パルデアには冒険があった。(ポケモンSVネタバレあり感想)


えー、やっと図鑑コンプリートしたので感想をまとめようかなと。フォロワーがNoteで感想を書いていたのもあるし。

オープンワールドのポケットモンスター

ポケットモンスターシリーズに初めてオープンワールドの要素を取り入れたポケモンレジェンズアルセウスと同じ年に発売された(同じ年!?)ポケモンSV、基盤となる対戦や育成は従来のままうまくオープンワールドに仕上げてて凄いな~ってのがまず1つ。ボックスが重すぎるのがしんどいのがもう1つ。以下ストーリーの話につきネタバレ注意。

ストーリーの感想

ストーリーすごく良かったですよね。特にラストシーンで博士AIが親指を立てながら溶鉱炉に沈んでいくシーンは涙なしには見られなかった。
個人的にすごく好きだったキャラというかストーリーというかはスターダスト★ストリートで。ボタンっていう子が出てくるんですが、この子ラスボスなんですよ。スター団っていういじめられっ子がいじめっ子に対抗するために築き上げた組織の。実はこのスター団は1年と数ヶ月前にある事件を起こしていじめの加害者や教員全員をアカデミーから追い出す結果になっていたのですが、団のボスであるボタンはその責任を背負い実家のあるガラル地方に留学という扱いで謹慎期間を設けられます。話によるとどうやらあの人の娘っぽいですが、それはどうでもよくて。このガラル地方がすごく効いてくる要素だなと個人的に思いました。ボタンがパルデアに戻ってきてよかったなって。

ポケモン剣盾の舞台であるガラル地方。ストーリー覚えてますか?僕剣盾のストーリーがホントに嫌いというか苦手で。話の流れとしてはジムチャレンジに挑みつつガラルの歴史を紐解いていくようなものなのですが、主人公たちは基本的にジムチャレンジに専念する形で進むんですよ。自分の歴史研究に熱中しすぎるあまり歴史の要点しか教えてくれないソニア、リーグを成功させたいがためにジムチャレンジに集中しろと裏で起こっていることすべて一人で解決しようとするダンデ、未来のためという理想を特権で押し通そうとしたローズ。主人公の周りにいる大人が全てエゴイストなんです。これまでのポケモンはジムをクリアするという要素はただの1要素で、その地方を知る冒険がありました。それが、ガラルにはなかった。自己中心的な大人たちのせいで、挑戦者を戦闘狂にするためのジムチャレンジという1本のレールしかなかったんです。
一方ポケモンSVの舞台であるパルデア地方。オープンワールドであり、ストーリーが3ルートもあり、大人たちは学生に「宝探し」という自由な冒険を与えてくれます。

パルデアには冒険があった。ガラルにはなく、アローラまでのポケモンにあった冒険がありました。そのパルデアでの冒険を通じて、ボタンはスター団の友達との友情を実感し、主人公という新たな友達を得ます。友情という名の宝物を見つけるのです。
ボタンがガラルからパルデアに戻ってきて本当に良かった。ガラルにいたら宝物を見つけることなくマクロコスモスのエンジニアになっていたことでしょう。これからも友達やブイズと仲良く楽しい学校生活を過ごして欲しいです。あとそのイーブイのバッグ僕も欲しい!!!どこに売ってるの!!!

アプデとかDLCとか

多分あると思うし、まだまだパルデアでの冒険が出来るのかもしれないと思うとワクワクします。もしや、過去未来に飛んでいってしまったり……?
そういえば伏線だけ張られた円盤のポケモンも謎のままですね。楽しみ。
僕たちの冒険(ランクバトル)はまだまだこれからなんだ!

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