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苦手な若手軍団。秋田は初勝利を掴めるのか。

J3リーグ第5節
ブラウブリッツ秋田vsセレッソ大阪U23

分が悪い若手軍団

未だ今シーズン未勝利の秋田。
今節の相手はセレッソ大阪のU23。秋田は昨シーズンセレッソ、ガンバ、FC東京のU23チームに対して1勝1分3敗と非常に苦手としている。
そんな相手に勝ち点3は奪えるのか。

監督コメント

間瀬監督
「自分たちのサッカーをやることも大切ですが今週はセレッソの攻撃を食い止め、点を奪うサッカーを準備してきた。ポイントは見てください。雨の中駆けつけてくださったサポーター、秋田の皆さんのために自分たちのサッカーをやるとともに勝ち切るサッカーをしたいです。」
おなじみの監督コメント。サポーターのためにも何としても勝ち点3が欲しい。


積極的な前半

お互いハイラインでコンパクトに戦うため両チーム立ち上がりからゴールに迫るシーンが増える。秋田も決定機を作られるがGKを中心に防ぐ。スタートからハラハラする試合展開。


和田選手によってもたらされた待望の先制ゴール

前半12分、セットプレーの流れからPA角の和田選手にボールが渡る。そこから中に1つ切り込んでファーに狙いすましたシュート。そのボールがそのままゴールに流し込まれていく。和田選手にとって今シーズン初ゴール。よかった!!チームにとっても今シーズン初めての先制弾になった。


江口選手のスーパーFK

先制から少ししてPA少し外からのFK。蹴るのは江口選手。右足から放たれたボールはゴールニア上に吸い込まれていく。このゴールはJ3の今節最優秀ゴールに選ばれる。
前半はこの追加点により秋田ペースで試合が進んでいく。


GKの大活躍

結果として無失点に終わるがGKの松本選手の貢献は果てしなく大きい。前半だけでなく、後半になっても何度もセーブによって決定機からチームを救い、DFラインを突破してきた相手に対しては適切な飛び出しによって対応する。80分にも一対一を防ぐ。いぶし銀の活躍だった。


坪井選手のポストプレー

後半になっても相手に流れを渡さなかったのはまだ19歳の坪井選手の前線でのキープが効いていたからだろう。趣味はジャイアントキリングを読むことと書いてあり、僕と全く一緒だったので勝手に応援してる選手。
今シーズンは未だにノーゴール。この試合の後半15分の決定機は決めて欲しかった。ただプレー自体はとても良いので焦らず頑張って、目標の10ゴールを達成してもらいたい。

後半のラストは守備に人数をかけて、試合はそのまま3-0で終了。
秋田は今シーズン初勝利。


試合後コメント

和田選手「ずっと試合に出てる中でなかなか勝てなかったのでまずは自分がどうこうよりも、チームが勝てるようにプレーしました。入りの部分で球際であったりプレスバックを意識して先制点をやられないようなプレーをできたのはよかったです。まだまだJ2昇格には遠いのでここから勢いに乗って次の試合も勝てるように頑張っていきます。」

間瀬監督「秋田の皆さん、サポーターの皆さんに1つ目の勝利を届けられてよかったです。練習から自分たちの中でしっかりとした取り組みをあげれて来たのでよかったです。さらに自分たちの取り組みをあげた上で、相手を見て戦いたいです。」


秋田の勝負はここから

試合終了。3-0の勝利。複数得点だけでなく、2試合連続での完封。文句のない出来である。5試合を終えて1勝2分2敗。
まだまだ順位は下位であるがここから上昇気流に乗ってくれるだろう。
あとはなによりマリノスから来た和田選手が点を取ってくれてよかった。(幼稚園からの付き合いなのです。笑)
守備の選手も含めて攻撃的な選手が多く、非常にコンパクトでハラハラして(良い意味で)ワクワクするチームなので是非一度見てみてください!

バモ!ブラウブリッツ秋田!!


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