こんにちは、福岡でポケカをやっている”てっちゃん”と申します。

普段はロスト系統のデッキを好んで使用している私ですが、シティリーグ最終シーズン、あいにくポイントも溜まっておらず、何もかかっていなかったということでいつもと違うデッキで挑もうと約2週間集中してパオジアンの調整を行いました。
今回優勝出来なかったので満足いく結果とはいきませんでしたが、その後の自主大会でも安定して結果を残すことができたため、せっかくなので調整の過程と採用カードに関する解説についてまとめようと思い、本noteの作成をしております。
ぜひ読んでいただけると幸いです。

本編に入る前に、久しぶりにnoteを書くため初めて私のことを知った方もいると思うので一応自己紹介をしておきます。
主にリモートで練習をしており、リアルのイベントでは福岡の中規模自主大会メインで活動を行っております。練習環境には恵まれており、リアル・リモート共にWCS参加者やCSPランキング上位のメンバーと練習をさせていただいているおかげで日々学びのある練習をさせてもらっています。（かくいう私はなかなか公式大会では結果は残せていませんが・・・）

さて、前置きはこれくらいにして本編に入っていきたいと思います。
まずは使用したパオジアンの戦績についてご紹介します。
シティリーグ（63名）：準優勝
もりののろい杯 （83名）：best16
むしのしらせ杯 （76名）：準優勝
筑豊バトルパレス （63名）：準優勝

パワーがあり使ってて楽しいデッキですので、ぜひ解説を読んで使ってみてください！

基本的なコンセプト

最新弾スノーハザードに収録されたパオジアンexは特性、技ともに優秀なものを持っています。バトル場にいるだけで山から毎ターン水エネルギーを2枚ハンドに持ってくるという破格の性能で、たっぷりバケツを失い勢いがなくなった水デッキに対して救世主となる存在です。さらに、このカードと相性の良い壊れ特性"きょくていおん"を持つセグレイブも一緒に収録されました。
はじめてみたときに、このデッキは次の環境の覇権をとる、と思ったものです。
ただふたを開けてみるとやはり「メインのシステムが2進化であること」をはじめ、「雪道＋ハンド干渉に弱い」とか「手札が細くなりやすい」といった課題を抱え、環境トップのロストやサーナイトデッキに対してそこまで有利を取れずTier2くらいの立ち位置となっていました。
しかしながら、パルキアVstarをはじめ水タイプには優秀なカードが多く、パオジアンのワンパン性能や月光手裏剣による相手の下振れを許さない動きは強く、環境デッキに対する回答さえ用意してあげれば立ち位置は決して悪くないと考え、今回シティリーグにて使用することに決めました。

マッチアップ

大会当日のマッチアップは以下の通りです。
＜シティリーグ 63名＞
予選スイスドロー
1: ルギア 〇
2: サーナイト 〇
3: ディンルー 〇 　 
4: ロストカイオーガ 〇
5: ミライドン 〇 
決勝トナメ
1: パオジアン 〇
2: サーナイト 〇
3: サーナイト × (準優勝)

＜もりののろい杯＞
予選スイスドロー
1: ロスギラ 〇
2: アルセバレット 〇 
3: ロスリザ 〇
4: ロスギラ ×
5: ゼラオラ 〇
決勝トナメ
1: ルギア × (best16)

＜むしのしらせ杯＞
予選スイスドロー
1: パオジアン 〇
2: サーナイト 〇 
3: サーナイト 〇
4: インテウーラ 〇
5: ロストカイオーガ 〇
決勝トナメ
1: インテウーラ 〇
2: サーナイト 〇
3: ロストカイオーガ 〇
4: パオジアン × (準優勝)

＜筑豊バトルパレス＞
予選スイスドロー
1: ロスバレ 〇
2: ロスヌメ 〇 
3: パオジアン 〇
4: サーナイト 〇
5: ミュウ 〇
決勝トナメ
1: サーナイト 〇
2: ミュウ 〇
3: アルセ × (準優勝)

Totalの戦績　26勝5敗
勝率 84%

全体としてかなり勝率は高めとなっています。
デッキの性質上イージーウィンも狙えるデッキであり、実際そういうゲームも複数ありました。
このことからJCSという長期戦において良い選択のひとつなのではないかと思います。

ここまで読んで頂きありがとうございました。
ここからは有料部分とさせていただきます。
有料部分ではシティリーグでの使用リスト及びそこから改良していったリストの解説と不採用カードの説明、対面ごとの立ち回りについて解説していきたいと思います。
JCSに出場される方の参考になれればと思い、検討の過程をなるべく記載するようにしましたのでぜひご購読いただけると大変うれしく思います。