達たちに届くように、シェアやトークで伝えてほしい。

可能であれば、民主派政府(NUG)に寄付してほしい。

報道がまた熱を帯び、人々の関心が高まっていると政府や国連に伝わるように、テレビ局にミャンマー報道をリクエストしてみてほしい。

外出時、ミャンマーの人達が募金活動をしているのを見かけたら、募金も大事だけど、まず励ましの声をかけてあげてほしい。

みんな、家族がミャンマーにいる子たちばかりです。日本に留学等に来れるのはほんの一部の、ちょっと裕福な家庭から兄弟たちの一人、または農村からなけなしの財産をはたいて娘を送り出したというような環境が多く、

家族全員で移住している家庭はまれです。ビザの問題もあります。

友人たちが同じ境遇ということもあまり無いから、親友や彼氏彼女はミャンマーに。というのも大体にあてはまる。

反抗しなくとも殺されることのある国に、残して。

それを自分だったらとイメージして、声をかけてもらえますか。

言葉もでない、という感想かもしれない。

それでいいです。

何を言っていいかわからないくらい、残念だ、

一緒に頑張ろう、

と伝えてくれますか。

👓📝

来月上旬、国連での決議・投票が、今までの半年で一番重要というくらいのものになります。

犯罪軍が専任したミャンマー国連大使 と、

クーデターを受けて反軍表明をし軍が除名した元々のミャンマー国連大使の

そのどちらが、はたして現在の大使なのかを審議する投票です。

書いていて悲しくなるくらい、どちらに投票するのが正しいのか明らかな、

でも審議があります。

どちらを国連が政権として認めるかの指標になる大事な審議です。

この元々の大使はニューヨーク在住ですが、審議を目前に先日、暗殺されかけました。

もう、映画のよう。

でも、全然スリリングじゃない。ただただ卑劣な手口なだけ。鳴かぬなら、殺してしまえと。

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今まで、たくさんの友達が協力してくれました。とても嬉しかった。目に見えていない協力が絶対にあったのも、端々から感じます。

半年間、ミャンマーに、私の周りの人々のことに心を割いてもらえて、感謝します。

今週から国連までは、今までの半年間で一番大きな局面となります。

どうか、わがままを言わせて下さい。

今日だけは、心に置いてもらうだけじゃなく、

今日が終わるまえに1つだけアクションを起こしてほしい。

上に書いたことでも、以外でも、

私の行動が1で終わらず、十に百に増え続けてくれるように、

アクションを起こしてほしい。

犯罪者を、あなたが住んでいる世界の大統領の一人にしていいのか。

それが千人以上の命を下敷きにして成り立って、いいのか。

どうかあなたの意見を今日、どこかに伝えてほしい。

毎日ボロボロの心身で頑張り続けるミャンマーの人々の声に、

合唱をひとつ重ねるような気持ちで、

国連の耳に届く大斉唱になるように。

お願いします…！

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色々な声の上げ方の詳細を載せてあります。

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