【非公式】クリエイターリベンジコンテスト参加作品 「刺繍缶バッジ」

丹宗あやさんの企画「クリエイターリベンジコンテスト」に参加します。詳細はこちら。

昨年開催された「第二回cakesクリエイターコンテスト」。懸命に毎日投稿しました。かすりもしなかったのは、むしろ自分へのダメージとなりましたが、やりきったことはやりきったので、その後のハイペースな投稿の一助になったのだろうと思っています。コンテストへの個人的な総括は「第二回cakesクリエイターコンテストを終えて」というエントリーで公開していますので、お時間ありましたらぜひご覧ください。

この投稿では、コンテストの趣旨にどれだけ合致していたか、時間を置いた今、客観的に考察していきたいと思います。こういう機会があるのは大事なことですね。丹宗さん、このような場の提供をありがとうございます!

コンテストの際に掲げられた「cakesが求めるクリエイター・コンテンツ像」に従って振り返ってみたいと思います。

読者に前向きなモチベーションが与えられる

「刺繍 × お話」というのがわたしの作品のコンセプトです。お話の一場面を切り取って刺繍にします(その逆もありました。刺繍からお話)。そのお話の多くは毎日、新作を書くプロジェクト「spin a yarn」から採られています。今現在は、出版社主催の賞への投稿原稿作成のため休止していますが、「spin a yarn + kaya」として過去の作品が、今度はドローイングを纏って新しく連載されています。

前向き、とは少し違いますが、下記の作品は、読者に寄り添うようなものとなっているのでは、と考えます。

心に鳥を住まわせる。その証として、缶バッジを胸元やバッグにつける。お出かけにメルヘンをひとふり。普段の街並みが違った景色に見えてきますように。足取りが嬉しくなりますように。

ちなみにこの燕の缶バッジは、minneで販売しています。


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読者にとって知らない世界のことを伝えてくれる

わたしの作品の多くは、わたしの内側の夢に浮かぶ物語なので、ある意味では読者の知らない世界になるでしょう。それを共有したいと願い、言葉にします。可愛らしいものは、刺繍として形をこしらえます。
cakesの求める像とは違うのかもしれないけれど、ナラティブもまた、発見されるものであると思うし、生きることを豊かにしてくれると考えるので、物語ることは続けていきたい。


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読者のこれからの生活に何かを残してくれる

ちいさなお話は、ラムネのような清涼感がありますが、長い物語はまた違うものを残してくれると思います。そうであればいいと願います。

コンテストの後、小説が公開されました。

詩も掲載しています。

また、童話も。


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まだインターネット上にない種類のもの

刺繍缶バッジは、それほど数が多いわけではないですが存在します(ただ、その多くはくるみボタンなので、このように金属でプレスされている作品は少ないと思います)。お話や小説は、溢れかえっています。そのふたつの組み合わせも存在するでしょう。ですので、それだけでは、インターネット上にないもの、という趣旨には沿わない、ということになります。

そのため見せ方としては、「刺繍 × お話 × バッグ」というところまで広げました。スタイリング、という要素も加えたのです。
このバッグも自宅にあるものをかき集めてました。このお話にはこのバッグ、と組み合わせを探るのも楽しかったです。

このバンビのバスケットとか、かわいいでしょう?

他にもいくつか紹介。


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cakesの主要読者層である、20〜30代の社会人の方に響く

この題に関しては、特に注意を払いませんでした。結果的にそうなっていればいいのですが……。下記の作品はむしろ10代に読んでもらいたい作品でもあります。
cakesはクローズドな環境なので、ターゲットは必要なのでしょうね。20〜30代の社会人に響くものが多様であれば、それだけ豊かな気がします。

この刺繍が表紙となっている小説です。


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まとめ

時間を置いた今見ても、よくやったなあ、という感想が出てきます。ただ、作品の見せ方にはいくつか工夫は必要だったかもしれません。他の投稿と差別化するため、斜めからのアングルで撮影していますが、やはり正面からがよかったでしょう。また、この時は、オールドレンズを使っていた時期で、写真もやや眠い。

それでも、作品を毎日投稿していたわけですから、自賛します。

ここで冒頭の写真をもう一度掲載します。これが、コンテスト期間中にアップした刺繍缶バッジ。なかなかかわいいでしょ?

何がいけなかったかなあ。とっつきにくいかなあ。

セルフプロデュース。作品が完成しているのであれば、見せ方は大事ですが、どこに絡んでゆくか、というのも必要になってきますね。
たとえば、cakesで刺繍缶バッジのアイコンの連載は、物語ではなく、エッセイでもできると思うし、イラストの代替としては、独特なものになるでしょう。結果的には、かなわなかったものですが、別の場所でそういった道も探ってみたいと思います。

作品を作りながら、道の拓き方も求めていきたいと思います。

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サンキュー。酸いイチゴが、たちまち甘くなりますように。
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石川葉

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