Tehuの話(予告)

講談社の昼下がり。

ひとまず、今日やろうと思っていた作業を終え、休憩がてらこの note を書いている。文京区・音羽にある講談社の本社ビルは、昔職員室で先生が使っていたようなあのクリーム色に近いプラスチックと金属でできた机が並んでいる。いかにもドラマに出てくる「大企業」のそれで、これがすこぶる僕の体に合わない。机もイスも低すぎるのだ。

普段、家か自分の事務所で作業しつつ、毎週月曜日だけは音羽に顔を出すことにしているのだが、毎週毎週、腰の状態が悪くなっている気がする。他の編集部員は普通に仕事しているようなので、やはりこれは身長高く生まれてしまった自分の過失、ということになるのだろうか。辛い話である。


さて、こんな話をするために重い腰を上げたのではない。
実は僕が note を使うのは、今回が初めてではない。


2014年11月、関わったプロジェクトで世間の皆様に多大なるご迷惑をおかけしてしまった際に、謝罪文を掲載する場所として使ったことがある。

思い返せば、これまで生きてきた20年間で、本当に数え切れないほど多くの方々に迷惑をかけてきた。今でも優しくしてくれる親なんて、正直言って、僕には仙人のように見える。(「親心」というが... なぜここまで匙を投げずに我慢してくれているのか、子供にはいつまでたっても不思議に思えてならない。そんなものなのだろう。)

親だけではない。先生、師匠、友人、知人...。迷惑なことばかりしてきた。

自分を責めることも多かった。迷惑をかけずに済む方法はないのか。そもそも、生きていること自体が迷惑なのではないか、と。
(ただし、死のうと思ったことは一度もない。結局は楽天家である)

一方で、迷惑をかけたことを償う方法は、ただただ、成果をあげることしかないと思っている。これから何十年もかけて、どこかの誰かが幸せになることを考えて作り続ける。それが、20年で周りに撒き散らしてきた迷惑を回収する唯一の方法だと考えた。

そんなこと、生半可な気持ちでは到底達成し得ないことだというのもよく分かっている。まだ 1% すら達成できていない。毎日、焦りが募るばかりだ。


そんな中で、先月、成人式を迎えた。

ある成人記念式典で代表スピーチをさせていただく機会をいただき、こんな話をした。


時間は、過去にも増して猛烈なスピードで前に進んでいます。これにしがみつき、さらに未来を創ることは、決して簡単なことではありません。それじゃあ、どうすれば、この世界をより良い方向へ動かすことができるのか?僕は、20年間もかけて、何を学んだのか?考えに考えた結果、一つの答えにたどり着きました。
私たちは、決して、知識と計算力だけを得るために学校へ通っていたわけではありません。我々が本当に学んでいたのは「学ぶ力」であり、「学ぶ習慣」そのものだったのではないでしょうか。学びは子供だけのものではなく、大人になってからのほうが大きな意味を持つのではないでしょうか。
そう思って、僕は今、大人になる第一歩として、相手を問わず常に、学べるところは学び、提供できるものは提供する、ということを心がけながら生きています。

(一部抜粋)


去年一年間、僕はとにかく「学ぶ」ことに意識を集中させてきた。その結果として、「なにもやっていない」「やっぱり無能」というレッテル貼りをされることもあったが、そんなのは全く気にならなかった。

出会うすべての方々から、吸収できるものすべてを吸収する。一年間意識した結果、精神的にもまあまあ大人になれたような気がする。

学んでいる中で、自分自身のこれまでの生き方をあらためて整理したくなった。「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」と言うが、経験にも大きな価値があるはずだ。自分は経験から学びきれていないのではないか、と感じることが多々あったのである。

これから、自分の20年間の経験をもう一度思い返し、検索可能な形式で記録しようと思う。自伝と呼ぶにはあまりにも小物であるが、小物は小物なりに、これまでの軌跡を整理して、自分自身から学び、吸収できることを探したい。


そして、それを自分で持っておくだけではなく、note に随時公開していきたいと思う。反面教師として使っていただく分には良い教材になると思うし、時には指針として役に立つフレーズが混入してしまうこともあるかもしれない。少なくとも高校までは世間で言うところのエリート街道を歩いてきたので、子供を持つ親御さんが教育方針の参考にするのもいいだろう(ただし、その結果幸せになれるかどうかはわからない。日々ネット炎上する子供になっても一切の責任は負わないので勘弁してほしい。)

とにかく、僕の経験が、僕だけでなく他の誰かの役に立つことがあれば、心から嬉しく思う。


さて、これから週に一度のペースで徐々に掲載をしていこうと思うが、今後の本編については、「有料」での配信にしようと思う。これにはいくつかの理由がある。

まず最初に、僕自身の大切な経験なので、読み捨てたりせず、ぜひ真面目に読んでほしいから。コイン数枚程度の金額でも、決済を通して読むことで、じっくり読むことができる。きっと、発見も増えるはずだ。

次に、単純に僕自身も時間をかけて文章を書いているから。昔、「東洋経済オンライン」や「週刊プレイボーイ」のウェブサイトで連載を持っていた時は、1500〜2000字程度の原稿で、2万円弱の原稿料をいただいていたように記憶している。自分の時間をお金に換算したいわけではないが、コンテンツと作者の価値が正当に評価される社会をつくることには、僕も概ね賛成である。

そして最後の理由は、僕の文章を、本来あるべき姿から外れた目的で使用する人たちをできる限り減らしたいため。もっと簡単に言えば、炎上対策だ(笑)まあ、課金しても燃えるものは燃えるであろうが、有料記事の内容を掲示板とかに貼り付けるのだけはやめていただきたい。それは、倫理を超えて問題がある行為だから...。

値段設定はシンプルに、まずは 1000字 あたり 100円 でいこうと思う。仮に3997字書いたとしても、切り下げで 300円 だ。

余計な句読点は使わずに、コンパクトにまとめていこうと思っているので、300円を上回る回なんてほとんど出てこないと思う。全20回を予定しているが、どの記事も冒頭は無料で公開しておくので、興味がある時だけポチればOKだ。


長くなった。

とにかく、来週から始めようと思う。

第1回は、「0歳から3歳までの話」。


ああ、ところで、「Tehuの話」はもちろん仮称で、タイトルすら決まっていない。まあ、書いていくなかで思いついた時に名付ければいいか、と思っている。

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Tehu

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コメント5件

すばる さん ありがとうございます。がんばります。
welcome back!
tehuさんがnoteに!!なんと...!!はじめまして。フォローさせていただきました!更新楽しみにしています!
こんな中学生が書いたような文章で金を取れると思ってるところがTehuさんっぽくて良い、ましてや内容が有益って訳でもない。
センスなし、自覚はあるだろうけどたぶん本人が思ってる以上に才能がない笑
自己愛性人格障害は治療が難しいと言われているけど決して治らない病気ではないので症状が改善されていくことを期待してます。
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