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GitHubリポジトリを使用したFirebase Webページの管理

FirebaseのWebホスティングプロジェクトでWebページを管理し、複数の管理者と共有するには、以下の手順を踏むことが一般的です。これには、GitHubリポジトリを使用してソースファイルを管理し、Firebase CLIを使用してWebページを公開するプロセスが含まれます。

1. GitHubリポジトリの設定

  1. GitHubリポジトリの作成:

    • プロジェクト用のGitHubリポジトリを作成します(まだ存在しない場合)。このリポジトリは、Webページのソースコードを保存し、管理する場所になります。

  2. チームメンバーをコラボレーターとして追加:

    • GitHubリポジトリの設定ページから、チームメンバーをコラボレーターとして追加します。これにより、彼らもリポジトリに変更を加えたり、更新をプッシュしたりできるようになります。

2. ローカルでの作業

  1. リポジトリのクローン:

    • GitHubリポジトリをあなたのローカルシステムにクローンします。これにより、ローカルで作業し、変更を加えることができます。
      git clone <リポジトリのURL>

  2. 変更の加え方:

    • ウェブページのソースを更新し、必要な変更を加えます。

  3. 変更をコミットしてプッシュ:

    • 加えた変更をステージし、コミット後、GitHubリポジトリにプッシュします。
      git add .
      git commit -m "変更内容の説明"
      git push

3. Firebaseでの公開

  1. Firebase CLIのインストール:

    • Firebase CLIがまだインストールされていない場合は、インストールします。これには、Node.jsがシステムにインストールされている必要があります。
      npm install -g firebase-tools

  2. Firebaseプロジェクトへのログイン:

    • Firebase CLIを使用してFirebaseにログインします。
      firebase login

  3. Firebaseプロジェクトの設定:

    • クローンしたリポジトリのディレクトリ内で、Firebaseプロジェクトを初期化または既存のプロジェクトを選択します。
      firebase init

    • ホスティングを選択し、指示に従って設定します。publicディレクトリにビルドされたウェブアプリケーションのディレクトリを指定します。

  4. Firebaseにデプロイ:

    • 変更をFirebase Hostingにデプロイします。
      firebase deploy

4. 他の管理者との共有

  • GitHubリポジトリを通じて、他の管理者とWebページのソースファイルを共有します。彼らはリポジトリにアクセスし、変更を加え、Firebaseにデプロイすることができます。

  • プロジェクトの状態や変更に関しては、GitHubのプルリクエストやイシューを活用してコミュニケーションを取り、一貫性を保ちます。

このプロセスにより、複数の管理者がFirebaseのWebホスティングプロジェクトのWebページのソース


Gitにユーザー名とメールアドレスを設定する

Gitでは、コミットを作成する際に、それを誰が行ったのかを識別するためにユーザー名とメールアドレスが必要です。以下の手順で、Gitにあなたのユーザー名とメールアドレスを設定してください。

Gitにユーザー名とメールアドレスを設定する

  1. ユーザー名を設定する: コマンドラインまたはターミナルで以下のコマンドを実行し、Gitにあなたのユーザー名を設定します。Your Nameには、あなたの名前またはGitHubのユーザー名を入れてください。
    git config --global user.name "Your Name"

  2. メールアドレスを設定する: 次に、以下のコマンドを実行して、あなたのメールアドレスを設定します。you@example.comには、あなたのメールアドレスを入れてください。このメールアドレスはGitHubアカウントに関連付けられているものである必要があります。
    git config --global user.email "you@example.com"

これらのコマンドは、Gitのグローバル設定にあなたの名前とメールアドレスを追加します。これにより、今後Gitを使用してコミットを作成する際に、これらの情報が自動的に使用されます。

設定後のコミット

ユーザー名とメールアドレスを設定した後、再度コミットを試みてください。先ほどのコマンドを再実行します:
git commit -m "add_file"

これで、エラーなくコミットが作成できるはずです。その後、GitHubリポジトリに変更をプッシュすることができます。

git push
この手順で、Gitにユーザー情報を設定し、コミットとプッシュがスムーズに行えるようになります。


PS E:\firebase\testweb\fb-testweb> git commit -m "add_file" On branch main Your branch is up to date with 'origin/main'. nothing to commit, working tree clean

  • On branch main: 現在mainブランチにいることを示しています。

  • Your branch is up to date with 'origin/main'.: mainブランチがリモートのorigin/mainブランチと同期していることを示しています。

  • nothing to commit, working tree clean: 作業ディレクトリに変更がないため、コミットする内容がないことを示しています。

このメッセージが表示される理由はいくつか考えられますが、主な原因としては以下のものがあります:

  1. 変更がステージングされていない: あなたが変更を加えたにもかかわらず、それらの変更をgit addコマンドを使ってステージング(コミットに含めるために選択)していない場合があります。しかし、あなたのケースではgit add .を実行しているため、これは当てはまらないようです。

  2. 変更がない: 本当に作業ディレクトリに変更がない、つまり変更、追加、削除されたファイルがない場合です。ファイルを編集したと思っていても、実際には保存されていないか、または別のディレクトリで作業している可能性があります。

  3. 変更が.gitignoreによって無視されている: 加えた変更が.gitignoreファイルによって無視されている場合、これらの変更はGitによって検出されません。git add .コマンドを実行しても、無視されたファイルはステージングされません。

もし変更を加えたつもりでこのメッセージが表示される場合は、以下を確認してください:

  • 変更を正しく保存したか、また正しいディレクトリで作業しているか

  • .gitignoreファイルを確認し、意図せずに重要なファイルが無視されていないかチェックしてください。

  • git statusコマンドを使って、現在のステータスを再確認してください。これにより、ステージングされている変更、されていない変更、無視されているファイルなどが表示されます。


PS E:\firebase\testweb\fb-testweb> git push
To https://github.com/xxxxx/fb-yyyyy
! [rejected] main -> main (fetch first)
error: failed to push some refs to 'https://github.com/xxxxx/fb-yyyyy'
hint: Updates were rejected because the remote contains work that you do
hint: not have locally. This is usually caused by another repository pushing
hint: to the same ref. You may want to first integrate the remote changes
hint: (e.g., 'git pull ...') before pushing again.
hint: See the 'Note about fast-forwards' in 'git push --help' for details.

このエラーメッセージは、リモートリポジトリにある変更がローカルリポジトリにないため、あなたのローカルの変更をプッシュできないことを示しています。つまり、他の誰かがあなたがプッシュしようとしているブランチに対して変更を加え、それをリモートリポジトリに既にプッシュしている状況です。この問題を解決するためには、まずリモートの変更をローカルブランチに統合(マージまたはリベース)し、その後で再度プッシュを試みる必要があります。

リモートの変更を取り込む

  1. リモートの変更をフェッチする
    git fetch origin

  2. リモートの変更をマージする:

    • 現在mainブランチにいることを確認し、リモートのmainブランチからの変更をマージします。
      git merge origin/main

    • このコマンドは、リモートのmainブランチからの変更を現在のローカルブランチにマージします。または、リベースを使用するオプションもあります(これにより、あなたのローカルの変更がリモートの変更の上に再適用されます):
      git rebase origin/main

コンフリクトの解決

  • マージまたはリベースのプロセス中にコンフリクト(衝突)が発生する場合があります。これは、同じファイルの同じ部分が異なる方法で変更されている場合に起こります。コンフリクトが発生した場合は、指示に従って手動で解決し、解決後にコミットします。

変更をプッシュする

  • リモートの変更をローカルに統合し、必要なコンフリクトを解決した後、再度プッシュを試みます。
    git rebase origin/main

これにより、あなたのローカルの変更をリモートリポジトリにプッシュすることができるはずです。リモートリポジトリの変更を常にローカルに取り込んでから変更をプッシュすることは、チームで作業する際の良い習慣です。


「Everything up-to-date」というメッセージは、GitHubのリポジトリに対してgit push origin mainコマンドを実行した結果、ローカルのmainブランチにリモートのmainブランチ(GitHub上のリポジトリ)へプッシュするための新しい変更がないことを示しています。つまり、あなたがローカルで行ったコミットはすでにリモートリポジトリに存在し、リモートとローカルの両方のmainブランチが同期している状態です。
このメッセージが表示される主な理由は以下の通りです:

  1. ローカルでの新しいコミットがない: ローカルのmainブランチに、以前にプッシュした後に新たに加えられたコミットがない場合。

  2. ローカルの変更がステージングまたはコミットされていない: ローカルでファイルを変更したが、それらの変更をgit addgit commitを使ってコミットに含めていない場合。

このメッセージ自体は、GitHubのリポジトリに新たな更新ファイルがアップロードされたことを意味するものではありません。むしろ、現在のローカルブランチとリモートブランチがすでに同期している状態であり、プッシュするための新たな変更がないことを示しています。
ローカルで変更を加えてそれをGitHubにアップロードしたい場合は、以下の手順を確認してください:

  1. 変更をステージングする:
    git add .

  2. 変更をコミットする:
    git commit -m "変更に関する説明"

  3. 変更をプッシュする
    git push origin main

このコマンドを再度実行することで、新たにコミットされた変更がGitHubのリポジトリにプッシュされます。

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