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ノート

スタートアップの知財戦略に関わるIPOとM&Aの違い

自分が分科会のオーガナイザーをしているSmips(知的財産マネジメント研究会)で、特許庁のスタートアップ施策(IP BASE、IPAS)についてのセッションが2つありました。

様々な観点に話が広がったので詳しくは上記まとめを見てほしいのですが、本記事では下記の内容について詳しく書いてみたいと思います。

スタートアップが抱える特許訴訟リスク

以前、スタートアップと特許訴訟に関する記事を書いた。

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スタートアップが特許訴訟で死なないためにーー特許クリアランス調査の費用・依頼先・タイミングなど徹底解説

先日こんな記事を書きました。

今回は続きとして、「スタートアップが特許侵害訴訟を受けて死亡しないためにできること」というテーマで書きます。

特許侵害訴訟を受けると死ぬの?

仮に死ななくても泣くほどツライです。

たとえば、前回の記事で紹介した記事では、Exit(M&A)時の買収額が推定価値524億に対して365億と、約160億円(30%)のディスカウントが行われたという推定がされています。

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スタートアップを取り巻く特許侵害訴訟の世知辛い現実

ネットサーフィンしていたら、こんな記事を発見しました。

Azure IP Advantageって何?

Azure IP Advantageの説明動画はこちら(公式動画よりこっちの方がわかりやすかったので)

ざっくり内容を説明すると

・スタートアップ企業は特許侵害訴訟のリスクに侵されている
・マイクロソフトはAzureのユーザーに下記3種類のサポートを提供するよ(一定の条件を満たす必要はある

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Stadiaの特許読んでみたら、発表以上にスゴイ機能が書いてあった【GDC2019・Google】

GoogleがGDC2019(Game Developer Conference 2019)で発表したクラウドゲームプラットフォーム「Stadia」。

・Youtubeのトレーラー映像から5秒でゲーム開始可能
・PC、スマホ、テレビなど様々なデバイスでプレイ可能&一瞬でデバイス切替可能
・ゲームをサクサクプレイしながら、プレイ動画を4K・60FPSで配信可能
・様々なグラフィック表現をリアルタイ

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トヨタの自動車事業は別事業で積み上げた特許の売却資金が元手になった、というスタートアップのピボットに通じる話

先日、ソニー創業期の話を書いたが、日本大企業シリーズ第二弾はトヨタの話を。

世界トップの自動車メーカーとして名高いトヨタ自動車。最近ではソフトバンクと組んでMaaS(Mobility as a Service)に本格参入するなど、IT分野にも大きな影響を与えています。

そんなトヨタですが、実は創業当時の主力ビジネスは自動車ではなく織物機の製造・販売(豊田自動織機)。

「織物機で大きな成功を収

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