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002 さくっと日帰り〜佐原〜

1)念願が叶うまで
以前からずっと訪れてみたいと思いつつ実現できないでいた佐原訪問。今年こそ行くぞと、2023年TODOに入れていたくせに、一人旅は慣れているくせに、なぜか決行できずにうじうじ。。。
そんな時、兄姉と慕っているご夫妻が30年ぶりに拠点を日本に戻されたので「日本らしい場所に日帰り旅しませんか?」とお声がけし、お付き合いいただくことに。あ、ここは一人旅ではなく行きたかったんだと、気づく。

2)バスが便利
お二人は埼玉方面から車でいらっしゃるということで、佐原駅前で落ち合うことに。私は検討した結果、東京駅から高速バスに決定。できて間もない八重洲のバスターミナルはピカピカ。初利用のため切符の買い方などの流儀がわからずちょっとだけ緊張したが、地下から出発する銚子行きのバスになんとか無事乗り込む。ゆったりと座ったまま佐原駅北口まで約1時間半で連れて行ってくれるこのバス。簡単、便利すぎてこの行き方はとてもよい。

3)とにかく伊能さん推し
ご夫妻はすでに到着していたので、南口にて無事合流!天気に恵まれて本当によかった。そして、巨大な暖簾がお出迎えの佐原駅は堂々とした佇まいだ。車で5分ほどで街の中心に到着し、いざ、観光スタート!

伊能忠敬像がそこかしこに。

車を降りて歩き出してすぐに、伊能忠敬の銅像に出会う。以降、あちらこちらに忠敬像を見かけたり、住宅街の表札も「伊能」がちらほら。佐原は伊能さんづくしの街だったことを改めて認識するのだった。測量に出るまで住んだ家もさらっと展示されている。

4)どこもかしこもフォトジェニックでうっとり❤︎
いざいざ、本日大本命の運河沿いの街並み。素敵すぎる。時代劇のセットじゃないんだよね、街として機能しているところがすごいなと。また、観光客も多すぎるということはなく、のんびり歩いて回れた。

商売で栄えた佐原の街。船で荷物を運んだそうだ。
画像加工一切なし。素人がスマフォで撮っても立派な絵になる。
所々に置かれているオブジェも超キュート。
佐原の祭りで有名な山車の様子が愛嬌たっぷりに。
運河から上がる階段もその奥の家の敷地内とのこと。時代劇のセットみたいな本物。
レトロな看板発見!
立派な蔵がそこかしこにある。

5)山車会館もお見逃しなく
佐原は山車がたくさん出る夏祭りと秋祭りが名物とのことで、その山車の本物が見られる山車会館へも立ち寄ってみた。3階分くらいある山車の実物は大迫力。

夏祭りか秋祭りの見物にきてみたい。

6)佐原土産
観光ともう一つのお楽しみ、それはお買い物。油茂製油さんのごま油、これは絶対買って帰ろうと決めていた。歴史を感じる店舗でひそやかに売られているごま油&ラー油。

老舗のオーラが半端ない佇まい。看板ポスターの「ラー油」がレトロでかわいい。
どちらも丁寧に作られたというのが感じられる味だった。

7)こちらも必見!〜香取神社〜
佐原の中心地から車で15分くらいで行ける香取神社。いや〜素晴らしすぎた。周囲はよい“気”にあふれており、黒い本殿は、シャープな印象でとても格好よかった。近くにこんな素晴らしい神社があったら毎日でも参拝してしまいそうだ。

ここからしばらく歩いて本殿へ向かう。
紅葉がちらり。午後の日に照らされて美しい色合い。
自分の背より高い灯籠が続いている。
金ピカじゃないのにものすごいオーラと威厳を感じた。

8)旅のしめくくりに

水鳥もちらほらいる水辺の景色。のんびりとした空気に包まれていた。
ここから観光船も出ている模様。この夕焼けが見られたことの幸せを感じる。

見どころがたくさんあって充実感120%の日帰り旅もそろそろおしまい。
帰り道の途中、車で道の駅に寄ってくださった。自宅まで車で送ってくれるというご厚意に甘え、本能のおもむくままに食材や花を買いまくり、買い物を楽しむ。
買い物終了後、ふと周りを見渡すと、美しい景色が広がっており、しばし見とれた。北総の穏やかで美しい夕暮れ。千葉って地域でさまざまな表情があり、奥深くて素晴らしいところだと改めて感じた。東京から1時間半の素敵な街、佐原。🧳

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