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【エンジニアインターンブログ】目の前にある課題に全力で取り組み技術的成長をTechouseで実現する

野田さん プロフィール
東京大学大学院工学系研究科
学部3年時に授業でプログラミングに触れ、次第にエンジニアリングにのめりこむ。質の高いコードやコンピューターサイエンスの知識を実践的に習得する場として2022年10月よりTechouseのエンジニアインターンに参加。現在は自身で機能開発を行うことに加えて、後輩インターンのサポートにも取り組んでいる。

こんにちは、エンジニアインターンの野田と申します。2022年の10月から、『クラウドハウス労務』のバックエンド開発に携わっています。

今回は、約1年間のインターンで学んだことと、エンジニアとしてこれから目指していきたい方向性についてお話します。
Techouseのエンジニアインターンが気になっている方にとって、少しでも参考になるとうれしいです。


エンジニアインターンを始めたきっかけ

僕は大学三年生の頃にプログラミングを学び始め、主に研究活動やKaggleなどの機械学習コンペのためにコードを書いていました。基本的に一人で開発を行っていたため、常にチーム開発に対する憧れがありました。また、情報系の学科の出身ではないため、プログラミングやコンピュータに関する話題について、気軽に話せる友人がいませんでした。

チーム開発経験やエンジニア仲間を得るために、修士一年の夏頃からエンジニアのインターンを探し始め、その中でTechouse に出会いました。
初めて知る企業でしたが、社長が現役のエンジニアであること、実務を経験できるインターンでエンジニアとして成長できそうな環境で働けそう、などという理由で興味を惹かれたので、参加を申し込みました。

 研修の様子

インターンを始めて最初の一ヶ月は、Ruby on Railsに関する研修を行いました。この研修を通して、webアプリケーションやデータベースに関する基礎知識を習得できました。
研修終了後は『クラウドハウス労務』の開発を担当することになりました。配属初期はテストの作成や、軽微な不具合の修正に取り組み、先輩社員にフィードバックをもらいながら、少しずつチーム開発の進め方を学びました。

Techouseの新卒採用・インターンの詳細は下記記事をご覧ください。

約1年間のインターンで経験したこと

機能開発で得た経験

2023年2月頃から、『クラウドハウス労務』における新機能の開発に関わることになりました。関わり始めたときは、仕事の進め方がよく分からず苦い経験をしたこともあります。

よく覚えているのは、はじめて設計から任せてもらった新機能の開発に携わったときのことです。
この機能は、本来は社内のCSメンバーやユーザーがより楽になるためのものなのですが、自分が当初設計したものは、逆に社内や社外とのコミュニケーションを多くとる必要があるものにしてしまいました。
ある程度形になった段階で機能の内容を上司や先輩社員に相談したところ、『クラウドハウス労務』の全く別の機能を応用するのはどうかというフィードバックをもらいました。なにかほかの機能を応用するという発想が自分にはなかったので驚きましたし、自分の携わっているサービスを機能単体でとらえるのではなく、サービス全体の機能や仕組を理解していることの重要性を学びました。
また、このような経験を経て、いわゆる上流寄りの知識や開発経験の不足に起因する問題を防ごうと考えるようになりました。そして要求仕様書についての本を読んだり、チームメンバーに対して進捗報告や仕様確認の連絡をこまめに行ったりと、認識の齟齬が生じないよう心がけました。その結果、徐々にコツがつかめ、良い段取りでニーズに沿った開発を進められるようになりました。

エンジニアインターン参加当初は機能実装など、自分自身が手を動かす仕事が大部分を占めていましたが、今ではエンジニアインターンの後輩のサポートもするようになりました。今後は、マネジメントについても学んでいきたいという思いが芽生えました。

僕が感じたTechouse のエンジニア文化

最後までやり切る

僕はこれまで上流工程から下流工程まで、広い範囲の仕事を担当させてもらいました。先輩社員からは「Techouseは何でもやることが求められる」と配属当初に聞いていましたが、仕事を進めるにつれ、その言葉の意味を実感することになりました。
何でもやるということは、上流下流にかかわらず全てのフェーズに関与し、ユーザーの求めるものを理解し、仕事を進めて、アウトプットを出すという意味だと理解しています。
正直インターンの自分には荷が重いと感じるような仕事を任されることもありましたが、仕事を進めるにつれ、次第に試行錯誤することも楽しくなり、自信をつけることができました。
また、上流工程、下流工程、どちらを専門とするにしても、両方の仕事を経験すべきだと気づくことができましたし、いくつもの機能開発を通して、どんな形であっても自分の携わったものは完成させる、途中でやめるのではなく最後までやり切ることが大切なのだと学びました。

 技術的な成長を求めれば自分の影響範囲は広がる

技術責任者の山崎が主催するエンジニア向けの勉強会に参加することで、OSやネットワークなど広範な技術領域に対する知識を身につけることができます。勉強会については、こちらの記事を見てみてください。参加するごとに新しい発見があり、勉強したい・勉強すべき領域の幅が広がっていきます。

新卒でなぜ Techouse を選んだのか

エンジニアインターン参加中に、新卒採用の選考へと進み、内定をいただきました。そして、色々悩んだ末に、2024年度新卒として内定を承諾しました。
エンジニアインターンに参加した当初はTechouseへの就職は考えておらず、いわゆるメガベンチャーにひかれていました。当時、周りはみんなメガベンチャーを受けていました。それゆえに情報が多くあり、どういったエンジニア組織なのかイメージしやすく、自分の求める理想的な成長環境を与えてもらえると考えていました。

そんな僕がTechouseに内定承諾を決めた理由は、以下の2つです。

 1.エンジニアの成長にコミットしている環境

勢いのある成長中のベンチャーである一方で、エンジニアの代表や、勉強会を主催する技術責任者の山崎をはじめとした、人としても組織としても強い基盤があり、自分の成長環境として最適な場だと体感したことは大きかったです。大きい組織では関われないような経営に近いメンバーから直接技術を吸収できるのも魅力に感じました。

2.刺激しあえる同期の存在

Techouseには現在、僕の同期でもある2024年度新卒内定者が10名いて、それぞれ必ず得意で尖ったところが1つあります。例えば同じチームで一緒に機能開発をする同期は、コミットの量がほかのインターンに比べても圧倒的に多く、最後の最後まで仕事を終わらせる責任感の強いメンバーです。
また、同日にインターンをはじめた同期は、コミュニケーションをとることに長けていて、開発チームのメンバーだけでなく自分からCSといったビジネスメンバーにも働きかけ、機能開発を推進しています。
ビジネスメンバーの新卒同期であっても、広い視点で仕事を進めていて、エンジニアリングの知識も必要であれば身につけようと努力しています。基本情報技術試験にうかったと聞いたときは驚きました。

他にもそれぞれに強い個性があるのですが、全員に共通しているのは、自分ごととして仕事にコミットしてやり切ることができるマインドと、技術に対する興味関心の幅と深さです。
そんな優秀で、互いに切磋琢磨していけるような人たちが周りにいることで、日々たくさんの刺激を受けていますし、自分も負けていられないと励みになります。

長期的な成長は今の積み重ねによってもたらされる

就職活動の選考面接で「三年後あなたはどうなっていたいですか?」といった、キャリアやライフプランについて質問されたことがあります。僕はその質問に上手く答えることができませんでした。

しっかりとした就活生は、真面目に自己分析をして将来のキャリアや目指すべき姿について、はっきりとした解を持っているようです。しかしながら、自分は解を見出すことができず、就職活動では苦労しました。

それは、長期的な目標や理想像を定めても目の前にあることに取り組んでいった結果、その目標や理想像には到達できないこともあると知っているからだと思います。もちろん目標・理想像を定めることも重要ではありますが、直近の課題に取り組むことを繰り返すという活動スタイルのほうがしっくりきていたので、そもそも就職活動自体と相性が悪かったのかもしれません。

そんな中、Techouseで長期インターンをしました。Techouseは会社の長期的な目標が定まっているうえで、直近の課題も明確であり、インターンでも裁量をもって業務にあたることができます。直近の課題に取り組むことを繰り返すことで、自分が成長していく感覚が得られたことが、Techouseと自分がマッチしていると感じる大きな理由です。

長期的な成長は今の積み重ねによってもたらされます。今目の前にある重要な課題に対して全力で取り組み続ければ、うまくいくと信じています。

そして、Techouse は今現在も取り組むべき仕事で溢れています。三年後の自分の姿は全く想像がつきませんが、今よりもずっと成長していると自分自身に対して期待しています。


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