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「期待はかけても、期待はしない」- 保護者インタビュー #05

テックプログレスに通学する親御様に、通学のきっかけや通学で生まれた変化や成長、ご家庭での子育て方針などを聞くインタビュー企画。
第5弾は、「藤岡聖矢くん(中学1年)」のお母さまにお話を伺いました。
テックプログレスでは毎年、発表会「テックプログレスDAY」にて、普段の授業時の取組み姿勢が最も評価される一人に『最優秀個人賞』を贈っています。
藤岡聖矢くんは昨年の受賞者で、彼のものづくりに対する取組姿勢・思考力・プログラミングスキルは、他の模範とも言える存在になっています。
通学を始めた小学3年生の時は、ごく普通な少年だった彼がいかにして最優秀個人賞を受賞するまでの急成長を遂げたのか、そこにはユニークなお母さんの子育て論がありました。

「ITものづくり教室テックプログレス」とは
愛媛県松山市にあるゲームプログラミングやロボット制御、デザインなど、ITを使った様々なものづくりを学べる小学生・中学生向けの習い事教室です。
3Dプリンター、電子基板、工具セット、ペンタブなど、子どもの好奇心に火がつく設備が充実し、プログラミングのみならず、一人ひとりの興味関心や特性に合わせた「オーダーメイドの授業」が特徴です。
WEBサイト:https://tech-progress.net/


-ゲーム大好きなおしゃべり少年-


最初に来られたのは3年生の夏休みでしたかね?


テレビでたまたま見かけて、場所が近かったんで通えるなと思い、問い合わせしました。本人はあまりどういうことをやるのかわかってなかったと思うんですが、ただ面白そうだし、続くんだったら通わせてみようという感じで来ました。

最初はうちのことをテレビで知って、夏休みのイベントに来てくださったんですね。

そうですね。またちょうど夏休みにゲーム制作会社の見学もあると聞いて、それも楽しく参加させてもらいました!

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株式会社オートクチュールへの職場見学・ゲーム制作体験イベントでの様子(2015年8月)

懐かしいですね。僕の中でせいやは昔から今に至るまで「ゲームばかりやっている少年」というイメージがあるのですが、昔からゲームは好きでよくやってたんですか?

そうですね、ゲームは昔からすごく好きで、お父さんもするし、私も一緒にやってたんですよ。ドンキーコングを教えたのは私なのに、だんだん私より上手くなっちゃって。笑
ゲームをクリアするっていう集中力がすごいなぁと思ってました。だから、こういう(プログラミング系)の向いてるんだろうなって思ってました。

-勉強より、小学生はもっと遊べばいい-


通学はじめてから3年ほど経ちましたが、最近「ここ変わったなぁ」と思う変化はありますか?

元々の性格はあまり変わっていないと思います。
小さい頃から図太いというか、響かない性格です。図太いというのが良いのか悪いのかというと、その時々によると思うのですが…笑
ポキっと折れて仕事ができなくなってしまう人がいますが、うちの子はグニャッとなったとしても折れないから、仕事をしている私の立場から見るとすごいなと思いますね。
先生に怒られても、みんなと同じことができなくても、小さい頃から何事にもあまり動じない子で。
例えば、縄跳びで周りの友達ができてたり、年齢的にみんながもうできていることが自分はできなくても本人は慌てず、動じずで、周りが困っているときに本人は全然困っていないということがありました。そういうところで、繊細なタイプよりも、何を言われても折れない方が仕事に関しては強いのかなと思いますね。

それは確かに、図太いですね。笑
例えば、周りの子が縄跳びができるようになっているのに、自分の子はできていないのを知った時に、お母さんとしては「せいや、頑張りなさい」と言うのか、それとも放っておくのか、どういう対応をされたんですか?

私だったら、「縄跳びできるようになりたい!」と思うと思うのですが、(せいやは)自分じゃないので、こういう子もいるのかなと思って接しています。

「本人が良いのなら、それで良いのではないか」という考え方ですね。

そうですね。「いつかはできるのかな」と思って。3月生まれなので、同い年の子でも4月生まれの子とはまた違うしなぁと考えて、無理にさせようとはしていないです。

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早生まれだから、4月生まれの子に比べると1年遅くたっていいじゃないかと!笑

はい。それでこの子は他の子ができていることをいつになったらできるのだろうと考えて、気づいたら3年生になっていました。笑
3年生のときに担任の先生から「このままでは学力が」と言われたのですが、小学3年生で学力のことを言われても…「そんなことより」と思ってしまいました。
ゲームがクリアできる集中力は大人よりすごくて、そうした力は学力よりも大事なことだと私はそのとき思っていたのですが、さすがに先生には理解してもらえなかったです。

その感覚はなかなか珍しいですね!

なので、学校の勉強に関してはあまり期待をしないでいます。
小学生で勉強の方をしっかりしないといけないのかなという気持ちがあるので、「学力」をそこまで重視しなくても、まだ良いのではないかと思ってしまいますね。もっと遊べば良いのにと思います。

-息子は息子。自分じゃないから強制はしない-

普段接しているお母さんからはなかなか聞けない意見ですね。
では、家でも「勉強しなさい」とかはあまり言わないんですか?

言ってもやらないので言わないです。笑
私だったらやるけど、(せいやは)自分ではないので、やるべき時が来たらやるのかなという感じです。

先ほども出ましたが「自分じゃないから」という考え方は面白いです。

昨年のテックプログレスDAY(※開催レポートはこちら)で最も評価すべき生徒の一人として、せいやくんを選ばせていただきました。
通い始めた3年生の頃は正直「ごく普通のゲーム好き少年」という印象でした。授業中も手より口が動いてて、お喋りで授業が終わるという日もあるような感じでしたが、それがどこかのタイミングですごく変化が見えた印象があります。

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※昨年のテックプログレスDAY表彰式の様子

きっかけでいうと、4年生の担任の先生がとにかく褒めてくれる先生だったんです。
せいやの汚い字にも、はなまるをくれるくらい。
これでもかって褒めてもらってた記憶がありますね。
それがすごく斬新に感じました。
みんなその先生のことを好きで、私自身も「こんなに褒めていいんだ」と気付かされました。それが私にとっても、せいやにとってもターニングポイントだったのかなと思います。

褒めることは大切ですよね。いい出会いだったんですね。
僕が覚えている彼のターニングポイントは、ある日突然、タッチタイピングを練習してきて、「(キーボードを)見ずに打てるようになったよ!」と言ってくれた時がありまして。見てみると、確かに手元を見ず、指使いもすごく綺麗に打てていたので「せいや、すごい!」と。

それを教えたのは私なんですよ〜!

そうだったんですね!
タッチタイピングを習得してから、面白いようにタイピングスコアが伸びていって、本人にとっても大きな自信になったのかなと思います。今では多分僕よりタイピング早いんじゃないですかね…。

私、商業科だったので、正しいタイピングの手の形をせいやに教えておきたかったんですよね。大人になってから仕事でパソコンを使い始めた人は指がバラバラで変な癖がついてしまうのは良くないと思ったので。その部分に関しては私の思いが伝わったのかなと思いますね。

-彼にとって学習は、ゲーム感覚-


根気というか、1度決めた時の集中力はすごいですよね。その時々で興味の対象が明確で、その瞬間だけはものすごく集中して一気にやるという感じですよね。

そうですね。だから、「頑張れ!」って応援した瞬間に、パッて集中力切れちゃうことが多くて…笑
でも、自分がやっていて伸びる分には、面白いと思うのだと思いますね。

そういうのもゲーム感覚なのかもしれないですね。ゲームでレベル上げるのと同じ感覚で、自分の(タイピングの)点数がだんだん上がっていくことが面白いみたいな。

そうだと思います。
以前4×4のルービックキューブができるようになったときも、「5×5は挑戦しないの?」と尋ねたら、「5×5は…もう(クリアまでの道筋が)パターン化されてるから面白くないなぁ」と言っていて。「じゃあ、面の数が多くなればなるほどすごいってわけじゃないんやね」って言うと、「ある程度を超えたら、そこからパターンに入るから」と言われて。
ゲームのように難しい課題を攻略することに面白みを感じているんだろうと思います。

この前だと、麻雀なんかもありましたね。その時々で熱中しているものがありますよね!


確かに麻雀してますね。
そういう、ルールを覚えることはすごく好きですね。この間も家に帰ったら、せいやが友達に麻雀教えてて。笑
今の小学生は休みの日もやらないといけない宿題が沢山あって手一杯なのに、ゲームもやらないといけないと言っていて、いつも忙しそうです。「やらなくてもよくない?」と聞いたら「学校でいうテスト週間だから。その期間は大事でしょう?」と言われて。笑

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なるほど!笑
でも、そういうときに、お母さんは無理に止めないというのもいいですよね。

止めれないですよね。プレゼンがすごい上手いので納得してしまいます。
スプラトゥーンが欲しかったときのプレゼンでは、まずどういうゲームなのかの説明から始まって、その他にさまざまな利点や構想を伝えられて買うことになりました。

せいやは、話の説明がとても上手ですよね!
僕が思うせいやの特徴として、「要は」や「つまり」「それってことは」というふうによく要約をすることがあります。
これは昨年テックプログレスDAYでも話したことですが、僕らと話をしているときに、彼なりに頭の中で噛み砕いて、自身の言葉で「要はそれってこういうことですか?」と確認をしてくるんですね。
なので、もしそこで意図が違って伝わっているとわかれば「そうじゃなくて、こういうことだよ」ともう一度説明することができます。

とはいえ、昔からできていたのかな?と振り返ると記憶が曖昧なのですが、通学前からこうした様子は見られてましたか?

んー、どうなんでしょう。でも、私がせいやに教えることより、せいやに尋ねて教えてもらうことの方が多いので、わかりやすく説明する力がついたのかもしれません。
せいやと話しているとYoutube見ている感覚になるほど説明をしっかりされます。
欲しいゲームをねだってきた時に、「みんなが持ってるって言っても買わないから」と言うと「欲しい理由は、みんなが持ってるからだけじゃないから」と言って熱意を持って詳しく説明されます。
そうした中で買ってもらうためには「何をどう言う風に伝えたらいいのか」を必然的に考えるようになったのかもしれないですね。

ゲームが欲しいときにどうすればお母さんを説得できるか考えて、試行錯誤していくうちに磨かれたスキルなんですね。笑

そういう側面もあるかもしれないですね!

昔から話を説明するのは上手でしたが、最近はよりロジカルに話すようになった気がします。
作品自体もアクション、シューティングといったゲームより、ボードゲームやカードゲームのようなルールや仕組みを分解して論理的に組み立てる必要がある作品を好んで作る傾向があるように感じます。

確かに、マイクラでもただ建物を作るのでなく、回路を作り出したときがありましたね。
「マイクラのX・Yをするのにいいこと聞いた!」って言って帰ってきたときもありました。
3年生の頃は「今日ちゃんとやったの?迷惑かけてない?」と聞いてばかりでしたが、最近は授業終わって帰るときに「今日は何習ったの?」と聞くと「今日はいいこと聞いたんよ!」「ためになること教えてもらったんよ!」と言うことが増えました。

-良くも悪くも、「ピークは今じゃない」と思っていたい-

今の自分の能力で出来るか出来ないか微妙なラインを設定して挑戦する姿勢が見られるようになってきたように感じます。
うちの教室で掲げている言葉に、

・「できそう」なことより「やりたい」ことを選べる人であろう
・「できそうにない」ことでも「やってみよう」と思える人であろう

というものがあります。
彼は、もともと「できる」ことより「やりたい」ことをやるという素地があった上で、「できそうにない」ことでも「やってみよう」というチャレンジ姿勢が5、6年生の頃に身についてきたように感じます。
自分のレベルが上がるにつれて、自分の中で常に高い目標を設定して取り組んでいます。
そして、わからないことがあれば、持ち前の質問力と要約力で、本来手が届きそうにないレベルの目標を達成していくことができています。

そうなんですね、それは嬉しいです!
3年生までは学校生活において問題が多くて、私の中ではこれはどうしたことかと思っていました。でも、4年生の先生がせいやのことを褒めてくれたときに、「やっぱりそうですよね!」となりました。
「前頭葉の成長は10歳でくるから、うちの子はまだ10歳ではないから無理だな」とか「坂本龍馬は14歳で伸びたって言うから、うちの子はまだ14歳ではないからまだだな」などと考えて自分を落ち着かせていました。笑
この先の人生まだまだ色々なことがあるとは思うのですが、ピークはまだここじゃないと思ってあげたくて。

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我が子のこととなると肩に力が入って、前のめりになる方も多いなかで、常に肩の力が抜けていて、とても参考になる考え方です。

私は結構適当なので、せいやくんは初めての子だしなぁみたいに考えていますね。

とても多くのヒントが隠れているように感じます。
これまでの話の中でもたくさん出てきていますが、改めて子育ての中で意識してきたことはありますか?

ずっと『ピークは今じゃない』と思って育児していますね。
去年は発表会で表彰してもらい、すごく褒めてもらったのですが、それがピークだとは思わずにいます。
伊能忠敬は55歳から地図を描き出したというように、今がピークでなく、この先ずっと伸びていくんだと思っています。

良い結果であろうと、悪い結果であろうと「ピークは今じゃないんだ」と捉えて見守る姿勢は、子どもとの接し方においてポイントに思いました。

-友達のような関係性が子どもの主体性を育んだ-

私はいつも「小学生のときなんて遊べばいいじゃん!」と思っています。
大人になってからの方が勉強することは沢山あるので、小学生の間にできることって遊ぶことだなと思います。

勉強よりも今やることは「遊ぶこと」だと。

そうだと思うんですよね。
うちではこれまでゲームの規制を特に設けてなかったのですが、周りの友達が約束を守れずゲームを制限されているのを見て、「可哀想だ」「自分はこれでいいのか」と悩んでいるみたいです。笑

お母さんがやめなさいと言うのでなく、セーブすべきか自ら考えるようになったんですね。笑
例えば、夏休みだと時間がほぼ無制限にありますが、宿題をするために何か制限をつけることはあるんですか?

夏休みはおばあちゃんちに行くのですが、そこでおばあちゃんにやりなさいよと言われているので、私は言わないようにしています。そういうことを言ってくれる人が1人いてくれるので、私は言わなくてもいいかなと思っています。やらなくても困るのは本人で、夏休みの宿題ができてなかったとしても、「そういうこともあるよね」としか思わないですね。

「まぁ、やんなくてもいいよね」という感覚は、なんだか親子というより、友達みたいですね。笑

そうかもしれないですね。
期待してもやってくれないのがわかってきたので、期待をしないようにしていますね。
せいやの方から、自らやるのを待つ感じです!

-今、楽しくやっていることを大人になっても楽しく続けてほしい-


彼は日頃ほぼプレッシャーを感じない環境にいるわけですね。
今までお話を聞いてきた感じでは、藤岡家の基本方針は、「彼の判断に委ねる」感じだと思うのですが、今後、中学・高校、さらにその先のことを考えたときに、どのように成長してほしいというイメージはありますか?

楽しく仕事をしている大人になったらいいなと思います。私は大人になってからの方がすごく楽しかったので、そういうふうになってほしいです。
今ここで行なっていることは「ゲームを作るための勉強」だと思うのですが、例えばマイクラで家を設計していたことが現実世界で実際に仕事としてできるようになったら、夢がありますよね。

現在、彼の中で将来こうなりたいという夢や目標はあるんですか?

今のところは「ゲームを作りたい!」ですね。私は、仕事もゲームもそんなに変わらないものだと思っているので、「ゲーム」にこだわらなくても、別の仕事でもゲームと同じようなものだと思ってくれたらいいと思います。これからだんだんと方向性が決まってくると思うのですが、本人の中では今は「ゲーム」ですかね。私としては「なんでもいいよ」と思っています。

期待はせず、価値観を押し付けず、良くも悪くも「今がピークでない」と肩の力を抜いて優しく見守る。終始、一貫した姿勢で面白いです!
ゲームの取り扱いも、各家庭によって方針は様々で正解はないと思うのですが、ここまで柔軟な考えは他ではなかなか聞けないと感じます。

スポーツができるんだったら、スポーツに専念したら楽しそうだなと思いますし、これから先やろうと思えば、なんでもできるので本人がやりたいことをやったらいいし、好きにしたらいいかなと思っています。

たまたま彼が今、興味を示しているのがゲームだから、それに取り組んでいったらいいのではないかというスタンスですね。今、楽しくやっていることを大人になっても楽しく続けていってほしいという感じですね。

そうですね、それしかできないと思うので。

ちなみに、お父さんはどのようなお考えなんですか?

お父さんも「せいやに負けられん!」と言ってゲームやり込むタイプなんで、考え方は一緒だと思います。笑

-”学校じゃない”環境に身をおくことが勉強になる-


では、最後となりますが、テックプログレスに対して何か意見や改善要望などがありましたら、お聞かせください。

ないですね。笑
試行錯誤されているんだろうなというのがすごく伝わっているので。
子どもの頃は学校の校則が絶対ですが、社会に出たら去年の常識が今年の常識ではなかったり、法律が変わったりと色々と変化がありますよね。
だから、色々試行錯誤されて変化がある「学校じゃない」ところに身を置いて、勉強させてもらえるいい環境だと思います。色々な子が入ってきて刺激的だと思います。
「好きにさせてもらってる」というのが一番合ってるのかなと思います。

ありがとうございます!
ちなみに、去年賞を受賞した後、どんな反応されていましたか?

「やったぁ!」と喜んでましたね、「パソコンもらったー!」と。私もすごいねとは思うけど、一方でそこがゴールじゃないぞ、とも思ってます。

さすが、一貫していますね。笑
本日はどうもありがとうございました!

好奇心が自らを突き動かし、成長していける子どもへ

私たちは日々、小中学生の子どもと接する中で、「何を提供することができて、そこから何を得てほしいのか」をよく考えます。
当然ながら、高度なプログラミングスキルを習得し、自分の中にあるアイデアをカタチにする力を身につけたり、そこに含まれる数学や物理などの知識を増やしていくことは私たちが望む姿の一つです。
しかし、そうしたスキルや知識よりもっと大切なことは、「自分の好きなことを思い切り楽しむ姿勢」だと考えています。
スキルや知識は時間が経つにつれ、衰えたり、忘れることもありますが、幼少期に築かれたその姿勢は、後の人生を大きく方向づけていくものだと思います。
言い換えれば、スキルや知識は大人になってからでも身につけられますが、学びに向かったり、楽しんだりする姿勢は子どものときにしか会得しずらいものだと思っています。

今回、インタビューの中でお母さんの口から「期待しない」「自分じゃないから」という一見ドライにも感じる言葉が何度か聞かれましたが、それは裏を返せば、自分とは異なる考えを持った子どもの意思を最大限に尊重し、その姿勢に全幅の信頼を置いている証にも見えました。
また、「今がピークじゃない」という考え方も、彼の人生全体の長い時間軸で物事を捉えることで、目の前の些細なことは小さな点に過ぎず、一喜一憂してもしょうがない!と、子どもに一貫した安心を与えているようにも感じました。
こうした絶妙なバランスが、せいやくんの伸びやかな成長を支えているのだろうと思います。
保護者様インタビューは、毎回新たな発見と多くの学びがあって面白い。

この度は貴重なお時間を割いていただき本当にありがとうございました!
それでは、第6弾もお楽しみに!

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テックプログレスでは、各教室で体験レッスンを随時開催していますので、興味ある方はぜひご参加ください!詳細はこちらからチェック!

「ITものづくり教室テックプログレス」とは
愛媛県松山市にあるゲームプログラミングやロボット制御、デザインなど、ITを使った様々なものづくりを学べる小学生・中学生向けの習い事教室です。
3Dプリンター、電子基板、工具セット、ペンタブなど、子どもの好奇心に火がつく設備が充実し、プログラミングのみならず、一人ひとりの興味関心や特性に合わせた「オーダーメイドの授業」が特徴です。
WEBサイト:https://tech-progress.net/

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