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札幌のお花見の楽しみ方

結論

  • 例年であれば、札幌はゴールデンウイークがお花見シーズン。

  • 北海道では、ソメイヨシノよりエゾヤマザクラがメイン。

  • お花見のバーベキューといえば、ジンギスカンだったが、最近は規制が厳しくなり、個人では、できない場所が増えている。


2024年4月18日(木)、札幌の桜が開花、24日(水)、満開

例年であれば、札幌は5月上旬がお花見シーズンです。2024年も昨年同様、例年より1週間程度早く開花しました。2024年は函館より札幌が先に開花しました。今年もゴールデンウイークに入る前には、桜が散り始めるかもしれません。2023年、お花見ができると期待して、札幌旅行を計画していました。しかし、想定外の早さだったため、5月に入ったときには、散り始めて葉桜も、ちらほら見られました。

今回は、札幌のお花見の楽しみ方について、話します。

北海道の桜は地域によって異なる

札幌、函館でソメイヨシノです。ソメイヨシノは、本州、四国、九州では一般的です。江戸時代末期、現在の豊島区駒込付近にあった植木屋さんが「吉野桜」として販売して全国に広がったとされています。ソメイヨシノは、南関東で自生していたオオシマザクラとエドヒガンザクラが自然に交配されて誕生したとされています。

一方、北海道で見られる桜の多くは、エゾヤマザクラ(オオヤマザクラ)です。ソメイヨシノも、函館など道南地域、札幌では観られます。しかし、ソメイヨシノさエゾヤマザクラより寒さに弱いため、冷え込みの弱い地域でしか生育しません。

一方、寒さに強いため北海道の桜の主流になったエゾヤマザクラは、本州ではオオヤマザクラと呼ばれています。ソメイヨシノより早く花が咲き、開花期間が長く、鮮やかなピンク色が特徴です。

札幌では桜→梅の花見が楽しめる

本州では梅が先に咲いて、桜が咲きます。しかし、北海道では、桜が先に咲いて、梅が後に咲きます。2023年4月末に訪れたときは、桜はすでに散り始めていました。しかし、梅はちょうど見頃でした。

札幌のお花見スポット

円山公園

円山公園は、札幌市西部にそびえる円山(標高225m)のふもとに広がる70ha(エスコンフィールドHOKKAIDO 約14個分)もの公園です。元々、樹木の試験場として開拓されました。公園内には、野球場、陸上競技場などスポーツ施設、動物園があり、北海道神宮にもつながっています。円山公園は、札幌の桜の名所として、お花見シーズンになると、地元の方を中心に集まります。

北海道神宮の参道でも桜、梅が見られました。北海道神宮は、北海道を開拓した人々を祀っています。北海道神宮について、別の機会で詳しく取り上げます。

円山公園は札幌場外市場に近いため、場外市場で朝食を済ませてからお花見を楽しみました。札幌場外市場で朝食をとった話は、こちらをお読みください。

BBQと言えば、ジンギスカン

札幌市の大手スーパーマーケットでは、オーストラリア、ニュージーランド産の羊肉の品揃えが豊富でした。松尾ジンギスカンなどタレに漬け込まれたタイプのお肉も販売されていました。ベル食品、ソラチなど北海道の食品メーカーが製造しているジンギスカンのタレも豊富でしたし、バーベキュー用の簡易ジンギスカン鍋も販売されていました。スーパーマーケットに行くだけで手軽に外でジンギスカンを楽します。

円山公園には、ジンギスカンの屋台もありました。2024年、バーベキューなど火を使う調理は禁止されています。手ぶらで1人前1200円で楽しむことができます。青空の下で食べるジンギスカンは格別でしょう。

ジンギスカンについて、こちらの記事をお読みください。


今回は、札幌のお花見について話しました。満開の桜を期待していましたが、散り始めの緑と淡いピンク色の花のコントラストが広がっていました。お花見の楽しみ方は、地域によっても、それぞれ感じられました。

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