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【HR×Tech】人事担当者がTechを学んだらメリットしかなかった! 未経験から業務効率化アプリを作成し、社内で“できる人認定”された軌跡

この受講者の声シリーズでは、Teh0の受講を通じてどんなことが身につくのか、どんなメンバーが集まっているコミュニティなのかをお伝えします。
今回ご紹介するのは、IT企業で人材開発室の室長として勤務されている大西さんです。採用活動の中で、情報系の学生に熱く語られても内容の意味が分からないなど、ITの知識なく技術系を採用することに人事として悩むことが多かったそうです。そのような中で、2022年9月に3期生として受講するも挫折、さらに2023年6月に6期生としてリベンジ受講された大西さん。Tech0での学びは、採用業務の悩みを解決してくれるだけでなく、あらゆる場面でプラスになったお話をお伺いしました。

お話を聞かせて頂いた受講者

大西美穂子さん:Tech0 6期生。IT企業の人材開発室にて採用、育成、組織風土改革に従事。

💡この記事はこんな人におすすめ💡

・プログラミングに興味はあるが、一から学ぶことにハードルを感じている方
・Tech0を受講することで、具体的に何ができるようになるか知りたい方
・Tech0ではどんなことを学べるか、どんなコミュニティであるのかを知りたい方



現場を知らない人事担当者の悩み
Techの世界に飛び込むことを決意!

ーーTech0を2回受講されていますが、まずは1回目の3期生として受講された理由をお聞かせください。

大西さん:プログラミングの知識がゼロだったので、もっと現場のことを理解したいという思いから受講を決めました。
採用でジョブ型雇用が進み、“インフラエンジニア”や” “QAエンジニア”など業務内容が分からない職種が出てきて職種の向き不向きの見極めが難しく、自分が経験したことのない職種とのマッチングが難しいと感じました。面談で情報系の学生が熱く語っても内容が分からないですし、これは未経験の人が人事をやってはいけない時代に入ってきたと思いました。そこで、「もっと現場を理解したい、そうだ、自分がエンジニアになってみたらいいのかな」という思いから受講を決意しました。


採用の膨大な事務作業を自動化!
エンジニア未経験から1年で課題解決ができるようになった!

ーー業務で活かせるプロジェクトをスタートされたと伺いました。達成されたプロジェクトついてお聞かせください。

大西さん:Python※1を学んで、業務効率化をテーマにした講義が始まり、チームでwebアプリを作成するワークの中で、「業務の効率化をしたいけど、どうやったらいいかわからない。でも悩んでいる。」と話したら、「それやろうよ!」と言ってくれて、プロジェクトが始まりました※2。しかしいざ始まったら、「まずは毎日のどういう業務が大変なのか説明してほしい。」と言われ、業務の悩みを言語化するところに躓きました。今思えば、ITでいう要件定義なのですが、当時のわたしはそう言われて固まってしまいました。
そこで採用の業務内容を図に起こして、チームメンバーに説明しました。毎年1000人近い学生に対して、会社説明会の案内、1次選考の案内、2次選考の案内、合否通知の連絡など、採用にかかる全てのやり取りを手作業で行っていることを伝えました。この膨大な手作業の業務を効率化するため当時はChatGPTもない中、ひたすらネット検索をして解決方法を探し出してくれました。その時に学んだことは「先に解決したい課題を明確にしないと解決策を見つけられない」ということでした。課題を明確にできたことで、翌週にはチームメンバーが解決案を持ち寄ってくれて、ワクワクしたことを覚えています!業務を自動化するプロジェクトを達成したことで人的ミスがなくなって、付加価値の高い業務に時間を使えるようになったので、本来注力したかった面接の時間も多く取れるようにもなりました。

手作業で対応していた採用メールのやり取りを自動化した図

※1 Python:オープンソースのプログラミング言語の一つで、初心者であっても学習しやすいことが特徴です。Webアプリ開発やAI分野などで活用されています
※2 現在のカリキュラムでは業務効率化を目的とした内容は含まれません。

ーープロジェクトを達成されて、ご自身ができるようになったことを教えてください。

大西さん:課題解決を意識できるようになりました。テックって特別なものだと感じていたけれど、自分自身の業務や身近な課題解決にも活用できることが驚きでした。また、自分が今まで手作業していた膨大な業務は、仕事でないことに気づきましたし、仕事の仕方や考え方がガラリと変わりました。今までやっていたからこれからもやる、という発想ではなく、どうやったら業務を効率化できるか?という思考をもてるようになりました。
また人事として社員に寄り添うことができるようになりました。知識ゼロからテックの世界に飛び込んだことで、そもそもどのようなステップで学んでいくか、どんなところに挫折ポイントがあるか、なぜチームワークを大事にしているのかが分かるようになりました。若手社員の悩みに対しても“困っていることがあればまずは言語化しよう”“その業務はもっと効率化できるんじゃない?”“テックは自分でも勉強できるんじゃない?”と自身の経験を通して、挫折エピソードを交えながら話すことができるようになったので、うわべではなく、社員に寄り添うコミュニケーションを取ることができるようになり、若手社員の研修内容のアップデートにもつながりました。


崖っぷちから一転!
Tech0で学んだことで、社内で“できる人認定”された

ーーまわりからの評価はどのように変わりましたか?

大西さん:「大西さんってこんなことができるんだ!!」と期待されるようになりました。Tech0で学んだことを上司にFBしているのですが、毎回興味をもって聞いてくれて、Tech0での学びが社内で活かせる取り組みであることに感動してくれ、社内に共有してくれるようになりました。取締役会で、「社内のDXはどうなっているんだ?」という話になった時に、わたしの上司が「人事の大西が採用業務の効率化やってますよ」と言ったようで、「なんで人事の大西さんがそんなことできるの?!」と驚かれました。そして、気が付いたらわたしは社内で“できる人認定”されていました(笑)。当社はゼロから一を生み出すことが強みで、経営理念に「好奇心と勇気」を掲げているのですが、自分が背中を見せないと社員は動いてくれません。私自身一歩踏み出すことができず長いこと葛藤していましたが、勇気を絞って踏み出していたら意外とおもしろかった。だからこそ、人を巻き込むなら自分が率先してやろう!ということを学びました。

ーーTech0の6期生としてリベンジ受講された理由と今後の抱負をお聞かせください。

大西さん:理由は2つあります。1つ目は“自分の成長のため”です。3期生の時に、採用業務の効率化をプロジェクトとして達成したことで、テックとは無縁だと思っていた自分の業務にも活かせることが目から鱗でした。そして世の中の見方や発想が大きく変わりました。テックを身に付けるとこれからの世の中、あらゆる業務に役立つと確信しています。
2つ目は、“社内にチャレンジや学びの姿勢を見せる”ためです。若手社員にTech0の話をすると、「大西さんが頑張っているなら、僕も頑張ります!大西さんだから、説得力があります!」と言ってもらえることがあって、頑張る姿勢はまわりに与える影響が大きいと身をもって感じています。未経験からテックを学んだことで、見える世界が大きく変わり自分も成長しましたし、学び続ける姿勢を人事として社員に示したいと思い、リベンジ受講することにしました。
次は、「社員が生き生きと働けるように行動を支援」するアプリをつくって、会社を元気にしたいと思っています!いまからワクワクしています!


まとめ

今回はTech0で学んだことで業務改善を行い、社内からより期待されるようになった大西さんにお話を伺いました。
 
Tech0では、本業の業務に活かすためのIT知識を身につけていくだけではなく、キャリアとしての選択肢を広げることも可能です。テクノロジーを駆使してキャリアを変える、日本を変えるというメッセージをもとに活動を続けるTech0では、随時参加する方を募集しています。
 
「ITスキルを学びたいけど、どうしたらいいのかわからない」
「システムを外注しているが、想定していたものと違う」
「新たにDX担当になったけど、何をしたらいいの?」
 
といった悩みを抱えている方は、Tech0のブートキャンプで、ともに学んでいきませんか?
同じような悩みを抱える仲間と一緒に学べる環境は、とても力強いものです。1人ではできなかったことも、仲間がいればモチベーションにも繋がります。少しでも気になった方は、ぜひTech0活動をチェックしてみてください。
 
あなたのご参加を心よりお待ちしております!

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