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金沢の水辺ツーリズムは、熱い

こんにちは、金沢に移住した越後です。
移住先の地では人、飯、芸術、歴史とさまざまな魅力に出会いましたが、中でも用水には抜群にハマり、NPOを共同で立ち上げるに至りました。

https://www.instagram.com/yousui.kanazawa/

なんせ約50本用水がある街ですので、ひたすら歩き、写真を撮り、人に話を聞き、友達を増やす活動をしていました。そして縁あって今年度は市役所の歴史都市推進課(めちゃめちゃいい名前じゃないですか)のみなさんとご一緒にツアーを作っていくプロジェクトを始めました。

いいビジュじゃないですか

実はすでにもう2回実施していて、1回目は路上園芸学会の村田さんをお招きして、金沢の街に住む人々が用水とどう暮らしているかを、家庭菜園やガーデニングを観察しながら知るツアーを行いました。
実は用水の水を汲んで花に水をやるお家は多く、用水沿いの植生の豊かさは素晴らしく、季節によっても楽しめるエンドコンテンツなんですよね。

第一回のフライヤーより
街のガーデニングの達人による指導
用水のビニール屋根の端からヌッて出る苔フレンズ

大人数で街を歩きながら、ひたすら人の家のガーデニングを褒めちぎり、写真を撮り、みんなでシェアをする大変素敵な会になりましたが、熱中しすぎて最終的に3時間も歩いて回りました。
この日以降、用水沿いのガーデニングが気になって仕方ありません。

第二回目はついこの間(2022年10月27日時点)実施されまして、歴史都市推進課の、我々が勝手にレジェンド、賢者と呼んでいる方にお越しいただき、市役所バックアップのもと、なんと水を止め、用水の底を歩き、ゴミを拾うツアーを行いました。

フライヤーから
ゴミ拾いセットを持って歩く参加者たち
市役所の賢者の解説を聞きながらゴミを拾う参加者たち
このあと腰に来る参加者たち

前回にも増して大人数で臨んだ2回目は、市役所が何十年もかけて歩くための道を整備してくれた鞍月用水の「うるおいの道」を舞台に、歴史的な背景だけでなく、市役所ならではの、街の人々とどのようにつくったかのお話を伺いながら、用水の中に入れるアスレチックなツアーとなりました。

なぜか多い陶器の破片を見つめながら、整備された年代ごとに趣が異なる用水を眺め、実はハイテク技術を使って管理された水門や、行政の視点ならではの住民の生活を守りながら整備された経緯など、街中どまんなかを走る用水なだけに、胸熱なお話ばかりでした。


結構取れたゴミ


うきうき

明日のあなたに、よき用水ライフを!

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