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【体験レポート】ITスキル0人間が、Tech0のChatGPT使いこなしセミナーを体験してみた!

こんにちは!Tech0 Boot Campの中の人です。今回は、いつもと趣旨を変えて、セミナーに参加して頂いた方に記事を書いて頂きました。率直な意見で書いて頂いていますので、是非読んでみてください!


皆さんは最近のITについてどう考えていますか?
ChatGPTの登場から1年以上が経過し、生成AIはとてつもない速度で私たちの環境に溶け込みましたよね。
しかし、ChatGPTを始めとするITスキルの理解は人それぞれで、業務で活用しているが原理はわからない人や、有用性がそもそもわからない人など、色々だと思います。

かくいう筆者も、ITスキルはほぼ0と言えます…(IT関連業務経験一切なし)今回は最近話題となっている、ITテクノロジー学習サービスを提供している「Tech0」で、ChatGPT使いこなしセミナーが開催されると聞き、実際に参加してみました!

💡この記事を書いた人💡

Webライター:すねお
健康、医療ジャンルを中心に、SEO記事〜インタビューまで様々なコンテンツ制作に対応。医療現場やライター業界にも生成AIが広がり、スキルの必要性を感じて参加しました。ITスキルはまだまだ勉強中です。



1.ビジネス×デジタルが学べるTech0とは

Tech0は、ビジネスとテクノロジーを融合させ、新たな価値を創出可能なテック人材を育成するための場所です。
非エンジニアの方々がゼロからエンジニアリングのスキルに触れ、同じ目標を持つ仲間たちと共に新しい価値を想像し、創造するコミュニティ「Tech0 Boot Camp」を提供しています。
プログラミングの基礎から始め、実践的なコーディングを通じて、「わかる」だけでなく「できる」ようになることで、テクノロジーを事業の核とした事業創出/推進を目指せます。

2.Tech0のChatGPT使いこなしセミナーに参加してみた

会場の様子

今回参加したのは、2024年3月8日に行われた「ChatGPT使いこなしセミナー&ハンズオンアプリ開発体験会」です。このセミナーの以下の目的で参加しました。
● ChatGPTをプログラムコードの観点から原理や特徴を学び、プロンプトエンジニアリングの技術を習得する。
● ハンズオンで議事録アプリ開発を体験し、アプリ開発のイメージを実際に体験する。

ChatGPTやアプリ開発のスキルの重要性については、日ごろから常に考えていることですが、改めて学ぶとなるとハードルはとても高く感じてしまいます。今回のセミナーは、非エンジニア会社員の一人として大きく興味を引く内容ですよね。
また、未経験者向けセミナーということもあり、参加者もChatGPT初心者の方が多かった印象です。年齢は20後半~30代の方が多く、40代くらいの方も何人かいらっしゃいました。皆さん学ぶ意欲が高く、とても参加しやすい空間でした。

「ChatGPT使いこなしセミナー&ハンズオンアプリ開発体験会」

  •  概要
    生成AIとChatGPTへの理解を深めるとともに、そのビジネスへの応用を探求します。ChatGPTをプログラムの観点から原理や特徴を学び、プロンプトエンジニアリングの技術を習得します。また、ハンズオンで議事録アプリ開発を体験し、アプリ開発のイメージを実際に体験できる絶好の機会です。プログラミング未経験者も歓迎!ビジネスとテクノロジーを融合させたプロダクトマネージャーを目指す方に最適なイベントです。

  • プログラム内容
    ①生成AI、ChatGPTの仕組みを理解、ビジネス活用セミナー
    ②ハンズオンアプリ開発

  • 登壇者情報
    ①元リクルート Product Manager ㈱Tech0 岸本耀
    ②ライオン DX担当 Product Manager ㈱Tech0 時久航一

3.プログラム①AI、GPTの仕組みを理解、ビジネス活用セミナー

プログラミング①登壇者 岸本耀氏

プログラム①は生成AI活用セミナーとして、ChatGPTの原理の説明と、プロンプトエンジニアリングについて学びました。
ChatGPTとGPTの違いから、数学的な原理の解説、良質なプロンプトの組み立て方まで、ChatGPTをブラックボックスとして感じていた私には、とてもありがたいお話でした。

印象的な出来事としては、3つあります。
1つ目は、アイスブレイクとして行われた「斜に構えるワーク」です。
これは、一つの物事に対して批判的な意見を議論し、その直後に今度は賛同的な議論を行うものです。
ChatGPTをテーマに行われたワークによって、人それぞれのChatGPTとの活用の仕方、印象が聞けて、とても勉強になりました。
ちなみに私のChatGPTの印象は「0を1にできるのはすごいが、1を100にするのは自分でやった方が早い」です…(笑)

2つ目は、ChatGPTの原理について、「ChatGPTが答えの生成を行うフローに、論理的な証明をする過程は存在していない」ということです。
ChatGPTが答えを生成する時、最も答えとして確率の高い文字列を生成しているに過ぎないという衝撃的な事実を教わりました。
そのため、ChatGPTの答えに確実な正解を求める事自体が、原理上間違っているということです。
また、この原理から入力文によって単語の選択確率をコントロールする意識が、良い出力を得られるために重要であることも学びました。

3つ目のプロンプトエンジニアリングについては、実用的なお話が多く、全体を通して勉強になりました。
一番印象的だったのは、「あなたは○○の専門家です」はプロンプトにおいてマジックワードだということです。
このプロンプトはネットでもかなり有名で、私も半信半疑で使っていましたが、専門家の人に肯定してもらえたのは感動的でした(笑)
他にも、プロンプトエンジニアリングは発展途上であり、ベストプラクティスはないことや、良質なプロンプトを構築するための考え方についても教わり、とても充実した内容でした。
実際のプロンプト例まで配布してもらえたので、今後の業務効率に役立てようと思っています。

4.プログラム②ハンズオンアプリ開発

プログラミング②登壇者 時久航一氏

プログラム②では、実際にChatGPTを活用した議事録アプリの実装をハンズオンで行いました。簡単な流れは次のとおりです。

<ハンズオンアプリ開発の流れ>
1)    Googleドライブより必要ファイルをダウンロード
2)    Google Colab を利用し、入力済みのコードを実行
3)    自分のPCで議事録アプリの実装を行う
a)    文字の書き起こし機能の実装
b)    ChatGPTによる要約機能の実装
※Google Colab :環境構築不要でブラウザから Python を実行できるサービス

Google Colab内図

具体的にはGoogle Colab内ですでに入力されたコードを実行し、一つ一つ動作を積み上げていくイメージでした。

論理的な思考で考えると、コードを実行する順番も納得ができて、何より実行済みタスクが積みあがっていくのが気持ちよかったです。最終的には、音声ファイルから文字起こしと要約が可能な議事録アプリの実装が完了しました!

また、このアプリで利用されている音声認識モデル Whisperは、OpenAIが開発しており、無料で誰でも使用可能だそうです。
文字起こしツールはいらなくなるんですね…

このプログラム②の講義は、正直すべてを理解することは難しかったです。ただ、コードがどの機能に対応しているのか、動作に対するコードを一から教わりながら、実装する流れを体験できたのは、貴重な経験だったと感じています。また、コードの意味を教わることで、プログラミング言語の印象がアラビア語から英語くらいに変わりました(笑)現在はアプリ開発もプロンプトエンジニアリングが主流と聞き、受講前よりもプログラミングが身近になったことは間違いないです。

5.「ChatGPT使いこなしセミナー&ハンズオンアプリ開発体験会」の感想

今回はTech0で行われた「ChatGPT使いこなしセミナー&ハンズオンアプリ開発体験会」に参加しました。
1時間でChatGPTについてここまで深く知れるとは思っておらず、予想外の収穫でした。また、ハンズオンでアプリ開発を体験できたことも貴重な経験だったと感じています。

これからの世界ではIT業界に勤めていなくても、ITやエンジニアスキルが必要になることが予想されます。もしかしたら、すでにITスキルを持っていないことで、遅れをとっているのかもしれません。

今回のセミナーでは、ビジネスにおける活用やエンジニアスキルとの親密度が上がる内容にフォーカスされていて、ビジネスマンとしてITスキルを学びたい私にぴったりでした。
これをきっかけに、周りの人より頭一つ抜け出たビジネスマンになるべく、勉強を続けたいと思います!


6.最後に

以上、如何だったでしょうか?今回は、参加者の方にTech0主催のセミナーの感想を書いて頂きました。
生成AIやプログラムといったITは遠いものではなく、ビジネスマンにとっても重要であり、学ぶと糧になることが伝わったのではないでしょうか?
Tech0では、毎月今回のような初心者向けセミナーを開催しています。Tech0がどんなコミュニティか知りたい人や生成AIの使い方について知りたい人は是非ご参加ください!


【主催】株式会社Tech0(https://tech0-jp.com/)

Tech0は日本に足りていないプロダクトマネージャー養成を目的としたブートキャンプを提供するコミュニティです。
GoogleやAmazonなどのプロダクトファーストな企業が世界をリードしているにも関わらず、日本ではいまだにハードウェアとしてのプロダクトが中心となっています。このモノ思考からコト思考(サービス)への転換をリードするのは、ビジネス(事業創出能力)に加え、テクノロジーも理解した人材=プロダクトマネージャーだと考えています。
この思考のもと、Tech0では、テクノロジーを活用出来るプロダクトマネージャーを育成するサービス「Tech0 BootCamp」を提供しております。

【メディア掲載】

■Forbes Japan

https://forbesjapan.com/articles/detail/51492?internal=nav_bv_1

■Newspicks

https://newspicks.com/news/8010106?ref=index&block=subEyecatch

■CNET

https://japan.cnet.com/article/35199843/

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