7/6より開催されているカトウジュリさんの個展「カトウジュリのあたまのなか」に行ってきました。
カラフルな絵画や人形、造形物が並びます。ここ2年ほどの作品とのこと。

こちらの作品や

こちらの作品を観て思ったこと。
そらのたねを絵画で表現しようとしている！
「そらのたね」というのは、カトウさんが以前、出していたフリーペーパー。

原宿のカフェ、シーモアグラスなどにも置かれていたからご存知の方もいるかもしれない。A4の用紙にびっしりと近況が書き込まれていて、すごく楽しい内容！
会場にバックナンバーがあったので、ぜひファイルを開いてみることをお勧めします。

なんだか原点回帰して、深いところに足を進めたなあ、と思ったのでした。本人以外には読み取れないかもしれないけれど（或いは本人さえ分からない）饒舌な情報が絵画に潜み、ずっと語り続けている。そんな想像をしました。

たとえば、ひとつの物語を「カトウジュリの絵画の言語」で1枚にまとめる、なんてこともできるかもしれない。そういうシリーズができたら、なんだか楽しそう。ブックログシリーズ。ライブ参戦シリーズ。
そんなことを勝手に思い浮かべてしまうほど、楽しい個展でした。

もちろん、それ以外の作品もふんだんにあって、カラフルでいつまでも愉快な気持ちで過ごしてしまう。その空間にぜひ、足を運んでみてください。

“カトウジュリのあたまのなか”
JURI KATO exhibition

2018年7月6日(金) - 11日(水) 12:00 - 20:00

at NO.12 GALLERY
東京都渋谷区上原2-29-13
小田急線　東北沢駅から徒歩約10分
京王井の頭線　駒場東大前駅から徒歩約8分