メルカリテックリサーチ報告会、講演資料・参加レポート・感想まとめ(2017~)

メルカリのユニークな社内制度の1つ「メルカリテックリサーチ(Mercari Tech Research)」。社員がアプリについての知見を高めるため、「有料アプリの課金額を月1万円までサポート」「海外でのアプリ利用状況を調査するための渡航費・現地通訳費用のサポート」といった羨ましすぎる制度です。

このメルカリテックリサーチ、海外視察に参加した社員が学んできた内容を発表する「メルカリテックリサーチナイト」を定期的に開催しています(社外の人も参加可能。アプリ業界全体の底上げを狙うとともに、社外の人とのディスカッションを通じてさらに学びを深める狙いがあるとのこと)。

今回、第5回となる発表会に参加OKと連絡いただいたので、その予習として参加前に過去4回の発表会内容を整理してみました。第5回の発表会に参加する人、過去の発表会に参加した人、メルカリテックリサーチに興味がある人の参考になれば幸いです。

※見つけた関連情報は随時追加していきます(最終更新:2019/2/10)

0. メルカリテックリサーチ(Mercari Tech Research)とは?

本制度の設立趣旨として、メルカリは下記の内容を掲げています。

メルカリの拠点がある日本・US・UKに限らず、モバイルサービスの進化は世界中で起きており、その情報を常にインプットし続けないと世界で勝つことは難しいと感じてます。
情報だけならば海外メディアの記事を見ることで収集することもできますが、気づきや発見に一番つながるのは「現地でサービスを体験すること」だと思います。世界的なCtoCマーケットプレイスの創造を目指すメルカリのプロデューサーとしてはその思いが一層強くあります。
元記事:世界で勝つために全額負担します。企画者支援制度「Mercari Tech Research」について – mercan(メルカン)

自分はアプリプロデューサーではないですが、7月にタイでGrabを利用して刺激を受け(アプリの便利さ、運転手側の車種や会話内容から判断する普段のライフスタイルなど)、10月には(いまさら感もありますが)深圳でモバイル決済社会を体験してくる予定です。

具体的な支援内容としては、下記が挙げられています。通訳費用まで補助とは実に羨ましいですが、現地の人の利用状況を知ることも重要で、視察効果がより高まると思います。

・海外視察補助
海外視察にかかった費用を補助
いつでも好きな時に行ける
現地通訳費用を補助
1人で行くも複数人で一緒に行くもOK

・国内外のアプリ課金補助
毎月1万円課金補助

ここからは、過去の海外視察参加者の報告会の内容をまとめます。

1. 第1回 中国・韓国・インドネシア

開催日:2017/7/28
テーマ:中国、韓国、インドネシアのアプリ事情
概要:Mercari Tech Research Night Vol.1 中国・韓国・インドネシア

2. 第2回 中国(深セン)・インド(バンガロール)

開催日:2017/10/12
テーマ:深セン、バンガロールのアプリ事情
概要:Mercari Tech Research Night Vol.2 中国(深セン)・インド(バンガロール)

レポート記事まとめ

3. 第3回 中国・エストニア・フィンランド・シンガポール・ニューヨーク

開催日:2018/1/25
テーマ:中国・エストニア・フィンランド・シンガポール・ニューヨークのアプリ事情
概要:Mercari Tech Research Night Vol.3 中国・エストニア・フィンランド・シンガポール・ニューヨーク

レポート記事まとめ

4. 第4回 中国(深セン・上海)・インド(デリー)

開催日:2018/3/26
テーマ:深圳・上海・デリーのアプリ事情
概要:Mercari Tech Research Night Vol.4 深圳・上海・デリーのアプリ事情

レポート記事まとめ

5. 第5回 ドイツ、オランダ、フィンランド、スウェーデン

開催日:2018/9/6
テーマ:ドイツ、オランダ、フィンランド、スウェーデンのアプリ事情
概要:Mercari Tech Research Night Vol.5 ドイツ、オランダ、フィンランド、スウェーデン

レポート記事まとめ

次回開催以降、順次更新していきます。

(twitter:@tech_nomad_

参考:国外のカンファレンス視察報告会も定期的にやってます。


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