おじさんが苦手だった私へ

より正確に言うと、40-60代の男性を診療するときに、なんとなく怖くて不安で、普段以上に言葉遣いや相手の反応を伺ってしまっていた、初期研修医のときの私へ。

医学部6年生のとき、見学先の家庭医の先生から「診療中に陰性感情が生じたときは、それがどういうときに自分からわき上がってくるのかを後で見つめ直すといいよ」と言われて初めて気づいたのだったね。

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