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ほわちょこ創作の裏側vol.5朗読配信―星野ももさん―

はじめまして。この度、朗読企画に参加させていただいた星野ももと申します。

今回はnoto記事を書かせていただける事になり、ちゃんと書けるかな。ちゃんと伝えられるかな...。とドキドキしておりますが、私の想いを綴らせていただければなぁと思っておりますので、どうぞよろしくお願いします。

○今回 朗読配信企画に参加して下さったきっかけを教えてください。

ほわちょこさんが朗読の配信企画をする事はTwitterやきょんちゃん(廣瀬響乃ちゃん)のツイートで知っていました。「どんな事するんだろう。楽しみだな」と思ってはいましたが、なかなか聴くことができていませんでした。 

ある日Twitterを見ていたらきょんちゃんと金井さんがツイキャスをするのを知り、何時からだろ?と思ったらもう始まっていて!!急いでツイキャスのアプリをダウンロードして、配信を見ました。そこでたまたまコメントしたんです。

それできょんちゃんに「ももってあのももかな?」って言ってもらえて。(笑) 久しぶりにきょんちゃんを見れたのが嬉しくて、思わずLINEしちゃいました。そこできょんちゃんから「もももよかったらやってみない?」と声をかけてもらえたのがこの企画に参加するきっかけでした。

↑星野ももさんは、2016年11月『メガネとマスク』という作品で甲演劇祭に出演されました✨

○コロナ禍ではどんな生活をされていらっしゃいましたか?

私は小学校の先生をしているんですが、学校も休校になってしまい、在宅勤務が増え、普段子どもたちとわいわいがやがや仕事をしている身としては魂が抜かれた感じで、「私は一体何をしているのだろうか...」「今頃子どもたちと一緒に勉強したり、遊んだりしているはずなのに...」と思う毎日でした。

そんな中でも何か子どもたちのために!とも思い、折り紙折ったり、絵本を読んだりと自分にできることからコツコツとやっていました。そんな中の朗読企画に参加できると言うことで、嬉しい気持ちでいっぱいになりました。

↑自粛期間中に星野さんがハマったという刺繍。可愛らしいお花のコースターです。

○様々な作品を朗読して下さいましたが、それぞれの作品を選んだ理由をお聞かせ下さい!

私の中で「子どもたちに読み聞かせするなら」と言うのが大前提にありました。小学生も知っていて、読んだことのある作家は誰だろうと思った時に「新美南吉」がすぐに出てきました。「ごんぎつね」は教科書に出てきますし、きっとわかる子もいるんじゃないかなぁと思い、新美南吉の作品を選びました。「一年生達とひよめ」はお話を読んでみてとても可愛らしいと思い選びました。読み終わった後に「これがいい!」と声に出して言ってしまいました(笑)

「デンデンムシノカナシミ」は絵本で読んだことがあり、すぐに決めました。絵も素敵で以前から読み聞かせできたらなぁと思っていた作品だったので、これを機に朗読してみようと思いました。

もう一作品...。と悩みながら、小学校の教科書に何が載っていたかなぁと考えると、宮沢賢治の「注文の多い料理店」がすぐに出てきて、即決していました笑。このお話を声に出したらどうなるんだろう。と思うと楽しみで楽しみで、ワクワクが止まりませんでした。

○新美南吉記念館の企画#明日を届ける に参加され、『明日』を朗読した感想を教えてください。

まさかの出来事でした。私が朗読していたのを聞いていただけたのも嬉しかったですし、さらに『明日』の朗読を...と声をかけていただけるとも思っていなかったので、本当に嬉しかったです。詩の朗読をした事はなかったので、どう読んだらいいのだろう。と何度も何度も練習してたくさん録音したのを覚えています。

『明日』の太陽のイラストがとても温かい気持ちにしてくれました。それを見ながら詩の場面を想像しながら自分の中で映像化していき心を込めて読むことができました。

新美南吉 作『明日』
新美南吉記念館『#明日を届ける』

↑新美南吉記念館HPより

○聴いてくださる方々へのメッセージをお願い致します

きょんちゃんがツイキャス配信していて、それを見ていて連絡したら参加することになり...と私の中でとんとん拍子に進んでいきました。

初めに『一年生達とひよめ』を録音してみて、自分で聞いた時に「あ。私自分の声好きじゃなかったんだ。さらに録音した声ってもっと好きじゃなかった...。」と思ってしまい果たしてそんな者がこの企画に参加していいのかと何度も迷って、録音しては挫折しかけ、やっぱり辞退した方がいいのかな。とも思ったのですが、でも、せっかくいただけたチャンスなのでやりたいなぁと思い、誰かに読み聞かせるような気持ちで録音しました。

初めて編集していただいた朗読を聞いた時に、私の声に素敵な効果音楽がついていて本当に嬉しくて、顔がニヤケてしまったのを今でも覚えています。
本当に素敵な機会をいただけたほわちょこさんには感謝しかないです。ありがとうございます。

さて、そんな私が読んだ朗読。お聞き苦しい点も多々あるかと思うのですが、子どもたちに読み聞かせをするような気持ちで、沢山の作品を読ませていただきました。また、これがきっかけで朗読させていただいた作家さんの他の作品も気になるな、読んでみようかな。と少しでも思ってくださる方がいたら嬉しいです。

そんな私の作品を聞いてくださった方本当にありがとうございます。心から感謝します。
そして、もしまだ聞いたことないよという方はお時間ありましたら聞いていただければ幸いです。

○今後挑戦したいことなどをお教えください!

また朗読をやってみたいな。と言う気持ちになりました。また、読み聞かせなんかもやっていけたらなぁと言う風に勝手に思っております。
さらには、演劇はするのも、見るのも大好きなので、なかなか舞台に立つことができないご時世ではありますが、またお芝居もしたいなぁと思っております。

あ!あとダンスですね!!大好きで...笑
そんな感じでなんでもアクティブに私なんて...とか、できないかも、とかマイナスに考えるのではなくやってみてダメだったらその後考えよう!ぐらいのスタンスでいろいろな事に挑戦していきたいと思います!

☆星野ももさん朗読の作品☆
新美南吉 作『デンデンムシノカナシミ』
新美南吉 作『一年生達とひよめ』
宮沢賢治 作『注文の多い料理店』

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