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2022.5.3 VIVA LA ROCK@さいたまスーパーアリーナ

初ビバラロック行ってきました。
チケット完売の日なのもあってか人の量は多かったですが、コロナ禍大型フェスの定番と化した事前登録・検温・消毒チェックは漏れなく行われており、客の立ち位置指定も欠かさないし誘導等にも念入りにスタッフの人数を割いている印象でした。そして専用アプリが大変使いやすくて感動しました。たまアリ自体が初体験なので、階層の分かりやすい良く出来たMAPで助かりました。
ただ今回のメインはCAVE STAGEだったので、そちらへ行くために一旦アリーナを通らなければならない構造だけがやや面倒で不満と言えば不満かも。
アリーナのアクトの方はどうせ殆ど人混みで見えないだろうと思い、スタンディングエリア入場待機の長蛇の列を横目に、スタンド自由席でまったりモニター観覧してました。席取りは不可でしたが席での飲食はOKなので過ごしやすく、子連れもよく見かけましたね。

■見た順

Helsinki Lambda Club 
SiM (3曲くらい)
w.o.d. 
coldrain (後半) 
MAN WITH A MISSION
10-FEET
Dragon Ash

■特に楽しめたところ感想

Helsinki Lambda Club 
7年ぶりのビバラ出場とのこと。ちなみに私がファンになってからはもうすぐ5年になる大好きなバンドです。
期待感に満ちた出だしの『ミツビシ・マキアート』で開始を告げ、『何とかしなくちゃ』は冒頭からいきなり始まる早いテンポの歌でタイトルそのままにはっとしたり浮かれたりのソワソワ気分を味わえるし、途中にドリームポップ色の強い『引っ越し』を挟んで艶のあるツインギターのハーモニーを聴かせてもらえたし、『Skin』と『ロックンロール・プランクスター』は毎回サビを合唱(※口パクで)しつつ拳を振り上げずにはいられない。どこまでも広がり続けるような『午時葵』の壮大さに圧倒的充足感が膨れ上がったまま、最後は『宵山ミラーボール』で興奮の頂点を迎えて〆。
フェスらしく盛り上がる曲多めのセトリと、緩急自在な流れが気持ち良すぎる30分でした。

w.o.d. 
今年になってから急激にハマって、ライブ観覧は3回目になるw.o.d.。今回初めてリハから見てみたところ、開始時刻の10分も前にサラッと終えられてしまいなんという仕事のできる人達オーラ…、などと戦いてたら1曲目に『イカロス』。頭から地響きのような轟音全開。最初からクライマックス。これはもう全力で客の息の根を止めに来てると思いました。普通にノッてたら案の定ストレートネック気味の首が早速痛くなる気配がしたので慌ててリズムを取る体の部位を少しずらしてみたり。ビバラのサイトに上がってるライブ写真のサイトウさんも完全に人を射殺す時の目をしてますしね。うっかり目が合っちゃった人は相当な数が射殺されてますよね絶対。

『Fullface』『Mayday』と立て続けにぶち上がって『1994』ではストレートなノスタルジーを爽やかに噛み締め、『踊る阿呆~』『Kill your idols~』で散々踊らされて〆は最新曲の『バニラ・スカイ』。澄んだメロディなのにまるで夢の中遠くで聴こえるチャイムの音色のようにひずんで鳴り響くギターのイントロに聴き惚れながら、この美しい曲に浸っていたらあっという間の30分が終わりを告げました。

余談ですが、w.o.d.の少し前に昼食挟みながら会場で売ってた999.9を飲んだのは割と正解だったかも。今後も可能なら先に多少酔って緊張を解しておくのはありかも知れないなんて思いました。もちろんスタンディングでふらついたりしない程度にですが。素面で挑むにはしばしば命の危険を感じるバンド(褒めてます)。

coldrain 
2018のアラバキ以来。あの時はすぐ目の前で盛大なサークルが発生して、砂埃を巻き上げる勢いに面食らいながら必死で見てたけど、今回はモッシュやダイブもなく、屋内とはいえ音楽フェスの空気自体が以前と比べてだいぶ大人しくなったのを改めて実感させられました。でもライブパフォーマンスは変わらず熱いし最高にクールでしたね。出来れば通して見たかったな。

MAN WITH A MISSION 
こちらも2018のアラバキ以来。初っ端から『FLY AGAIN』で、レーザー交差しまくりのド派手なライティングと相まって最高潮に盛り上げてました。マンウィズはアリーナがとてもよく似合いますね。
途中で狼達の中に1人だけ人間が混ざって歌ってるので、まさか遂に狼の面を脱いだメンバーが!?…などと一瞬思ったけど、後で調べたら10-FEETのボーカルがゲストしてました。
個人的には『Raise your flag』がダントツに好きなので、今回は聴けなくて残念。

10-FEET
生は初見。よく通る歌声と旺盛なサービス精神でシンプルに楽しませて貰えるステージでした。3ピースの骨太な演奏もしっかり堪能できたし、光のウェーブ綺麗でしたね。
MCではなぜか会場に幾つもぶら下がっているビバラ定番オブジェらしき巨大な白い人形について語り始め、あれを見てるとニルヴァーナの『IN UTERO』ジャケを思い出す…なんて呟いたと思ったら、あまりにも反応が薄かったせいなのか「これもしかして滑ってんちゃう?!」とセルフフォローに走られてましたが、すみません客席で1人でウケてました。でもそんなには似てないと思うな。

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