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豊島美術館と生と死と

旅先で訪れたそこには、生があり死があった。

年齢も性別も国籍も異なる人々が集まり、歩いたり寝転がったり寄り添い合ったりしていた。
こんな風に、静かに生きて死んでいけたらどんなに良いかと思った。

見上げれば青く澄み渡る空が広がっていた。
下を見れば、水が流れ落ち葉が風に揺れていた。
全てが、当たり前にそこにあった。

きっと導かれるように、またこの地に足を運んでしまうのだろう。

#旅する日本語 #心安 #コラム #エッセイ

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