大嶋 正一

石川県の小さな町工場で鉄鋳物を製造してる代表。元花火職人(2018)。後継者育成のため…

大嶋 正一

石川県の小さな町工場で鉄鋳物を製造してる代表。元花火職人(2018)。後継者育成のために投稿発言します。

最近の記事

この夏特有の不良発生!

ここ1ヶ月猛暑が続いております。その暑さが原因で不良続出してしまいました。 私の作り方は山砂と呼ばれている粘度分の多い砂を使用して造型(型を作る)しています。この砂は石川県の山で取れている赤土のような砂です。※新砂(新しい砂)のみでは使い勝手が悪いので使い古している砂と混ぜて使用していきます。なぜ新砂だけで造型するとは問題があるかというと水分が悪さをしたり、絞まりすぎたりするからです。 写真の赤丸の部分は外気の熱によって水分が蒸発して砂が落ちてしまったようです。これはこの

    • 古き良き町工場の鋳物の世界

      初投稿です。 私は石川県で小さな町工場で工業用の鋳物を制作してます。元花火職人だが体力的にしんどいので1本化しました。両方とも3K(きつい、危険、汚い)と呼ばれる分野ではありますが、技術や発想、安全への配慮などいろいろと考えさせられる仕事です。 何故、noteに投稿しようと思ったか....それは後継者育成のために記録や考え方を残したいからです。 後継者がいないわけではありませんが、日ごろからスポットを浴びるような仕事ではありません。なので、少しでも鋳物のことを知ってもら

    この夏特有の不良発生!