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JR寄り道旅で使いたい!オトクなきっぷ

結論

  • 寄り道しながらオトクに旅がしたかったから買った。

  • 課金、併用など工夫次第でタイムパフォーマンスや快適さも上げられる。

  • 条件付きでクレジットカード決済よりオトクに買う方法がある。


最近買ってよかったものはJR乗り放題きっぷ

JR乗り放題のきっぷが販売される季節に合わせて旅行の計画を立てます。
JR乗り放題のきっぷを買ったわけは、目的地まで寄り道しながら旅するときに、特に効果を発揮するからです。

今回、紹介するJRのオトクな乗り放題きっぷは、近場を日帰り旅する場合も、効果はあります。乗り放題きっぷをよりオトクに楽しむ方法も紹介します。

JR管内の駅で買えるオトクな乗り放題きっぷ

青春18きっぷ

春、夏、冬に使える乗り放題きっぷ。学生の春休み、夏休み、冬休み期間に合わせて販売されています。例年であれば2月中旬、その年の冬までの販売について案内はあります。しかし、北陸新幹線金沢〜敦賀間の開業による北陸本線金沢〜敦賀間の第三セクター(ハピラインふくい、いしかわIR鉄道)への切替があり、特例を検討するため、2024年は春のみ発表されています。夏冬は特例措置について検討しているため発表していないと思われます。
青森〜大泊間、富山〜新高岡、氷見間のように、第三セクターを経由してJRの別の路線に乗り継ぐ場合は、特定で青春18きっぷを利用できることがあります。ただし、長野〜豊野駅間のように、同様のパターンで利用しても特例が適用されないこともあります。

青春18きっぷに押していただける日付印はJR各社によって異なります。私鉄や第三セクターからJR乗換用の改札口へ通ると、私鉄、第三セクターの日付印を押していただけることもあります。

  • JR全線、BRT、JR西日本宮島フェリー(宮島訪問税100円必要)が対象

  • 5回分で12050円(1日当たり2410円)

  • 利用可能期間は、春は3月1日〜4月10日、夏は7月20日〜9月10日、冬は12月10日〜1月10日。 購入可能期間は、春は2月20日〜3月31日、夏は7月1日〜8月31日、冬は12月1日〜12月31日。

  • 複数人(最大5人)同時に使用できるが、改札を通るときは全員降りなければならない。

  • 自動改札機を通すことができないため、駅員に見せる必要がある。

  • 第三セクターを通ってJR線に場合、

 中央線下り河口湖(富士急行)行き、福岡市営地下鉄姪浜経由西唐津行きなど、JRと他の鉄道会社と直通運転している場合、他社の鉄道会社運行区間の終点までは切符を別に購入する必要があります。JRの区間に入ってから、車内で日付印の対応していただきましょう。

秋の乗り放題きっぷ

JR全社が3日間連続乗り放題のきっぷです。「秋の青春18きっぷ」と呼ばれます。2024年も2023年同様、10月のスポーツの日による三連休から2週間程度の有効期間になると思われます。使用ルールは、青春18きっぷと変わりません。ただし、一度に複数人利用できないなど、青春18きっぷと異なるポイントもあります。

  • JR全線、BRT、JR西日本宮島フェリー(宮島訪問税100円必要)が対象

  • 改札を通すことができる。

  • 購入時に利用開始日を指定する。

  • 3日連続で中学生以上7850円(1日あたり2617円)、小学生3920円(1日あたり1307円)

  • 特例措置は青春18きっぷと同様。

北海道東日本パス

青春18きっぷの使える季節になると登場します。北海道、東北、関東甲信越地方、静岡県のJR東日本管内だけではなく、青森〜八戸間の青い森鉄道、八戸〜盛岡間のいわて銀河鉄道線、六日町間の北越急行ほくほく線も利用可能です。さらに、立席限定で新青森〜新函館北斗駅間の北海道新幹線にも乗車できます。JR北海道管内の特急電車には、オプション券を買うことで1日乗り放題になります。 

1週間以内連続の旅をする方は特にオトクです。改札を通すことができるため、窓口で待たなくて大丈夫です。利用可能な期間も青春18きっぷより4週間ほど長いです。寄り道旅で特に効果を発揮します。

日帰り旅を繰り返す方にもオススメです。7日間連続で使わないのも一つの選択肢です。ただし、北海道東日本パスを利用する場合、1週間で11750円の交通費を超えることが前提となります。

2024年は、1月に利用して、東北地方太平洋側を縦断しました。横浜経由で陸前高田にある奇跡の一本松までルートを変えながら往復しました。販売について発表されれば、夏も利用して北海道上陸する予定です。

  • JR北海道、東日本、青い森鉄道、いわて銀河鉄道、北越急行線の普通電車、快速電車(特急料金不要の電車)、BRTが対象

  • 1週間連続乗り放題で11330円(1日当たり1620円)。

  • 利用可能期間は青春18きっぷより長い。(春は3月1日~4月第4土曜日、夏は7月~9月の2ヶ月間、冬は12月10日~1月10日)

  • 自動改札機を通すことができる。

  • 特急券を買うと、立席であれば新青森~新函館北斗駅間の新幹線に乗車できる。

  • JR北海道管内の特急電車、新青森~新函館北斗駅間の新幹線は、6110円のオプション券を購入すれば、有効期間内のうち、1日乗り放題可能。

さらにオトクに旅するコツ

課金する

時間は有限です。安ければ全ていいわけではありません。福島〜米沢間(1日6往復)、佐伯〜延岡間(1日3往復)など、普通電車の本数が少ないかつ乗り換えだけで数時間待つ場合、または遠く離れた目的地でゆっくりしたい場合は、航空機、新幹線、特急電車、高速バスを利用してください。JRは早めに予約すると早割プランが適用でき、10〜50%などオトクに買うことができます。待ち時間で観光するか、早割を利用することにより、タイムパフォーマンスは上がります。

どうしても座りたい方は、上野東京ラインなど快速電車のグリーン車であれば、グリーン席代だけ支払えば乗ることができます。指定席のある普通、快速電車は指定席の料金を払えば利用できます。

夜行バス、フェリーを宿代わりにする方法もあります。遠くへ旅するときに利用しています。

以上のように移動をオトクなきっぷに頼りすぎないことが快適かつムダなく旅を楽しむコツです。

他社などオトクなキャンペーンと併用する

私鉄や他のJRのオトクなキップなど、併用することによりコストパフォーマンス、充実度をさらに高めることができます。

例えば、JR東海が販売している静岡休日きっぷを利用して静岡県内や身延線で甲府まで散策する旅に利用したり、近鉄3日間乗り放題を利用して近畿地方の旅を満喫するという方法があります。

10月、名鉄、近鉄について、オトクに楽しめる乗り放題キップを紹介しました。詳しくは、こちらをお読みください。

オトクにJR乗り放題きっぷを購入する方法

クレジットカード、デビットカード一括払いで買って0.5%ポイント還元させることが、一番手間がかからず、現金払いよりオトクに買う方法です。

カードを持ってない方は、金券ショップで購入するとオトクに買うことができる場合があります。300円程度(2.5%)オトクに買うことができ、お持ちのカードの還元率よりオトクに買うことができる場合もあります。ただし、金券ショップに行くためだけに出かけることはオススメしません。金券ショップに行くまでにかかる交通費が割引より高くなるからです。1円でも安く買うためだけに遠くのスーパーマーケットへ行くことと同じことをしています。

金券ショップでJTBの旅行券を買います。JTBは5%ほどオトクに販売されていることが多いです。青春18きっぷを金券ショップで購入するよりオトクに買うことができます。しかし、JTBできっぷ、チケットだけ買う場合、事前予約を受け付けてないため、長時間待たされることがあります。直営店は平日しか営業していないことも多く、土日祝はイオンモールなどショッピングモール内にある直営店であれば営業しています。しかし、混雑が予想されます。

みなさまなりの旅の楽しみ方はありますので、今回紹介した交通費を抑える方法を一つの参考としてお読みください。

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