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コロナ禍超え4年ぶりの海外

 無風、晴天。新千歳空港を出発し、7時間半ほどでバンコク・スワンナプーム空港に到着。夕日の美しさに目を奪われました。

 
 日本を離れるのは4年ぶり。コロナが蔓延する直前の2019年~20年、フィリピン・セブ島で年越しして以来です。当時、中国で新型の肺炎が流行し始めたというニュースは流れていましたが、海外旅行が何年もできない状況が続くなんて想像できませんでした。

 国内線に乗り換え、一路チェンマイへ。以前に利用したドンムアン空港よりも格段に広く、空港内を走る列車を使って乗り継ぎました。



 同じ便に乗り継ぐ老夫婦が、新聞記者時代の先輩のご両親であることが分かり、食事をご馳走していただいたお礼に、ホテルまでのタクシーを手配しました。お父様は86歳で、現地の言葉はしゃべれないけど、コロナ前から毎冬を東南アジアで過ごしているとのこと。80代後半まで海外旅行を楽しめるなんて理想的!
 
 滞在先に到着したのは夜遅く。思ったより広く、綺麗な部屋でひと安心しました。

 浴槽はなく、ウォシュレットも付いていませんが、月1万バーツ(4万1千円)ほどで、2人が暮らせる部屋が借りられるのは安いと思います。


狭いけど、ベランダも。洗濯物もここで乾かせそうです。


 自分はこの日まで、ウィズコロナ時代の海外渡航のスタートだと考えていましたが、国際線では、満席の機内で外国人の子供から大人までがマスクをせずにくしゃみを繰り返しているし、タイへの入国時もワクチン接種について聞かれたり、調べられたりすることはないし、世界は一気にアフターコロナに入っているような印象を受けました。

 そんな検証も重ねながら、約2か月間の東南アジア生活、いよいよ始まります。

1月14日訂正

 ウォシュレットが付いていないと書きましたが、正確な表現ではありませんでした。トイレには「ウォーターガン」と呼ばれる手動式の尻洗い機が設置されていて、タイではガンでお尻を洗った後、パンツをはいて自然乾燥させる人が多いとのこと。自分は落ち着かないので、仕上げにトイレットペーパーを少量使うようにしています。トイレットペーパーを大量に流すと詰まることが多いそうですが、ウォーターガンがあるおかげで心配は不要。ウォシュレットに比べ、上手く当てないと水が飛び散りやすい欠点はあるものの、状態を目視できるため清潔に保てる、便器の清掃に使える、といった利点もあり、便利な代物です。

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