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L#4 物流の今、あなたはお客様ではありません!!😨

※今回はnoteに原稿を書かずに収録しています。30分超の長編番組になりました(汗
 初めて録音を別アプリで行い編集しました。編集保存時にピコピコノイズが入り耳障りな番組で申し訳ないです。次回はならないように改善します。

挨拶

お疲れ様です。techieチャンネルのお時間です。
今日は他の配信者さんの投稿でいい着眼点だなぁと思う内容があったので、関連トークをしていきたいと思います。
私の配信に「いいね!」をしてくれたぺこパンさんという方がいらっしゃるのですが、要約すると『ポスト投函された不在通知に着目し配達員さんを思いやる事が必要だから、こうしたらいいよ!』という内容です。
来年からは2024年問題で今まで以上に商品が届くまで時間を要するようになってきます。人材不足も厳しい業界です。そんな輸送の今について少し耳を傾けてみて下さい。

本題

不在通知は仕方ない

・出荷人から出荷済みの連絡(追跡番号の通知)が無い
・クラウドファンディングで発送時期が分からない

再配達の制限

3回→2回

保管期限

通常 配達店到着後1周間、10日を過ぎると無いかもよ?

受取人の電話番号記載不要を広めるメルカリに白目…。

「営業所・止め」がお得!?(安易な利用には要注意)

個人のお届け先で大型商品は営業所・止めとなる

いち早く引取りに来て欲しい。

ゴミを置いて帰らないで!!それ不法投棄ですよ?

引き取りに来ず倉庫代わりにして連絡取れない困る荷主
運送会社に置いてあるから…って安全とは限らない。
その理由は?

コンビニ受取りは24時間で素晴らしい(※保管期限3日)

日中は仕事で配達して貰っても受け取れないし…という時にコンビニ受取りはとても便利。またAmazon出品者がちょっと怪しい業者で住所を知られたくない時にも有効?
商品によって「コンビニ受取り不可」で選択出来ない時もあるが、運送会社がヤマト運輸の場合ワンチャン!!コンビニ受取りに変更できる。

家に配達する全てが”宅配”では無いよ

(例)ヤマト運輸 200サイズ、ゆうパック(郵便局) 170サイズ
宅配サイズ以外は時間指定不可!!

置き配(不在置き)指示と「不在置きサービス」

届く物の商品梱包サイズが分かっていて、置き配ボックスや置き配袋などを用意して頂いている場合はとても助かります。併せてインターホンの所に置き配指示の紙やシールが貼ってあると有り難い。
ボックスは場所もとるので『OKIPPA』の袋がオススメ!
無料サポートでも商品盗難補償 5,000円迄
有料サポート加入で商品盗難補償 30,000円迄(料金 100円/30日)

「不在置きサービス」が運送会社で提供されている場合は、
通常運賃に加えてサービス利用料と商品のサイズ・重量・価格に制限があります。利用出来る地域が限られている場合もあり、追加費用もかかるので、地域や生活スタイルに合わせて適切な輸送指示を購入時にして下さいね。


あなたはお客様ではありません。

結構刺激的なタイトルだと思われた方もいらっしゃると思いますがw
届け先の受取人はあくまで荷受け担当者であって運送会社のお客様ではありません。当たり前ですがお客様とは輸送伝票(契約書)を書いてお金を払ってくれる人です。
商品は荷受けをする迄は出荷人様の物となります。
なので、Amazonさんのような大きな倉庫(ロジスティクスセンター)から商品を発送されている場合、運送会社にとってのお客様はAmazonであり
「商品を買った人」も「商品を出品していたお店」もお客様ではありません。
お届けに伺った際、至極当たり前のように「店の奥まで運んで〜」とか「開梱して箱は持ち帰って」とか言う人もいますが、出荷人様より付帯作業の指示や作業費用を頂いていない場合【出来ません!】 
過剰な負担を強いるようであれば「持ち帰ります」と言って配達を中断して帰っていいよ。と言っています。(苦笑
運送会社はこのような事態となった場合、出荷人に状況を説明し、追加の費用を要求したり…連絡を行います。
勿論出荷人側も一旦発送した商品で後からガタガタ言われるのは好みませんので追加料金無しで配達させようとされる所が多いと思いますが、受取人が折れて素直に荷受けをするか、出荷人が追加費用を払うか決まるまで商品は配達されません。
モメた挙げ句商品不要と受取辞退した場合、返送費用は出荷人様の所に請求となります。運送会社に預けたら後は何とかしてくれる…では無いですし、荷受人も発注した限りは荷受け出来る体制を整えて頂きたいと思います。
 
※着払い伝票の場合は受取人様がお客様です。

クロージング

いかがだったでしょうか、注文したら当たり前に商品が届く裏で様々な契約やルールがあり単純な「出荷する さすれば 届く」だけが運送ではないという事が伝わったかと思います。
「仕事」として行っておりますので落ち着いて考えて頂ければ当たり前の事ですが、あまり理解頂けて無いのがサービス業全体の課題です。
助けて下さい。出荷人様・受取人様が少し気遣って下さる事で、他のお客様も配達員自身もとても助かります。
今回も最後まで聴いて下さり有難う御座います。
この話題のきっかけとなったぺこパンさんのエピソードURLは概要欄に記載しておきますので気になった方はそちらから( ̄ー ̄)ニヤリ
(note閲覧の方は記事の最下部にリンクを貼っておきます。)

次回の配信も聴いて頂けると嬉しいです。それではまた。


画像素材:siwasiwaさん(illustAC)

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