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バンコク 2011

5年前に友人が「日本人だけじゃなくて世界の人と繋がれるよ」と言うパンチの効いた口説き文句に乗せられ、すんなりFaceBookに加入しました。

それ以前にもmixiには加入していましたが、あまり友だちも増えず、日記代わりにしていた感じです。

兎にも角にもFaceBookに誘ってくれた友達には超感謝なのです。そのおかげで本当に言われた通り、世界中の人と繋がることが出来、実際に会いに行ったり、会いに来てくれたり、本当の友達がたくさん出来たのです。

もう楽しくて楽しくて。ですが、基本的に英語が出来ないと話になりません。と言うボクはそれ程の英会話能力に長けていたわけではありません。

でも知り合った人と色々話がしたくて勉強しました。本は勿論、ネットで現在進行形の今みんなが使っているスラングやイディオムについて調べたり、メールで聞いたり、ネットラジオで耳を慣らし、実際にLINE等で話ししたりして少しずつ慣れていったんです。

遠回りになりましたが、初めて出会った人がタイの方だったんです。その人はそんなに訛ってなくて聞き取りやすい英語でしたのでラッキーでした(タイ人は割りと訛りがキツイので聞き取りにくい人の方が多いんです)。

彼とは知り合って半年後にはバンコクで会うことになり、空港まで迎えに来てくれました。お互いに感動でした。半年間ずっとチャットかテレビ電話でくだらない話で楽しんでて、やっと会えたんだもの。

タイまでって直行便だと往路7時間、帰路6時間位なので、中途半端なんです。寝るには短く起きてるには長い。まあ、結局起きてましたが。

その時は初めてタイ航空を選んだのですが、いい選択でした。食事も美味しいし、アテンダントさんはみんなにこやかで親切。映画もいろいろあって、ボクは怖いものは本来ダメなんですが、人が周りにいっぱいいるので、お化け系のタイ映画がをチョイス。

それが怖いというより悲しいストーリーで泣けた。なんだかんだしているうちに空港へ到着し、友達に連絡を入れ、入国審査を済ませ、待ち合わせ場所にした空港内のスタバで休憩。

ちょっと待ったけど、友達がすぐにボクを発見してくれて声を掛けてくれた。テレビ電話と同じ顔、同じ声。HUG HUGです。それからまずホテルにチェックインして荷物をおいて早速街に繰り出したのでした。

BTSスクンビット駅(この周辺には日本企業や日本人が多く住んでいます)の近くでトゥクトゥクを捕まえてチャオプラヤー川まで行き、そこから小舟に乗ってアジアティークと言う新しく出来た若者に大人気のエリアに入った。

トゥクトゥク代は交渉なので友だちが安く値切った^^ 50バーツだったかな。日本円だと150円位。そうそう、ここは船から出ないと行けないんです。その船はタダで乗れます。そこには洋服、雑貨、フードコートなどなんでもある平地のモールのような所でした。

但し、ここはほぼ観光客目当てなのでローカルのモールなどより高めです。

お腹が空いていたのでまずはフードコートで軽く腹ごしらえ。(ボクはヴィーガンなので、友だちと食事することが大変なんです。

でもタイはさすが仏教国。敬虔な仏教徒はジェーと言う日本で言う精進料理みたいなものを食べています。なのでベジタリアンメニューも割りとあります。(ちなみに台湾にも素食と言うベジタリアン食があります)

と泡が欲しくなって、まずはビール。友だちはアサヒスーパードライが大好きで、ボクはシンハーを注文。シンハーなどタイのビールは30バーツ位で日本円で100円位でドライは150円位だった。

食事は、ソムタム(パパイヤサラダ)美味しいけど結構カライ!25バーツ、80円位。ガイヤーン(焼き鳥)10バーツ、30円位。カオニアオ(もち米)5バーツ、15円位。あと空芯菜の炒めものやゲーンキャオワーン(グリーンカレー)などを頼んで飲んで食べて全部で1000円いかなかった。

タイでは自炊はあまりしないので大体みんな屋台かフードコートで済ませるのだけど、1食100円位だそうです。ボクはパクチーなどの香草類は大好きなのでとても美味しく頂けた。ただ、東南アジアではナンプラー(ニョクマム)をいろんな料理に使用するので、頼む際に入れないようにお願いします。

食事している間にすっかり日が暮れて、川沿いはライトアップされロマンティックでした。タイの人、と言うより、東南アジアや暑い国の人は家の中にいないんですよね。夜は多少は涼しくなるので外で友だちと食事したり、飲んだり、川沿いのおしゃれなお店でデートしたりしています。

夜市も色々あって夜遅くまで楽しめます。Tシャツとか300円で買えますのでボクはあまり着替えは持っていかず買い足してます。

映画も安くて400円位で日本より早く欧米の新作が見られます。近年の日本の亜熱帯化を考えるとバンコクは夜は日本より暑くないので思ったより過ごしやすいです。勿論昼間の日差しはスゴイですけどね。日焼け止めやスキンケアは必要です。

東南アジア諸国、タイやマレーシアでは野良犬が多いんです。ビーチにもいました。でも比較的みんなおとなしい。と言うか、殆ど寝てます。保健所の機能もあるそうですが、噛み付いたとか通報がない限り何もしないで放っておくそうです。

昨今、日本では野良犬がいない。その代わりに全部殺してしまう。どちらがいいと思いますか?ボクは昔の日本のようで懐かしい景色に思えましたよ。

但し、狂犬病で危ないので近づかないようにと友達に釘を刺された。日本では狂犬病はいないですからねえ。これ困った問題なんです。YAMATOを連れて行く場合、あれ、散歩どうするのかな?と。

バンコクで犬の散歩など見たことがないんです。しかもバンコクの多くの公園は犬の侵入を強く禁止している。ただ、調べた所バンコクにもペット病院とペットホテルを見つけられましたので飼い犬はいることが判明。

FaceBookで知り合ったバンコクの不動産屋さんに聞くと小さいワンちゃんならいいんですけど、大型犬になるとバンコク中心部のコンドミニアムはほとんど不可能。可能だとしても超高級コンドミニアムなので物凄く高い。少し郊外なら予算内でテラスハウスや一軒家を借りられる。出来れば23,000バーツ位に収めたいです(日本円で76,000円)。

バンコクだと一人暮らしだとみんな10,000バーツくらいで借りているのが普通らしい。ボクのタイ人の友達のアパートは6,000バーツって言ってた。しかもバンコクのほぼ中心地で。やはり大型犬だと物件探しに難がある。

郊外だと出来たら車の免許が必要。勿論車も。でもボク免許ないんです。と不動産屋さんに言ったら、タイだと200バーツと健康診断書代80バーツで、計280バーツ(1,000円位)3~4日間で免許が取れるよ。って。安っ!でもね、車はタイでは関税が物凄く掛かるため高いんです。2004年型ホンダ・シビック=655,000バーツ!(2,165,000円)。

バンコクでは自転車を見かけない。友達に聞くと、道路がでこぼこなので危ないのと暑くて嫌だとのこと^^ 

その代わりバイクタクシーなるものがある。スクーターで後ろに乗せてもらうのだ。5分未満の近いところまでなら20バーツ(70円)で済む。バンコクは昼間の中心街は渋滞が多いのでバイクタクシーは安くて便利。

ただ、暑い中、運転手さんとの触れ合いが気にならなければだ^^; とにかくバンコクの交通料金は電車、バス、タクシーなんでも安いので助かる。だからタイの人は歩かない人が多い。

翌日、飛行機に乗り、タイの南にあるコー・サムイと言う小さな島に行ってきました。ボクらが宿泊したホテルはバーン ハードゥンガム ブティック リゾートと言う、全て独立したヴィラになっているリゾートホテルでした。全面ガラスのベッドルームの外に部屋から入れる専用プールが備わっています。これが快適。備え付けのテレビも向きを300度くらい動かせるのでベッドからもプールに入りながらも見ることが出来ます。

2人で行ったのですが、日中はビーチで日焼けしながらトロピカルドリンクを飲んで海辺をのんびり散歩。夕方になり、ホテルのレストランでディナー。種類も豊富でイタリアンからフレンチまであり、つい頼みすぎてしまいました。勿論タイ料理もあるのですが、タイ料理はバンコクで食べた方がいいので。レストランはビーチに面したガーデンテラス席があり、海風を浴び、夕焼けを見ながら夢の様な時間を過ごせます。

夜になり、サムイの中心街に出かけました。相方の友達が街中の薬局で薬剤師をしているので一緒に行ってみました。その後、おみやげ屋さんが連なる道を時折お店の中を物色しながら、買い物を楽しみました。

ここで注意。ビーチ沿いはとても静かで穏やかなのですが、街中はどでかい音を流すバーや宣伝カーなどで歌舞伎町のようでした。あまりにもうるさいのでおみやげを買った後、地元のスーパーに逃げ込みました。

ボクは海外に行くと必ず現地のスーパーや朝イチなどに行きます。何がそこで好まれているか何を食べているか一番わかります。

それと現地のお菓子などはいいおみやげにもなります。観光客用のおみやげ屋さんで何か買うよりボラれないし、ゆっくり買い物ができるので重宝しますよ。

その後、ビーチ沿いにあったもう南国そのもののレストランバーに入ってビーチ席でピニャコラーダを注文。さすが、新鮮なココナッツが美味しいので言うことなし。おつまみに頼んだトリュフのかかったフレンチフライがすっごく美味しかった。

22:00時にホテルの部屋に帰り、プールに入りながらテレビで映画鑑賞。なんて優雅なんだろう。しかも1泊3万くらい!日本では考えられない。2泊でも十分満喫出来ましたけど3泊したかったなあ。あんなになんにもせず殆どホテルの部屋、プールとビーチでのんびりした旅は初めてだった。でもこれがリゾートの醍醐味だと思った。何もしない至福です。いつかまた行きたいな。

バーン ハードンガム ブティック リゾート & スパ
http://www.baanhaadngam.com

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