見出し画像

s#4 ナビアプリ『COCCHi』登場Pioneer

老舗カーオーディオメーカーPioneerから遂にカーナビアプリ登場!!
その使い勝手は!?

挨拶

お疲れ様です。techieチャンネルのお時間です。
今日は「楽ナビ」でお馴染みカーオーディオメーカーPioneerからAndroidAutoに対応したカーナビアプリ『COCCHi(コッチ)』が登場したので紹介したいと思います。(有料の)基本プランも初月無料という事なので使い比べてみました。
それでは今回もお付き合い宜しくお願い致します。

サービス内容

ユーザー登録

ユーザー登録無しでも利用出来ます。
ユーザー登録する場合は複数方法があり、

  • メールアドレス

  • Google アカウント

  • Apple ID

  • LINEアカウント

  • Yahoo!アカウント

等から都合のいい方法でログイン出来ます。


サインインの種類

料金プラン

「基本プラン」と「無料プラン」があります。

料金プラン比較


ルート検索(候補とか)

「到着が早い」、「コストが安い」、「道幅が広い」の3種類からルート探索方法を指定

車格

無料では「軽・普通車のみ」ですが、基本プランに加入すれば「中型車・大型車・大型特殊」も選択する事が出来るようになります。
「車両情報登録」に情報を登録する事で車両によって通れない道は迂回する案内をする様です。区分としては

  • 「なし」

  • 「普通・中型乗用」

  • 「普通・中型貨物」

  • 「大型(特定中型)乗用」

  • 「大型(特定中型)貨物」

  • 「大型特殊」

有料道路の「料金車種区分」

  • 軽自動車

  • 普通車

  • 中型車

車格を設定する事で車両規制や通り難いルートを避けた案内をしてくれるのかな?と思いました。

アプリの使用感

地図はmapboxが使われています。Yahooマップに似て建物の形まで詳しく表示され見易いと感じました。最大拡大した際は「○丁目□区画」的な所までは表示される感じ。Yahooマップと違い最後の地番までは出てきませんでした。
見慣れた日本のカーナビ表示といった感じ。海外勢のGoogleやAppleマップらしい斬新でモダンなデザインとは違いTheJAPANガラパゴス…
普段のカーナビ表示に慣れている人には最適だと思いました。

スマホ単体でパイオニアカーナビを体感出来るアプリの仕上がり。
AndroidAutoは微妙という結果。

渋滞情報

GoogleMapより情報弱い感が…
利用者数が増えると変わるのかも?だけどプローブのみでは殆ど表示されず、有料の基本プランにしてやっとVICS発表情報が表示された感じ。
しかしVICSの情報遅延は好きではないので、プローブのリアルタイム情報の精度が上がる事を期待したい。
通信機能のあるPioneer製ナビや同アプリの利用者が地元で増えればプローブも情報も良くなるのかな?(東京とか都会で利用者の多い地域人の使用感も聞いてみたいところ)

AndroidAutoはどうか?

  • ディスプレイオーディオ接続の外付けGPSは?
    恐らく何らかの補助は受けてる感じ。しかし、その影響でトンネル侵入時に20m位入り口側にバックする現象が発生し、実際の位置とズレが!!?
    トンネル内分岐を過ぎた後で「ここを右です」なんて言われた日にはたまらんだろうなぁ…と思いました。(地元にそういう場所が無い為未検証)

  • 車速パルスによるトンネル内仮想距離(非GPS)
    機能していません。トンネル侵入前の速度に準じた空想距離のみ

  • 表示は3パターン
    「北を常時上」「ヘディングアップ(進行方向)」「3D(進行方向+斜め)」

3D(進行方向+傾斜)表示
  • 夜間(トンネル含む)の表示は照度下げのみ…
    できれば暗所用の暗転地図が欲しいところ。

  • スマホとの同時表示可!
    AndroidAutoに表示しながら同時にスマホでも表示可能だった。
    右左折する交差点に近づくとスマホアプリは2分割で表示される為、実質3分割表示っぽくなって近未来感(自己満w)

  • 交差点等もAndroidAutoではズームのみ?
    スマホアプリでは2分割表示やホップアップ表示によりカーナビのような演出で案内してくれますが、現時点でAndroidAutoでは地図をズームしていくだけで、複数車線ある場合は若干分かり難さが残っています。


AndroidAutoでは分割表示はされない
スマホでは曲がる交差点で二分割表示
  • 目的地検索が「自宅」「履歴」「お気に入り」と音声検索のみ
    スマホアプリ側では出来るジャンル検索や住所検索が無い!! 前もって行き先をお気に入りに追加しておかないと後述するが検索に難あり。「会社(職場)」も事前登録出来るとタスカル。

  • 「立寄地を削除しますか?」バグ
    行き先検索をすると「立寄地を削除しますか?」が必ずと言っていい程表示される。前回のルート案内を✕マークで終わった後に次の行き先を検索した際に必ず。「立寄地削除」を押すとバグってアプリが落ち、「ルート削除」を押すと次へ進める。


バグ?「立寄地を削除しますか?」
  • 音声検索はダメダメ
    検索そのものは出来るのですが、単語毎に区切って漢字変換しているのか、他県の市町村名が表示されて検索結果0件になる事が多い。

  • 起動が遅い
    灰色背景に「COCCHiが起動しています」の文字表示され、地図が表示されるまで5秒〜20秒待たされる。

  • スマホアプリのメニューにある「駐車場」「ガソスタ」「トイレ」を探すメニューはAndroidAutoには無く…
    現状AndroidAutoが機能限定版になってしまっている為、「AndroidAutoで使いたい為に有料プラン」というのは時期尚早かな?と思った。


広告のウザ度は?

 無料プランでは広告が表示される事がありますが、操作後に画面が切り替わるタイミングで表示される為そこまで鬱陶しくは無いかな?と思いました。
ゲームの広告介入のようにプレイ中に割込み爆音広告をやられると嫌悪しかありませんが、量も普通かな。。。といった感じ。
ただ広告再生中は”待ち”になるので、少しの待ち時間も嫌な人には厳しいかも。

クロージング

以上が老舗メーカーPioneerから登場したカーナビアプリ『COCCHi(コッチ)』のレビューでした。初版としては致命的な不具合も無く見栄えの良いアプリに出来上がっていると思います。
COCCHiの公式サイトを見ると『あなたの行くべき道は、❝こっち❞です。』のキャッチフレーズ…。この言葉は多くのディスプレイオーディオを手にしたユーザーがメーカーさんに逆に言い返したかったのでは?(笑)と突っ込みを入れたくなりましたが、それ以上によく作ってくれた!と感動しました。
個人的にはAndroidAuto対応が有料プラン…という事が解せぬ…感じ。
VICSやオービス等が有料機能なのでAndroidAuto位は無料でいいのでは?と感じました。それかユーザー情報欄にPioneer製ディスプレイオーディオの型番とシリアル番号を設定して認証取れればAndroidAutoの無限使用と基本プラン同等を1年無料とか…同社製品購入者へのサプライズ?的な仕掛けがあっても良かったのでは?と…(汗笑
とりあえず初月無料の期間はしっかり使い込んでみようと思います。(^^)v

追加で気付いた点があればnoteの方に追記しますので、是非そちらも見てやって下さい。アプリの動作画面等、スクショもご覧頂けます。

そう言えば前にYahoo!カーナビについて話した際は多くの方にプレビュー頂き驚いています。結構辛辣なコメントをしましたが、音声検索がバグってて出来ない点は1ヶ月もしない間に改修されましたし、不安定な動作もアップデートで改善の兆しが見えます。信頼性を上げるにはもう少し??と思ってしまう挙動が残っている為、今後に期待。

これからも同様のアプリやサービスのレビューを紹介したいと思います。
参考になったなぁと思ったら励みになるので「いいね!」や「スキ!」のボタンで応援宜しくお願いします。

10月も後半に入りましたね今月も安全第一に頑張っていきましょう!
次回の配信も聴いて頂けると嬉しいです。
それでは…また…。

AndroidAutoで起動出来ない事も2〜3回発生しました

関連サイト

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?