DHCP リレーエージェント 仕組み is 何

ネットワークに新規端末(パソコンとか)を追加した際に、下記のTCP/IP情報を自動で割り当てる仕組み

* 指定した範囲内でIPアドレスを動的に割り当てる
* サブネットマスクを割り当てる
* DNSの設定を割り当てる


実際の動き
http://www.ccjc-net.or.jp/~kouza/199805/dhcp2.html

表の補足説明
2. この時点ではクライアントはIPを持たないため、DHCPサーバは同一ネットワーク内にしか送れない。(解決策 = DHCPリレーエージェント)
3. 複数のDHCPサーバが存在する場合、複数のDHCP OFFERメッセージを受け取るので、その中から1つ選ぶ
4. DHCP REQUESTメッセージの要求に答えられない場合は、DHCPサーバは DHCP NAKメッセージを送信します。
クライアントはDHCP REQUESTメッセージの内容に問題があればDHCP DECLINEメッセージを送る

●DHCPリレーエージェント(ルータやL3スイッチに設定する機能)
https://www.infraexpert.com/study/tcpip14.html

DHCP OFFER がサブネットを跨げない問題を解決するのがリレーエージェントです。

背景
DHCPサーバとDHCPクライアントとの通信ではブロードキャストアドレスが使用されるので、DHCPサーバとDHCPクライアントは同じネットワーク(サブネット)にいる必要があります。現在のLANネットワークは多くのサブネットが存在し、サブネットをルータやL3スイッチで分離しています。

機能
DHCPリレーエージェント機能により、DHCPサーバとDHCPクライアントが異なるサブネットに存在してもDHCPクライアントから受信したブロードキャストをユニキャストに変換して、DHCPサーバに転送します。

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