底辺亭底辺

底辺です

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最近の記事

研究所創設の報告

紆余曲折あって研究所を起ち上げた。 と言っても私は学者でも研究者でもないので、自分が何かをする訳ではない。 ただ一緒に起業した理系の学生に駅前テナントビルの一室を貸しているだけである。 以前からの私の仮説は 『交通の便の良い場所に、高度知的人材の溜まり場を作れば学術・産業上の化学変化が起こる』 である。 それを関西で実証することにした。 場所は阪急沿線の某駅の真正面。 面積は約50㎡。 改札を出て20秒ほどで到着可能な立地である。 スローガンは「関西にテク

    • 第3・4回 札幌技術同人誌読書会報告

      このイベントで同じ街を訪ねるのは2回目である。 同じことを繰り返すのは意味が無いので、今回から更に工夫を加えた。 まず「技術同人誌」の概念は必要な層に行き渡ったものと判断した。 故に、その概念普及はもう目的としない。 今回からしばらく展示書籍を「ハードウェア系技術同人誌」のみに絞り全国行脚を再開することとした。 テーマをハードウェアに絞ったのは、ソフト分野に比してハード分野の方が世のケアが乏しいと感じたからである。 (リモートにも対応し辛いし、関連イベントが充実し

      • 底辺亭総括

        底辺亭を閉店する事になったので、思う事を書き残しておきます。 「テックbar底辺亭」は技術系イベントの場の提供を始めとして、エンジニアへの支援活動の一環として一年間の期間限定で起ち上げたものです。 予定通り6月30日にテナント契約を終えますが、コロナ騒動の為に最後の2か月が内々の予約営業になってしまった事を申し訳なく思っております。 反省点1、動画コンテンツの不足 2、顧客層の偏り 3、イベント日数の不足 もっと動画コンテンツを充実させたかったのですが、私の力不足

        • 「底辺数学」についての説明

          最近、底辺亭で数学イベントが急増した事に対しての問い合わせが数件あったので、経緯と意図を記しておく。 ちなみに底辺は数学が解らない。 数学イベント優遇の意図エンジニアの溜まり場である底辺亭で数学イベントを開く事で、テックとマスの融合機会を増やす事が目的である。 最終的にはエンジニアが手軽に数学力を向上させる為の手法を確立したいと考えている。 加えて。 知的人材の満足度を高める為には知的イベントの充実が必要不可欠であると底辺が考えている事も、数学イベントを優遇する理由

        研究所創設の報告

          京都技術書読書会報告

          京都技術同人誌読書会を終えたのでその感想を書き記す。 https://kansaicn.connpass.com/event/154219/ 底辺亭が大阪在住である為、今回の京都は日帰り。 (京都駅の周辺をウロチョロしただけである。) よってタイトルを「見聞録」とはしなかった。 申し訳程度の見聞録要素タクシー代が安かった! (初乗りが500円以下) 人が多かった! 京都開催の意義何度も触れて来たように、銭けっとのモデルが江戸時代の薬品会である。 当時の記録を

          京都技術書読書会報告

          「関西オープンフォーラムとは何なのか?」と質問してみた。

          「銭けっと」なる珍妙な名前の大会を主催している分際で言えた筋合いではないが。「関西オープンフォーラム」なる(私にとっては)内容の解り難い大会に去年から参加している。 その略称を「KOF」と云い、全世界で累計2800万本以上を売り上げたメガヒットゲームと同じ略称を持つ、ある意味悲劇性の強い大会である。 先日弊店にて、KOF実行委員様が事前告知イベントを開いて下さったので、その折りに「KOFとは何なのか?」という疑問を率直にぶつけてみた。 IT界隈の方にとっては常識なのかも知れ

          「関西オープンフォーラムとは何なのか?」と質問してみた。

          那覇見聞録「技術同人誌読書会を通して見た那覇」

          那覇読書会を終えたので、その感想を書き残す。 離島論例え誰からも受け入れられなかったとしても、沖縄で読書会を開催する事は決めていた。 出発前、「あんな離島にまで行くなんて熱心ですね」と何人かの方に言われた。 馬鹿々々しいので何とも返さなかったのだが、的外れなご感想である。 世界全体から見れば日本国こそが離島なのである。 (地理的のみならず、文化・政治的にも) もし沖縄をケアする方策を見けられないのであれば、我が国自体を救済することも不可能事であろう。 沖縄の所得

          那覇見聞録「技術同人誌読書会を通して見た那覇」

          札幌見聞録「技術同人誌読書会を通して見た札幌」

          札幌読書会を終えたので、その報告を書き残す。 立地について今回の会場は「コバル計画」なる札幌駅前の仮設イベントスペースをお借りした。 札幌駅から徒歩で2分程度の距離。 立地としては、(底辺亭がそうであるように)考えられ得るほぼ最高のものであったと確信している。 会場面積は15坪程度。 例によって机と椅子だけを使用したシンプルなイベント構成にした。 PHPカンファレンス札幌 今回、開催にあたって、人経由でさくらインターネットのエヴァンジェリストである@kumikum

          札幌見聞録「技術同人誌読書会を通して見た札幌」

          銭けっと(及びその関連活動)の参考元

          以前、銭けっとを始めとした諸活動についての解説を公表しましたが、今回はその補足を書き記します。 テーマはタイトルの通り、銭けっと等の参考元(ネタ元)についてです。 参考元を明かす理由勿論、銭けっとに関しては技術書典様がその最も大きな原動力です。 現に、関西の諸氏を説得する際「関西版技術書典を開催する」との文言を使った事もあります。 ただ、少なくない方から「銭けっとは技術書典を始めとする多くの即売会と毛並みが異なる」ご指摘を頂いており、それが弊大会に対する疑義を招いてい

          銭けっと(及びその関連活動)の参考元

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          富山見聞録 「技術同人誌読書会を通して見た富山」

          富山見聞録 「技術同人誌読書会を通して見た富山」

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          「底辺亭」についての説明

          「銭けっと」「技術同人誌読書会」についての説明を行ったので、これらと三位一体の運営を行っている「底辺亭」についても補足しておきます。 底辺亭とは、私こと底辺が運営するテックbarです。 JR大阪駅から徒歩5分、地下鉄東梅田駅から徒歩1分。 プロジェクターとホワイトボードとwifiとプリンタースキャナーと撮影ボックスを常備しております。 また店の棚を一つ潰して技術同人誌の見本誌を展示しております。 関西にお住いの方で実物を見てみたい方は気軽にお越し下さい。 呑まなく

          「底辺亭」についての説明

          「技術同人誌読書会」についての説明

          前回「銭けっと」に関する説明を行ったので、今回は私が各地で開催している技術同人誌読書会について説明致します。 技術同人誌読書会とは何なのか? その名の通り、私が各開催地に技術同人誌を持参し現地の方にその実物をお見せするイベントです。 持参冊数は50~100冊をイメージして下さい。 持ち込む技術同人誌は技術書典・銭けっとで私が買い集めた蔵書であり、その際執筆者の方に読書会での使用許可を頂いております。 (私の後ろに並んでおられた方、お時間を割いて頂きありがとうございまし

          「技術同人誌読書会」についての説明

          「銭けっと」についての説明

          「実業実学書典銭けっと」代表の底辺亭(亭号については後述)です。 この記事ではタイトルにもあるように、「銭けっと」の概要等についての説明を行います。 ※かなり多数の方に開催動機について問い質された事が、本記事の執筆動機です。 銭けっととは何なのか?他社様のイベント名を挙げて良いのか解りかねますが、端的に言えば「銭けっと」は「関西版技術書典」です。 (埼玉でも開催しましたが…) 技術書典の噂を小耳に挟んだ事でインスピレーションを受け、実物も見ないまま「銭けっと」を立ち

          「銭けっと」についての説明