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【メンターインタビュー】「始まりは身近な負の解消」 小6で初アプリケーションを作ったエンジニアに話を聞いてみた 〜TechTrainメンター#4 玉木英嗣〜

TechTrainで活躍する社会人エンジニアメンターのインタビューを掲載しています。4人目はLINE株式会社にて、コミュニケーションアプリ「LINE」のAndroidアプリの開発に従事している玉木さんにインタビューをしました。

小学校6年生の頃からプログラミングを始めた玉木さんに「プログラミングを始めたきっかけ」「趣味からエンジニアとして働くことを意識し始めたタイミング」「今後どんなエンジニアになっていきたいか」などを聞いてみました。

**■氏名

玉木 英嗣(たまき ひでつぐ)さん**

画像1

**■所属

LINE株式会社

■経歴
幼稚園の頃からPCに触れ始め、小学校6年生の時に初めてアプリケーションを作成。Androidアプリは2011年頃から作り始める。現在、コミュニケーションアプリ「LINE」 Android開発を担当。好きな言語はKotlin,Java,C#。**

■インタビュー内容

Q.小学校6年生の時に何がきっかけでプログラミングを始めたのですか?

2007年頃、使用していたPCがあまり調子が良くなく、Wifiに繋げている時に突然接続が切れてしまうことが頻繁にありました。Wifiを再接続すると直るのですが、母親はPCの操作が苦手だったのでその操作ができず、自動で再接続を試みるアプリケーションを作ったことがプログラミングを始めたきっかけでした。まさに身近な課題解決から入っていきました。

Q.プログラミングに飽きたり、辛いと思ったことはなかったですか?

飽きたり辛いと思ったことは一度もありません。私がプログラミングをする際、「欲しいものを作る」ことが根底があります。なので、いつも楽しいです。「作らなければならない」という意識に追われることが一切ないので、ストレスも感じません。入口としては、プログラミングは身近で解決したいことや自分が好きなものを形にするための手段として、出来上がるまでの過程を楽しむほうが長続きすると思います。

Q.趣味からエンジニアとして働くことを意識し始めたタイミングはいつですか?

中学校3年生の頃には「エンジニアになりたいな。」と思っていました。気づいたら中学校・高校生の頃にはどっぷりプログラミングにはまって、アプリをリリースしたり、リリースしたアプリを収益化したり様々な経験をしました。当時の経験から、自分は「この道で生きていきたい」と意識し始めましたが、鮮明に強くなっていったのが大学1年生の冬から始めた企業でのインターンを経験してからでした。企業では、サービスを使ってくれるユーザーの方々がいて、ユーザーの方々からお金をもらう限りプロフェッショナルな仕事をすることは当たり前であることに身を以て気付かされました。技術を楽しむだけでなく、プロとして技術を扱うことを意識するようになりました。

Q実際に今エンジニアとして働いてみて、ギャップはありますか?

ギャップは全く感じていません。自分のやりたいことができていますし、理想の働き方ができています。今の仕事内容ですが、2011年に生まれた、歴史のある自社サービスのリファクタリングをしています。国内で月間7900万人の方に使ってもらっているサービスなので、常に緊張感や責任感を持って仕事に取り組んでいます。新しい機能を追加する時も技術的に難易度が高いことに挑戦ができる環境にいるので、高いハードルを目の前にして日々楽しんでいます。

Q.今後どんなエンジニアになっていきたいですか?

将来はエバンジェリストになりたいと思っています。自社製品や好きな技術の面白さ・楽しさの指南ができるような存在になっていきたいです。目指す姿に向けて今は、「エンジニアとしてスキがない」「Android技術の第一人となる」ために知識を蓄えています。蓄えた知識は社内勉強会や外部のイベントで発信するようにもしています。私が得てきた技術を世の中の人に伝えて、「知らない」から「興味を持つ」そして「○○をしたい」「こうなりたい」となる応援ができたらと思っています。その一環としてTechTrainのメンターもやっています。

Q.最後にTechTrainメンターとして一言お願いします!

メンターから技術や知識を盗めるだけ盗んでください。周囲からアドバイスをたくさんもらって糧にする人の方が圧倒的に成長が早いです。「こんなこと聞いていいのかな」と気構える必要は一切なく、まず詳しい人に聞いてみることから始めてみてもよいのではないでしょうか。TechTrainのメンターは教えることが好きな人が多いと思いますし、どんな質問も親切に回答してくれるはずです。プロのエンジニアを目指す方は、明日と言わず今、一歩踏み出してみてください。

幼少期から現在まで変わらぬ技術愛や、次世代エンジニアを育てていくことへの情熱に溢れる玉木さん。TechTrainメンターに玉木さんがいることが大変心強く感じられたインタビュー時間でした。

・「エンジニアとしての就職や転職を目指している」
・「仕事内容を詳しく聞いてみたい」
・「コードレビューをして欲しい」
・「キャリアの相談がしたい」

そんな方は、ぜひ一度TechTrainをお試しください。玉木さんのようなメンターはじめ、30社60名を超えるメンターが皆さんのお悩みを解決し、プロのエンジニアになる応援をします。

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