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毎日「10,000文字以上」書き続ける方法


はじめに

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初めまして、てかてんです。
このnoteをお読みいただけること、本当に嬉しく思っています。
どうか最後までお付合いいただけると幸いです。

このnoteのテーマは
毎日「10,000文字以上」書き続ける方法 です。

日々、10,000文字以上書いている私がやっている、
「書き方」「時間の使い方」「やる気持続法」「その他の工夫」
余すことなくすべて詰め込んで書きました。

約35,000文字を使って、具体的なライティング方法と、すぐにチャレンジできるコツまで解説します。

◆ Kindle作家として毎月2冊程度出版
(平均5〜6万文字の電子書籍です)
◆ WEBライティングで月に10万円弱の収益
(月に、4000文字の案件を20記事程度)
◆ ブログ400記事程度更新
(現在、休載しています)
◆ 定期的にnote更新
(本noteは35,000文字程度)

こんな感じで活動しているので、リアルに毎日10,000以上書いています。
(編集やイラスト作成などが多い日は7,000〜8,000文字程度)

ぜひブログやWEBライター、Kindle作家として頑張っている方にもシェアしたいと思い、全力で書かせていただきました。



最終更新、更新内容について

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2020年3月6日に公開。
最終更新は公開当時の状態です。
いただいたコメントや、追記内容などを、随時更新します。

ツイッターをフォローしていただければ、
noteの更新情報や、新作noteの公開情報、
その他、Kindle新刊情報、Kindle無料ダウンロードキャンペーンなどの
情報を受け取ることができます。

◆ てかてんのツイッターをフォロー ◆

そもそも、私がどんな人なのか?という説明も必要かもしれませんので、
より詳しい自己紹介は、以下のリンクのnoteに「本気の自己紹介」を書いておりますので、よろしければ読んでみてください。

◆ てかてん本気の自己紹介note ◆

てかてん「本気の自己紹介」


さて、繰り返しになりますが、このnoteでは、
◆ 毎日「10,000文字以上」書き続ける方法 ◆
と題して、ブログやWEBライティング、Kindle作家として活動している方に向けて、「どうやったら毎日たくさんの文字を書けるのか?」を解説していきます。



ライティング活動の略歴

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◆ ブログ「てかてんの書斎」運営
2015年1月【ブログ開設】
書評、読書関連記事、ブログ関連記事を書く「雑記ブログ」
⬇︎⬇︎⬇︎
2020年3月(note公開時)【391】記事投稿
※ 何度も休載しながら続けてきました(笑)
◆ Kindle作家の活動
2019年4月【Kindle1冊目出版】
「忙しいサラリーマンでも無理せず、年間100冊本を読む方法」

2019年8月【Kindle2冊目出版】
「読書好きならきっと共感できる「読書あるある50」

2019年9月【Kindle3冊目出版】
「読書好きのエピソードを詰め込んだ「読書の魅力」を語る本」

2019年11月【Kindle4冊目出版】
「これからの電子書籍について考える本」

2020年1月【Kindle5冊目出版】
「並行読みで読書の効果を引き出す方法」

2019年1月【Kindle出版6冊目】
「就活読書: 就職活動で必ず勝利する」

2020年2月【Kindle出版7冊目】
「多読」で読書の効果を引き出す方法」

2020年3月(note公開時)8冊出版中

てかてんのKindle出版作品はこちら
◆ note運営
2020年2月〜note作成開始
第0弾 てかてん「本気の自己紹介」
第1弾 毎日「10,000文字」書き続ける方法 公開
(本noteです)
◆ WEBライター活動
2019年12月〜WEBライター活動をスタート
ビジネス系のブログ記事、Youtubeの動画用「原稿作成」を受注。
2020年2月 ライター3ヶ月目にして「月収98,000円」達成!



こんな人におすすめです!

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✔︎ これからブログ、WEBライティング、Kindle出版にチャレンジしたい人

✔︎ 文字をたくさん書きたいけれど、時間が取れなくて困っている人

✔︎ 副業に興味がある人(本noteではWEBライティングに触れています)

✔︎ てかてんの活動内容に興味を持ってくれている方!
(調子に乗ってすみません・・・w)



本noteの内容と構成

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序章 てかてんが実践している【実例紹介】
まず最初に、noteでお伝えしたい本筋について、
てかてんが実践している「実例」を元にさらっとご紹介します。
序章を読めば、本noteの全体像が掴めます。

第1章 マインドセット
たくさんの文字を書く上で、まず知っておいてほしいことをまとめています。
実際の「10,000文字書く方法」は第2章以降になりますので、
先にやり方を知りたい!という人は読み飛ばしても大丈夫です。

第2章 具体的な「ライティング方法」
ここから具体的な「ライティングの方法」を解説していきます。
10,000文字書き続けるためにはどうするのか?
どんな心構え、下準備、仕組みを取り入れると良いのか?
実際にどうやって書くのか?
この辺りについて詳しく解説しています。

第3章 具体的な「時間の使い方」
続いて、具体的な「時間の使い方」について解説していきます。
第2章でもお話ししますが、ライティングでたくさんの文字を書くためには、「時間の使い方を攻略する」ことが必要不可欠です。
そんな時間の使い方にフォーカスして、深掘りしていきます。

第4章 書く気分を持続させる方法
具体的な「ライティング方法」「時間の使い方」を解説した後には、
誰もが実際に悩んでいることについてもお話ししていきます。
「どれだけ時間が確保できても、なぜか書く気分が続かない」って時ありますよね?
そんな「メンタル面」にも対策が打てるので、いくつかご紹介します。

第5章 行動開始のハードルを下げる
最後は、行動開始のハードルを下げる方法について解説します。
ライティング方法が身について、時間の使い方もマスターして、さらに書く気分を持続させる方法も身につけば、それで完璧!ではありません。
「ついつい他のことがやりたくなる」こともあるし「なんとなく面倒くさい」と感じることもあります。
そんな「活動し始めるタイミング」で効果を発揮する仕組みについてご紹介します。


序章 てかてんが実践している【実例紹介】

序章

まずは「結論」から書いていきます。

実際に「てかてん」が実践している
【ライティング方法】や【時間の使い方】を先にご紹介してしまいます。

このnoteでお伝えしたい「ライティング方法」の全貌を、実例を元に理解していただくことがスタートですね。

その上で、細かい工夫や考え方、ノウハウやコツなどを第1章〜第5章までの構成で、後ほど詳しく書いていきます。

私が実践している「毎日10,000文字書く方法」は以下のやり方です。

◆ スキマ時間を徹底的に使い倒してライティングする
◆ 4つのライティングを使い分ける
 ① パソコンでのタイピング入力
 ② テキストエディタ専用デバイスでのタイピング入力
 ③ スマホでのフリック入力
 ④ スマホでの音声入力
◆ ネタのストック、ネタの構成・見出し作りで効率化
◆ 作業興奮をフル活用する
◆ 行動開始のハードルは徹底的に下げておく
◆ やる気を落とさない工夫を取り入れる

仕事をしながらブログやライティングのお仕事などをこなすとなると、ある程度の制限がありますよね。

時間も限られています。

寝る時間を削るわけにもいきませんし、家族と共に暮らしている人はプライベートの時間も必要になるでしょう。

ライティング以外にも、趣味を楽しんだり、同僚や友人との時間を大切にしていく必要がありますよね。

だからこそ、生活のスキマに隠れている「スキマ時間」を徹底的に活用してライティングするようにしています。
詳しくは第3章で「利用すべきスキマ時間の一覧」などを出しながら解説していきますが、スキマ時間をフル活用するだけでもかなりの文字数を書くことができます。

私自身、もともと読書でスキマ時間を徹底的に使う工夫をしてきました。
ですから、そのスキマ時間をライティングにあててみることで、仕事をしながらでもたくさんライティングできると確信していました。

そこで、スキマ時間をライティングに使うようになってから、仕事を終えて帰宅する頃には「4000〜5000文字」程度のライティングができるているようになりました。
残りは、就寝するまでのルーティンに隠れているスキマ時間を活用したり、夜10時〜12時までのフリータイムを使ってライティングすることで、毎日10,000〜15,000文字はライティングできています。

こんな感じで、スキマ時間をフル活用してライティングするということが、毎日10,000文字以上書くための重要なポイントになります。

その他にも、パソコン・スマホを使い分けてライティングをしたり、音声入力を使ってライティングすることも、効率化と時間を無駄にしないための工夫です。

事前にネタを書き出した「ネタ帳」を作ったり、見出しや構成を作り込んで「いつでも書き始められるようにしておく」ことなども同様です。

毎日安定して、かつ長期的にライティングをやっていきたいのなら、「すぐに作業に取りかかれる工夫」や「やる気を引き出す工夫」、「やる気を落とさないための工夫」も非常に重要になってきます。

スキマ時間を徹底的に活用しています。と言いつつも、スキマ時間にやる気が出ないことだってもちろんあります。
やる気が出ないからといって、そのスキマ時間を無駄に使ってしまったら、当然10,000文字書き続けることができなくなってしまいます。

そこで、「やる気を引き出す工夫」を取り入れたり、そもそも「やる気を落とさないための工夫」を取り入れることで、スキマ時間を無駄にせずに済むのです。

こういった工夫も、参考になると思いますので、第4章で確認してみてください。


詳しいタイムスケジュールをご紹介していきます。

まずは、ちょっと私の日常をお話しします。

◯ サラリーマンとしてフルタイムで勤務
◯ 海外出張、国内出張もやや多め
◯ 月平均 飲み会1〜2回以上
◯ 平均残業時間 20〜30時間
◯ 年間100冊本を読む
◯ 妻と1歳の娘が1人
◯ 子育て、育児、家族イベントは最優先

こんな感じで、普通に生きていたら割と忙しいタイプです。
※ 忙しい自慢ではありません(笑)

とても、時間に余裕があるタイプではありません。
だからこそ、ライティングでは「スキマ時間を徹底活用すること」を重要なポイントとしています。

朝6時起床
(スキマ時間10分ほどライティング)
6時半〜7時半 通勤 (車の運転)
(スキマ時間30分ほどライティング)
8時半〜17時10分 本業
(休み時間、お昼休みなどをライティングに活用:40分ほど)
17時半〜18時半 通勤(車の運転)
18時半〜22時 家族の時間
(スキマ時間があれば活用。入浴時間15分ほどライティング)
22時〜24時 妻との時間 & フリータイム
(この2時間は読書やライティングなど、自由に使う)
24時〜就寝準備 (片付け、歯磨き、ストレッチ)
(スキマ時間で5〜10分ほどライティング)
25時 就寝

簡単に解説すると、こんな感じですね。
あくまで一例なので、日によっても様々ですが、だいたいこんな感じで時間を使っています。
少しでも時間があれば「スマホでライティング」するような感じですね。
夜のまとまった時間は、パソコンに向かってライティングしていますが、少し休憩がてらソファーに寝転ぶときなんかはスマホでライティングしています。

ここからは、噛み砕いて体系的に解説します。



第1章 マインドセット

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まず第1章では、毎日10,000文字書き続けるための「マインドセット」をしていきます。
なぜ毎日大量の文字を書いて、コンテンツを作ったりアウトプットしたりするのか。

しっかりとした考えの土台がなければ、なかなか毎日続けていくことは難しいものです。

ブログ、アフィリエイトサイト、Kindle出版、無料note、有料noteなど、
文字で作られるコンテンツを作っている人はたくさんいます。
おそらく、このnoteを読んでくださっている「あなた」も、これらのコンテンツを強化していくために日々頑張っていることでしょう。

だとしたら、やみくもに書き続けていくだけでは勿体無い。
限られた時間の中で、何をどのくらい書いていくのか明確にし、そもそもなぜ大量の文字を書くのか?についてもはっきり理解し、それでもやっぱり「毎日10,000文字以上書きたい!」と思うかどうかが重要です。

戦略的にたくさんの文字をライティングしていくためには、
この「考え方の土台」をしっかり作り込んでいくことが大切です。

ということで、改めて第1章では「毎日10,000文字書き続ける」ためのマインドセットをしていきましょう。

そんなことより「書き方」とか「時間の使い方」が知りたい!という人は、第1章をすっ飛ばして第2章〜お読みいただいても構いません。


文字、文章の世界で伸びていきたいあなたへ

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これから「文字や文章」の世界で伸びていきたい。
そんな風に思っている方が、このnoteを読んでくださっているのだと思っています。

文字や文章で勝負しようと思っているのなら、小手先のノウハウを探すよりも「まずはとにかくたくさん書くこと」だと思っています。

どんなに優れたノウハウを学んだとしても、ある程度文章を書いたことがなければ活かすことができません。

たくさん書いてきたからこそ、効率化できるノウハウや、伝わりやすい構成などを見出してきているわけですから、
何も書いたことが無かったどう活かせば良いのかわからないはずです。

だからこそ、文字や文章の世界で頑張っていくのなら、とにかく書くしかありません。
毎日、コツコツと書き続けるのです。
それも、長い期間ずっと継続していかなければなりません。

今現在、ライティングやブログの世界で大成功を収めている人たちは、何年間も毎日ずっと書き続けてきています。
例外はありません。

書き始めた初月から収益を得られる人もほんのわずかにいますが、そこを狙ってはいけません。
あくまで、自分は凡人なのだから。と理解して、コツコツ続けることが成功法なのです。

ですから、このnoteでも、劇的に成果がでる秘密の方法!なんて紹介できませんので、ご容赦ください。
毎日、コツコツ、長期間かけて伸びていくために、1日で10,000文字以上書き続けている方法をご紹介します。

なぜ「書くのか」を明確にしよう

ライティングの世界で成功を狙うのなら、「なぜ書くのか」を明確にしておく必要があります。

当然のことですが、闇雲に書いて書いて書きまくれば良い!
なんてことはありません。

自分が何を目指していて、どのくらいの結果を出したくて、そのために「今日」どのくらいの作業が必要なのか。
このあたりを明確にして、サッと自分の言葉で語れるようになればより良いです。

なぜかというと、明確な目標を持っていなければ、絶対に成功までの長い道のりを走り続けることはできないからです。

数ヶ月は頑張れたとしても、成果がでなければ必ず挫折してしまいます。
どうしてもやる気が出ない日は、サボってしまいます。
他の成果を出している人たちを見て、すぐに凹んでやる気を無くしてしまいます。

必要なのは今の成果でしょうか?
成功している人と自分を比べることでしょうか?

違いますよね。

なりたい自分、手に入れたい理想の生活に向けて、今日一日を頑張るのです。

こんな感じで、道に迷ってしまわないように、周囲から影響を受けすぎないように、そして目指す場所まで一生懸命に走り続けられるように。
「なぜ書くのか?」を明確にするのです。

ちなみに私は、以下のような理由でライティングを頑張っています。

◆ 文字の世界でフリーランスになりたい
【 理由 】
いつでもどこでも仕事ができる
成功すれば働く時間を減らせる
家族と自由に好きな場所を旅できる!
◆ 出版業界に影響を与えたい
【 理由 】
本のおかげで人生が変わった
自分も本で誰かの人生を手助けしてあげたい
伸び悩む出版業界を盛り上げたい

簡単に言うと、こんな目標で日々のライティングに取り組んでいます。
割と壮大な目標なので、今の作業量では全然足りないと思っています。

だからこそ、このnoteでもお伝えする「書き方の工夫」「効率化」「やる気を下げない工夫」「やる気を高める工夫」などをどんどん取り入れて、作業量やライティング文字数をぐんぐん伸ばしています。

こんな感じで、あなたも「なぜ書くのか?」をより明確にしてみてください。
日々の行動が少しずつ変わっていきます。


収益 = 文字単価 × 文字数 × 執筆効率

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このnoteは、「毎日10,000文字以上書く」というテーマなので、多くの文字数を書きたい人が読んでくださっていますよね。

そこでひとつ質問です。

【 なぜたくさんの文字を書きたいのですか?? 】

答えはもちろん、収益を上げたいから。ですよね。

ライティングの案件なら、とにかく書いた分だけ収益が上がりますし、
ブログやアフィリエイトサイトでも、毎日「量」を書き続けることで結果がついてくるものです。
私がメインで書いている「Kindle出版」でも、出版する冊数や文量が売り上げに紐付いているのは間違いありません。

ですから、「たくさんの文字を書く」ということにはこだわる必要があります。

……しかし、
収益って、実は文字数だけではありません。

「収益が文字数だけで決まらない」なんて当たり前だ!
とおっしゃる方もいると思いますが、マインドセットとして改めてしっかり考えておきます。

ライティング関係で、収益を求める公式は、

【 収益を求める公式 】
収益 = 文字単価 × 文字数 × 執筆効率 

こんな風に表すことができます。

つまり収益は、「文字単価」と「文字数」、そして「執筆効率」の3つの変数が掛け算されることで決まってくるのです。 

文字数だけがめちゃくちゃ書けたとしても、文字単価が低ければ全然収益はあがりません。
例え文字単価が高くても、その文章を作るために何時間も調べ物をしたり、画像を作ったりしなければならないとしたら、執筆効率が落ちて収益が上がりませんよね。

こんな感じで、ライティングで収益を上げたければ、先ほどの公式で高い数値が出るように書いていかなければならないのです。



どの変数も落としてはいけない

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ということで、文字単価、文字数、執筆効率は、どの変数も落としてはいけません。
数式として「掛け算」なので、どれかひとつでも下がってしまうと、大幅に収益が下がってしまいます。
反対に、すべての変数が上がることで、収益を上げることができますね。

特に、ライティング初心者であれば、すべての変数を最大化することを目指した方が、収益性は上がります。

クラウドソーシングでライティングするのなら、文字単価や執筆効率がより良い案件を探した方が得ですし、
特に執筆効率は自分の努力である程度の効率化は可能なので、ぜひやってみるべきですね。

詳しくは後ほど、各変数について具体的に解説していきます。
しかし、このnoteでは「たくさんの文字数」を書く方法をご紹介するので、なぜ文字数を重要視しているのか?については軽く触れておきます。

これから「ブログ」「アフィリエイトサイト」「Kindle出版」などの個人メディアで活躍していきたい人は、文字数が必ず必要になります。
しかも、「圧倒的な文字数」です。

最近では、個人のメディアを作っている人がどんどん増えてきています。
インターネット情報の価値が周知されて、そこでお金を稼ぐことができるということも、一昔前に比べると当たり前に認知されるようになりました。

つまり、ライバルがめちゃくちゃ多いわけです。

これから何かに特化したブログを作ろうとしても、そこには必ず「成功者」がいます。
その成功者のブログを見ると、圧倒的なコンテンツ量とコンテンツの質が詰まっていて、現実を突きつけられますよね。

当たり前のことですが、生半可な作業量では到底敵わないのです。

だからこそ、まず最初に取り組むべきは「圧倒的な作業量」です。
コンテンツの質を求めることは当然大切ですが、それを最初から叶えることは不可能です。
日々、圧倒的な量をこなしていきながら、自分自身が成長し、次第に質も高まっていく。
そんな流れで良質なコンテンツが生み出されていきます。

作業量を増やして、どんどんコンテンツを作っていかなければ、そもそも認知してもらうこともできないので、成果は全く出ていきません。
結果として、これだけ頑張っても成果がでないから・・・と、辞めていってしまうわけです。

少し厳しい話になりますが、成果が出始めるまでは「圧倒的な作業量」をこなすしかありません。

だからこそ、このnoteでは「たくさんの文字数を書く」というポイントに特化して、まずはコンテンツをどんどん生み出そう!というお話をさせてもらっています。



文字単価について

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3つの変数の中で、誰もが伸ばしていきたいのが「文字単価」です。

ライティングの案件、ブログ、アフィリエイトサイト、Kindle出版のどれを考えても、1文字あたりの収益が増えれば、収益は格段に伸びていきます。
ライティングの世界で稼いでいくのなら、「文字単価が高い」お仕事や、コンテンツを作っていきたいと思うのは、誰しも当然のことなのです。

では、ひとつ質問してみます。

普段、文字単価を意識してライティングできているでしょうか?

文字単価は、すぐに伸びるものではありません。
ですが、今の自分は1文字あたりいくらの収益になっているのかな?
というポイントは、しっかり押さえておくべきです。

収益を増やしたい!
もっと稼ぎたい!

という言葉は、誰しも言っていますし、心の中でも唱えていると思います。

本気で収益を増やしていきたいのなら、自分の文字単価はしっかり把握しておきましょう。
「自分の価値」「作ってきたコンテンツの価値」を理解せずに、これから収益を伸ばすことばかり考えるのはちょっとズレていますよね。

どのコンテンツが収益を生んでいて、それがどのくらいなのか。
あるコンテンツは、全く収益を生んでいないけれど、これから少しずつ育てようとしているのか。
またあるコンテンツは、自分が書きたいことを書きたいように書いているのだから、収益化は不要だ。

こんな感じで、何をどのくらい収益化したいか考えておかないと、目的も曖昧なままにただ作業をこなしていくだけになってしまいます。



文字単価を伸ばす方法

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そんな文字単価を伸ばす方法ですが、これは間違いなく「信頼の積み重ね」になります。

ブログやサイトから「アドセンス収入」や「アフィリエイト収入」を得る場合でも、信頼されているコンテンツが多く読まれますし、商品が売れます。

Kindle出版でも、信頼されている作家さんの本が読まれるのです。

有料noteなどを想像してもらうとわかりやすいと思います。
注目を集め、フォロワーさんに信頼されている人が伸びていきますよね。
そして、売り上げが上がると、さらに信頼度が増していくので、収益がさらに上がるという流れに繋がっていきます。

自分自身が有料で何かを購入するシーンを想像してみてください。

どこの誰だかわからない人、
知っているけれど「全然信用できない」人などから、
お金を払ってまで商品を購入するでしょうか?

言うまでもなく、答えはNOですよね。
きっと、信頼できる人や尊敬できる人から商品を購入したいと思っているはずです。

クラウドソーシングのライティング案件でも、信頼が積み重なっていくと文字単価をあげてもらいやすくなります。
わかりやすい実績や、充実したポートフォリオを作成すれば、信頼を勝ち取りやすくなって文字単価も上がるのです。

初めて連絡を取る相手を信頼することは難しいものですが、ライティングの実績、ライティングのアウトプット、積み重ねていくやりとりなどで、少しずつ信頼を重ねていくのです。

ということで、文字単価を上げていくためには、信頼を積み重ねていきましょう。
ここでも、とにかく圧倒的に量を書くことに繋がっていきます。



文字数について

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続いて、文字数についてお話しします。

コンテンツの材料は「文字」です。
なので、収益を上げていく変数としても文字数が重要になりますが、そもそも論で言っても文字を書かなければ始まりません。

先ほどもお話ししたように、ライティングの世界で成果を出していきたいなら、コンテンツの量をある程度増やしていかなければ戦っていけないので、文字数は非常に重要な要素です。

文字単価と同様に、自分がどのくらい書けるのか?を把握しておきましょう。
自分の書ける量がわかっていれば、それを増やす作戦も立てられるようになります。
なんにせよ、今の実力が把握できていなければ、先に進むことはできませんよね。

① 1日でどのくらい書けるのか?
② 1時間でどのくらい書けるのか?
③ パソコンとスマホだと、書く量はどう変わるのか?
④ どの時間帯が最も量を書けているのか?

この辺りは、一度考えてみてください。
何事も現状把握が大切です。
本気で「文字の世界で稼いでいきたい」のなら、上記の質問に対して一瞬で答えられるようになっているくらいでなければ、まだまだ本気度が足りません。

今の自分は一体どれくらいの文字数が書けるのかを知っていれば、目標に対して毎日どのくらいライティングすれば良いのかわかってきます。

1年後に3000文字程度のブログ記事を100記事書きたいなら、
単純に1日3000文字書けば3日に1記事で良い計算です。

1ヶ月で60,000文字のKindle本を書き上げたいのなら、毎日2000文字書かなければなりません。

では、自分は毎日何時間ライティングすれば、このような目標にたどりつけるのでしょうか?

毎日1時間の作業?
それとも、2時間の作業?
その為には、朝早起きする必要がある?
もしくは、寝る前の時間を活用する?

こんな感じで、長期で目指す目標がはっきりしているのなら、できる限り「今日1日のライティング量」まで嚙み砕いで行動に落とし込めるとより良いでしょう。



文字数を伸ばす方法

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文字数を伸ばしていく方法は、いくつかあります。

◯ ライティングの時間を増やす
◯ ライティングの速度を上げる
◯ ライティングの効率を上げる

主に、この3つの方法で文字数を伸ばします。

どれも確実に文字数を伸ばす効果があるので、これからもっと文字数を増やしてコンテンツを充実させていきたい人は、どれかひとつずつでも試してみると良いでしょう。

この3つをさらに細かく分解していくと、

◯ ライティングの時間を増やす
 ① 何かに使っている時間をライティングに活用する
例: 寝る時間を遅くする
   早起きして時間を作る
   テレビを見る時間、スマホゲームの時間などを活用する

 ② 時間の無駄を無くす
例: スキマ時間をフル活用する(このnoteのテーマ)
   ぼーっとしてしまう時間を活用する

◯ ライティングの速度を上げる
 ① タイピング速度を上げる

例: ホームポジションのトレーニングをする
   使いやすいキーボードを買う
   よく使う単語や言葉を登録する

 ② 考えて立ち止まる時間を減らす
例: ライティング時間と思考時間をしっかり分ける
   考えながら書くスキルを身につける

◯ ライティングの効率を上げる
 ① 状況に応じてライティングする

例: 出先ではスマホ、自宅ではパソコンを活用する
   音声入力を使って、喋りながらライティングする

 ② 知識を増やして調べ物を減らす
例: ブログや本を読む習慣を身につけて知識を増やす

 ③ 集中を妨げる要因を削る
例: ライティング中はスマホをマナーモードにする
   人から連絡がこない時間にライティングする

 ④ 作業に取り掛かるハードルを下げる
例: パソコンを作業場に出しっぱなしにする
   簡単な作業から取り掛かる

こんな感じに分解することができます。
例も挙げてみていますので、ちょっとやってみようかなと思う項目があれば、ぜひ今すぐにでもやってみてください。

このnoteは、スキマ時間を徹底的に活用することで「毎日10,000文字書く」というテーマです。

ですから、上記の内容でいくと「ライティング時間を増やす」と「ライティングの効率を上げる」の2つにチャレンジしていく内容になります。



執筆効率について

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続いて、執筆効率についてです。

1日に10,000文字書けたとしても、
2時間パソコンにかじりついて書ける人と、4時間かじりついてようやく書ける人など、
執筆効率によって「単位時間当たりに書ける文字数」が変わってきます。

文字単価が高くなったとしても、執筆効率が悪く、1時間で書ける文字数が少なくなってしまうと、結果的に収益は上がらないことになります。

仕事や学校、プライベートなどを楽しみながらのライティング活動になりますから、ライティングに使える時間がわずかだという人も多いものです。

かなり限られた時間の中で活動していきますので、書きたいコンテンツはたくさんあるのに時間が無いから追いつかない、という事態になるのです。

つまり、何が言いたいのかというと、限られた時間の中でたくさんの文字を書いていくために「執筆効率も重要」だということですね。

【効率】という風に言ってしまうと、小手先のノウハウを使って・・・
というイメージがあるかもしれませんが、むしろ逆です。

ライティングする気にならない時、どうやって気持ちを高めるのか
ライティングの集中を途切れさせないために、どんな工夫するのか
ちょっとした時間でも無駄にしないよう、どんな工夫をするのか

こんな感じで、
ライティングする上での「メンタル面」の対策や、
効率化に繋がる「仕組み化」を施すことがメインです。



執筆効率を伸ばす方法

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先ほどのお話とも重複しますが、大切なことは何度でも書きます。

執筆効率を上げていくためには、次のポイントで考えていくことが大切です。

① ライティングに使える時間を確保する
② ライティング開始のハードルを下げ、スムーズに作業に入る
③ 状況に応じて、フリック入力・音声入力・タイピング入力を使い分ける
④ 時間を最後まで無駄にしない「集中できる状態」を作っておく

この4つのポイントを全て網羅できるような工夫を取り入れていけば、自然と執筆効率は上がっていきます。

特に、効率を上げていくなら②〜④のポイントが非常に重要です。

せっかくライティングする時間を確保したのに、その時間をムダにしてはもったい無いですよね。
ただでさえ、時間が無い中で結果を出していかなければならないので、限られた時間の有効活用には貪欲になってください。

作業できる時間がきたら、最初に重要なのがスムーズに作業に入ることです。

ちょっとまだキリが悪いから・・・と、スマホゲームを続けてしまったり、何か他のことに夢中になってしまうと、ライティングを始めるタイミングを逃してしまうこともあり得ます。

ですから、スムーズに作業に入れる仕組みや工夫を取り入れておくと、最初のムダを排除できます。
この具体的な方法は、第4章で解説します。

そして、スムーズに作業に取り掛かった後は、
状況に応じて最も効果の高いライティング手段を選択して書いていきます。

◆ 自宅で時間を確保できたなら、パソコンでタイピング入力
◆ 車の中で知人を待つ時間が確保できたなら、スマホで音声入力
◆ 外出中にちょっとだけ時間が確保できたなら、スマホでフリック入力

といった感じで、時間を確保した際に「今、どの書き方が最も効果的か?」と考えた上で、その時間でできるライティングの効果を最大化していきます。
ライティングの効果を最大化する方法も、後ほど第3章で解説します。

こうして、ライティングに入った後は、
確保した時間を最後まで有効に使えるように、集中力を落としてしまう要因をあらかじめ排除しておくこともおすすめです。

◆ 作業環境に不要なものを置かない
◆ スマホの通知が入らないようにしておく
◆ 「一旦作業を止める」要因は事前に排除しておく

このような細かい対策が大活躍してくれます。
せっかくライティングに集中できているのに、ちょっと「ラインの通知」が来たり「ツイッターの通知」が来たりすると、アプリを開いてしまっていませんか?

そしてそのまま、ライティングをやめてスマホで遊んでしまっていませんか?

積み重ねるとかなり大きな時間の無駄になってしまうので、この辺りについても第4章で詳しく解説していきます。



月30万文字書く意味

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毎日「10,000文字」を書くということは、
毎月「300,000文字」書くということになります。

ブログやウェブライティング、その他「文字を書くお仕事」をしている人は、ある程度「毎月書く文字量」をイメージしておくと目標達成がしやすくなります。

とはいえ、何文字くらい書くことを目標にすればよいかわからない。ということもあると思うので、私が考える「月30万文字書く意味」についてご紹介します。

なぜ毎月300,000文字を目指して書いているのかというと、
文字単価1円だと考えた時に、サラリーマンの平均月収分を目安にしているからです。

冒頭でもお話しさせていただきましたが、私はセミリタイヤを目指しています。
セミリタイヤするためには、まず最初のステップとして
◆ ライティングでサラリーマンの平均月収を超える ◆
ことがひとつの目標になり得るわけです。


文字単価1円で、1ヶ月の300,000文字書くと、
300,000円の収益になりますよね。

もちろん、単純計算ですし、作るコンテンツによって文字単価は大きく変わってくるのでこの計算通りになんかなりません。

ですが、最低でもこれくらい文字を書けるところを目指そう!
と思えるような指標がなければ、どうにも文字数を伸ばせませんでした。

文字単価1円とした時に、ライティングだけで毎月必要なお金を稼ぐとしたら、まずは300,000文字くらいが目安になるのですね。

ということで、
毎日10,000文字のライティングは、本気でライティングの世界で生きていきたい人が「まず到達しておきたいライティング量」として念頭に置いておきましょう。



書けば書くほど文章は上手くなる

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ライティングを始めた当初は、

◯ うまく文章が書けない・・・
◯ 書くことが思いつかない・・・
◯ たくさんの文字数が書けない・・・
◯ 一度に長い時間書くことができない・・・

こういった、ライティングに関する悩みがたくさんあるものだと思います。

当然ですよね。
始めたばかりの頃から何でも思うようにできるのなら、何も苦労はありません。
一部の人は、センスがあって文章が上手かったり、タイピングが得意で文字を速く書けたり、読書が好きで書くことをたくさん思いついたりするかもしれません。

でも、大丈夫です。
文字は、書けば書くほど文章は上手くなるのですから。

どんな人でも、毎日書き続けて、試行錯誤していけば、必ずライティング力は高まっていきます。

自分なりに表現の仕方が定まってきたり、文章同士の繋がりを上手く表現できるようになったり。
そもそも語彙の量が増えていったり、知識の幅が広がったりすることで、ライティングを始めた当初では想像できないようなレベルの文章が書けるようになっていきます。

ライティングも、スポーツなどと同じです。
トレーニングした量、取り組んできた量に応じて、少しずつ上達していきます。



書くことが生活の一部になる

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毎日たくさんの文字を書いていくことが習慣化してくると、書くことが生活の一部になっていきます。

空いている時間はないだろうか?
ライティングする時間は作れるだろうか?
今後はこんなことを書いていきたい。
もっともっと書きたい!

こんな感じで、生活の節々で「書くこと」について考えるようになりますよね。

ライティングで稼ぎたい!という思いが強いほど、生活とは切って切り離せないようになっていきます。
四六時中考えてしまうことは、それだけでもすごいことです。

より良い方法を模索したり、さらに自分をスキルアップしたり、試行錯誤を続けていくことで、どんどん成長していくことができます。
生活の一部になるということは、本気で取り組む覚悟ができたということになるわけです。

ですから、生活の中で「ライティングすることが当たり前」になれば、
そこからさらに成長して、収益に繋がる活動ができるようになっていきます。


第2章 具体的な「ライティング方法」

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第1章のマインドセットが長くなってしまいました。
「毎日10,000文字」の書き方とか、時間の使い方といった内容がこのnoteの本論なのです。

しかし、そういったノウハウややり方だけでは成果を出すことができません


マインドセット、つまり「心構え」「基礎の考え方」は、これから解説するやり方を実践していただく上で、「同じ心構え、同じ基礎的考え方」を持ってもらう意味でも大変重要です。

筆者と読者が同じ目線で同じ文章を読むことで、
読み取る「内容の意味合い」や「内容の質」が揃ってくるからですね。


ということで、長くマインドセットに関する内容を書いてきましたが、
ここから実践的な内容に移っていきます。

第2章は、「毎日10,000文字」書くための「具体的なライティング方法」です。

実際にてかてんが日々実行している内容を、できるだけ体系的にまとめてみましたので、ぜひできるところから実行してみてください。



スキマ時間を徹底的に活用する

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スキマ時間の徹底活用は、このnoteの「本質」です。
ライティングでたくさんの文字を書くためには、スキマ時間を徹底的に活用すること。
スキマ時間を攻略すれば、日々「10,000文字」を書けるようになります。

「え?そんな簡単なこと?」
「もっと技術とかノウハウとかじゃないの?」
「スキマ時間だけでは無理でしょー」

なんて言葉が聞こえてきそうなので、あらかじめ回答しておきます。

スキマ時間のより詳しい活用法や、どんなスキマ時間を活用すれば良いか?などについては、第3章で詳しく解説します。

ここであらかじめお伝えしたいのは、
◆ 忙しい日々の中で何時間もライティングの時間は取れない ◆
という事から目を背けてはいけないということです。

「たくさん書く」ことを考えるとき、

◯ ライティングの時間を増やす
◯ ライティングの速度を上げる

ということを考えてしまいます。

でも実際はどうでしょうか?
◆ 今以上に時間を確保することってできますか?
◆ 劇的にライティング速度を上げることってできますか?

どちらも、「NO」なのではないでしょうか。

朝起きて仕事に向かい、時には残業にもなりながらくたくたで家に帰ってきます。
家族と食事をしたり、テレビを見たりしていると、もう寝る時間です。

主婦の方は、朝起きたらすぐに朝食作って、子供達を送り出し、買い物・掃除や洗濯・パートなどをこなしていき、家族が帰ってきたら晩御飯の準備です。
すべて終わった頃にはくたくたで、夜も遅い時間になってしまう。

どんなに頑張っても、寝る前に1〜2時間のライティングしかできません。
早起きするとしても、30分程度が限界だという人も少なくありませんよね。
1日24時間の中から、まず最初にライティングで使おうとするのは「睡眠時間」なのです。
睡眠時間を削って、なんとかライティングする時間を作り出す。
これでは、毎日継続するのは難しいし、やはり睡眠時間はそれぞれ必要な分だけ確保しておくべきです。

こうなってくると、いよいよどうやってライティングする時間を作っていくのか?と悩みに入っていくのですが、
だからこそおすすめしているのが「スキマ時間」なのです。



スキマ時間って何?

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スキマ時間とは、
生活の中に隠れている「わずかな時間」のことを表しています。

詳しくは第3章で解説していくので、ここではスキマ時間の概要のみお伝えしておきます。

例えば、電車通勤の人が、駅に着いてから電車が来るまで待っている時間ってありますよね?
通勤もルーティーンですから、慣れてくると「5分前」、達人になると「1分前」とかに駅のホームに到着します。
ここで、ぼーっと電車が来るまで待っている時間こそ「スキマ時間」なのです。

この「5分」であれ、「1分」であれ、すぐにスマホを取り出してライティングすれば、1行〜3行程度はライティングできますよね。

これはあくまで一例です。
スキマ時間は、徹底的に洗い出していくと、自分でも驚くほどたくさんあることがわかってきます。
徹底的に活用できるようになってくると、1日の中で「1時間以上」はすぐにでも活用できるようになります。

このように、このnoteで目指すのは「スキマ時間の徹底活用」によって、睡眠時間や家族と過ごす時間などを犠牲にせず、たくさん書ける体質に変えていくことなのです。



忙しい生活の中でもスキマ時間で書ける

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皆さんが毎日忙しく過ごしていることは百も承知しています。
僕自身も、毎日忙しいと感じていますし、本業も決して楽な仕事ではありません。
子供もかなり小さいですし、家族との時間は「第一優先」でいきていくと決めています。

そして、1年間に100冊の本を読み続ける読書家で、漫画やアニメなども大好きなので、生活の全てをライティングに注いでいるわけではありません。

ですが、

◯ 毎月4000文字のライティングを30件
◯ 毎月「平均5万文字」のKindle本を2冊出版
◯ noteも気まぐれ更新
◯ 毎月 5〜10冊の本を読む
◯ 毎月2回ほど近場に旅行

といった感じで、ライティング関係で25万文字近く書きながらも、ある程度の個人活動もこなすことができています。

ですから、スキマ時間をうまく活用していけば、プライベートやその他の時間を犠牲にしなくても、ある程度のまとまった文字量をライティングすることができるということです。

いきなり10万文字とか、20万文字は書けなかったとしても、
スキマ時間を使う前と後では驚くほどの差が出てくることは間違いありません。
まずは、騙されたと思っても構いませんので、スキマ時間を見つけてライティングしてみるところから始めてみてください。

とはいえ、
「スキマ時間を使いましょう!」
と言われても、なかなか難しいもの
ですから、
この先でより詳しく解説をしていきますので読み進めていってください。



「1分でも書く」を徹底する

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大切なのは「1分でも書く」という心構えです。

たった1分で書けるわけない!
と言われてしまうかもしれませんが、「1分でも書けます」と断言させてください。

1分あれば、1行以上は必ず書けます。
そこまで「徹底してスキマ時間を使おうという気持ち」があるかどうかだけなのです。

とにかく徹底的にスキマ時間を使って書こうとしていくと、日常のあらゆる場面でスキマ時間があることに気がついていきます。
普段は気づかなかったような「ほんのわずかな時間」でさえ、この時間で書ける!と思えるようになります。

そしてなにより、その1分を積み重ねれば、30分でも1時間でも創り出せるのです。
創り出すというよりは、無駄を無くして有効活用するイメージですね。

ちょっとスマホを触る時間があるとき、無意識にLINEを開いたり、SNSを開いたり、インターネットブラウザを開いたりしていませんか?
つい30分ほど前に確認したアプリを、何度も立ち上げて確認する意味はあまりありません。

その時間を、ライティングに活用する。
1分でも書くという心構えは、こういったひとつひとつの無駄に注目することなのです。



ライティングに必須な3つの書き方

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毎日「10,000文字」をライティングしていくためには、スキマ時間で無駄を無くす以外にも、いろんな工夫を取り入れて無理なく進めていく必要があります。

書く気にならないときにどうやってやる気を高めるのか
書いてても進まないときにどうやって気持ちを切り替えるのか

こういったポイントにも注目していく必要があります。

まずは、「書く」という作業において、3つの書き方に分けて解説していきます。
どれも当たり前のことではありますが、
書き方を工夫するだけでもライティングの効率が全然違ってくるので、軽視することはできません。

ライティングに必須な書き方は、次の3つになります。

ライティングに必須な3つの書き方
① パソコンでライティング
② スマホのフリック入力でライティング
③ スマホの音声入力でライティング


スマホとパソコンを、状況や自分のやる気、書くものに応じて使い分けることによって、時間を無駄なく活用し、ライティングの効率を高めていきます。

メリットやデメリットについても触れていきますので、メリットを十分に活かせるようにしていくことで、ライティング効率を最大化できます。

ひとつずつ、詳しく深掘りしていきましょう。



① パソコンでライティング

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まずひとつ目は、パソコンでのライティングです。

ライティングの作業といえば、やっぱり机に座って、パソコンで文字を書いていく作業を連想しますよね。
文字を書くスピードは、やはりスマホのフリック入力よりも速いので、パソコンでのライティングがメインになるでしょう。

パソコンでのライティングについて、メリットとデメリットをあげていきます。

◆ メリット ◆
① ライティング速度が速い
② ライティングできる文量が多い
③ ライティングに集中しやすい
④ 調べ物をしながらライティングしやすい
◆ デメリット ◆
① ライティングできる時間が限定される
② ライティングできる場所が限定される

こんな感じですね。

やはり、パソコンでライティングすると、文字をたくさん打てますし、文字を打つスピードも速くなるので、まとまった時間が確保できるなら率先してパソコンで書くべきです。

調べ物をしたり、資料を見ながらライティングする際にもやりやすいし、一度集中できればかなりライティングが捗るところもメリットですね。

反対に、まとまった時間がないとなかなかゆっくり机についてライティングすることができなかったり、そもそもパソコンを持っていける場所でなければライティングできなかったりする点は、デメリットと言えるでしょう。



② スマホのフリック入力でライティング

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2つ目の書き方は「スマホでのフリック入力」を使ったライティングです。

パソコンでライティングする場合は、机と椅子が用意できるような場所でなければそもそも書くことができません。
最低でも、背もたれと机がわりの台が必要だと思います。

対して、スマホのフリック入力でライティングする場合には、
「時間」「場所」「用意するもの」などは、すべて縛りがありません。

これこそ、スマホでライティングする上での最も大きな特徴ですね。

どんな場所にいても、いつでも、スマホだけあれば他には何もいらないので、
スマホでのライティングは「ありとあらゆる場面」で実行可能です。

ライティングはパソコンでしかやりません。
なんて考えていると、実はかなりの時間をムダにしてしまっていることになるのです。

それでは、スマホのフリック入力でのライティングについて、メリットとデメリットをあげていきます。

◆ メリット ◆
① いつでもライティングできる
② どこでもライティングできる
③ スマホだけあればライティングできる

①〜③を総合すると、スキマ時間との相性が抜群に良い!
◆ デメリット ◆
① ライティング速度が遅い
② スマホの電池残量に注意が必要
③ 画面が小さいので編集しにくい

こんな感じですね。

メリットは、先ほどもお話しした通り、いつでもどこでもライティングできるというところですね。

スマホでのライティングは、スキマ時間との相性が抜群に良いので、すぐにでも活用して欲しいと思っています。

また、デメリットですが、
文字を入力する「フリック入力の速度」が遅くなりがちなので、パソコンほどは速く文字を書くことができません。
これもトレーニング次第でスピードアップできますが、やはりパソコンのタイピングには敵わないでしょう。

スマホはすぐにバッテリーが弱くなってしまうので、電池残量の問題が少し懸念されたり、画面が小さいので「前後の繋がりを意識した文章」などは編集しにくいというデメリットもあります。



③ スマホの音声入力でライティング

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最後に、3つ目の書き方は、
【 スマホの音声入力でライティングする 】というやり方です。

すでに音声入力を活用している人はあまり驚かないかもしれませんが、
まだ音声入力をやったことが無い人にとってはちょっと衝撃を受けるかもしれません。

音声入力とは、スマホに向かって喋るだけで、その喋った内容が入力されていくというものですね。
やり方もすごく簡単です。下の画像のように、「マイクボタンをタップして喋るだけ」という簡単操作です。

音声入力のやり方

iPhoneの音声入力は、非常に精度も高くなってきています。
誤字や変換ミスもゼロではありませんが、それでもかなり柔軟に変換してくれるようになってきています。

後から編集することが前提であれば、荒原稿として十分に活用可能です。

「てん」と発音すると「、」が入力され、
「まる」と発音すると「。」が入力されます。
「かいぎょう」と発音すれば、文字どおり改行してくれます。

こんな感じで、一通りの文章作成は不自由なくできるので、ぜひチャレンジしてみてほしいと思います。

◆ メリット ◆
① ライティング速度は最上位
② ただ喋るだけでライティングできる
③ スマホだけあればライティングできる
◆ デメリット ◆
① 場所にはやや縛りがある
② 後から編集する必要がある

こんな感じではないでしょうか。

ライティングする速度に関しては、タイピングを凌駕するスピード感です。
口から言葉を出すだけで、それがそっくりそのままライティングされていくので、慣れてくるとかなりの速度アップが可能です。

ただし、人目が無い場所でなければ利用できなかったり、自宅などでは時間帯が限られたりと、音声入力ならではの縛りもあります。

さらに、誤字脱字の変換精度は良くなっているものの、まだ少しは変換ミスもありますし、そもそも話している言葉の繋がりがおかしかったりもします。
そういった観点からも、基本的には「編集することを前提」とした荒原稿を作っていくイメージです。


以上3つのライティングを、シーンに応じて使い分けていけば、
飛躍的にライティング効率は高まっていきます。

ライティングはパソコンだけ!とか、
ライティングはスマホだけ!とかに拘らず、

朝活はパソコンで書いて、会社でのスキマ時間はスマホで書こう。
トレーニングがてらやっているウォーキング中は音声入力をやって、
また寝る前のフリータイムはパソコンで書こう。

こんな具合で、あなたの生活に合わせてうまく活用してもらうだけでも十分なのです。



文量が書ける人と書けない人の違い

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続いては、たくさんの文量が書ける人と書けない人の違いというテーマでお話を進めていきます。

ライティングをたくさんこなせる人と、そうでない人には、
実はしっかりとした違いがあります。

それは、

書ける人 : 書く時間 = すぐに書き始める
書けない人: 書く時間 = 何を書くか考える

こんな傾向があるということです。

たくさんの文字数を書ける人は、書く時間になったらすぐに文字を書き始めることができる人。

そして、あまり文字数が書けない人は、書く時間になったら「まず何を書くのか考えることから始める人」という違いです。

この違いについて深掘りしていきながら特徴を掴んでいただき、その後「どうやったらすぐに書ける人になれるのか?という対策面を解説していきます。



【 書ける人 】書く時間 = すぐに書く

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先ほどもお話ししたように、文字数をたくさん書ける人は
書く時間 = すぐに書き始める
ということが徹底できている人です。

特に、ライティングのためにまとまった時間が確保できた時こそ、すぐにライティングに入れた方が時間の無駄を排除できます。

まとまった時間とは、30分以上「ライティングに集中できる」時間、といったところでしょうか。
5分、10分のスキマ時間とは異なり、ある程度まとまっている時間という意味合いなので、30分以上としておきます。

スキマ時間をフル活用することをおすすめしてきていますが、そのスキマ時間で「書くことを考えたり」「見出しをつけたり」「書いた文章を編集したり」すると、無駄なくまとまった時間を活用できます。

もちろん、書くことが定まっているのなら、スキマ時間でも積極的にライティングしていくことが重要です。

いずれにしても、これからライティングするぞ!という時に、
サッと文字を書き始められる人、そしてそれが当たり前の習慣になっている人が、たくさんの文字を書くことができるのです。



【 書けない人 】書く時間 = 何を書くか考える

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反対に、たくさんの文字数を書けない人は、
書く時間 = まず何を書くのか考え始める人
ということになりますね。

もちろん、何を書くのかしっかり考えてから書き始めないと、構成がおかしくなったり、うまくライティングが進まなかったりするので、
【 何を書くのか考えること 】は重要です。

しかし、【 何を書くのか考える 】のは、パソコンの前に座ったタイミングでなくてもできますよね?

それこそ、ご飯を食べていても、お風呂に入っていても、車を運転していても、
書きたいことを考えることは可能です。

せっかくライティングできる時間を手に入れたとしても、その時間を「考えること」に使ってしまって、結局あまり文字数が書けなかったら勿体無いですよね。

もちろん、ライティングできる時間を「考えること」に使ってはいけないと言っているわけではありません。
なるべく「考えること」ではなく、「書くこと」に使えるように工夫していきましょうという感じです。

時には、まとまった時間で構成を考えることも当然ありますから、
「考えること」もある程度時間をかける必要があります。

しかし、より多くの文字を書けるようになるためには、
ライティングできる時間はすぐに書き始めることが必要不可欠なので、
少しずつでもできるようにしていきましょう。



時間を無駄にしない「すぐに書ける仕組み」

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すぐに書ける人になれば良いことはわかった。
でもどうしたらいいのかわからない。

そんなご意見もあると思うので、時間を無駄にしない「すぐに書ける仕組み」をいくつかご紹介していきます。

書く時間 = すぐに書ける人
になるための、「すぐに書ける仕組み」は以下の5つです。

◆ すぐに書ける仕組み ◆
① 「構成」や「見出し」をストックする
② テキストデータのストックには「Evernote」
③ ストックしていけば、すぐに書ける
④ パッと思いついたネタはすぐにストック
⑤ ネタがコンテンツにならなくても良い

5つの仕組みと言いつつも、基本的には「構成」や「見出し」などをストックしていくことについて解説します。

ストックしていく上で、押さえておきたいやり方や、考え方について5つのポイントに分けさせていただきました。

ひとつずつ深掘りしていきましょう。


① 「構成」や「見出し」をストックする

まずは、構成や見出しをストックしておくということです。

書く時間になっても「すぐに書けない理由」は、書くことが決まっていないからですよね。

ある程度、何を書くのかという「方向性」だけでも決まっていれば、すぐに書き始めることが可能になります。

ということで、
あらかじめ「文章の構成や見出し」をストックしておいてください。

ブログやライティング案件であれば、
次に書く記事のタイトルに合わせて、数個の見出しを作っておくとします。
その見出し1つに本文を書き込んでいくと決めていれば、サッと書き始めることができますよね。

記事のタイトルは何にしようかな?
どこから書き始めようかな?
そもそも何を書くのか全く決めていない・・・

ということにさえならなければ、自然と書く作業に入ることができるわけです。


② テキストデータのストックには「Evernote」

記事データや案件データ、その他文章コンテンツのテキストデータは、
「Evernoteにストックする」ことがおすすめです。

複数の端末で接続可能で、サッと同期も可能なアプリケーションであれば何でも構いませんが、Evernoteは無料で使える上にテキストとの相性が良いのでおすすめしています。

スマホ、パソコン、その他電子デバイスなど、複数の端末から同じ記事データにアクセスするなら、クラウドサービスを使うことが必須です。

パソコンで書いていた記事の続きを、スマホですぐに書き始めることができるのです。
もちろん、スマホで書いた続きを、そのままパソコンで書き始めることもできますね。
かなり当たり前の話かもしれませんが、便利かつ必須な内容なのであえて触れておきます。

ネタのストック、見出し付け、本文作成、編集・リライトなど、
すべてEvernoteで完結していれば、大量のテキストデータを常に持ち歩くことができます。

ひとつのアプリにすべてのテキストデータを一元管理していれば、
何か引用したいときにも「検索一発」で昔の文章データを引っ張り出せます。

過去の文章コンテンツを最新版に書き換えてリリースしたい!といった場合にも、手元のスマホですぐに閲覧できるのは素晴らしいですよね。


③ ストックしていけば、すぐに書ける

こんな感じで、ネタやコンテンツのタイトル・見出しなどを「Evernote」にストックしていけば、いつでもすぐに本文を書き始めることができます。

書く時間を確保したときに、すぐに書く人になるためにも、
日頃からどれだけ本文が書ける状態のストックが作れているかが重要です。

ストックがあれば、あとはスマホやパソコンから「Evenote」を立ち上げるだけで続きを書き始めることができますよね。

もちろん、ブログサービスの下書き、WordPressの下書きなどにストックしていても構いませんよ!

とにかく大切なのは、スマホでもパソコンでもすぐにアクセスできる場所で、これから書きたいもののストックがあれば良いのです。


④ パッと思いついたネタはすぐにストック

ネタは、いつどこで思いつくかわかりません。
そしてそのネタは、どんな形に化けるかも未知数なのです。

ということで、
「パッと思いついたネタはすぐにストック」するようにしておきましょう。

これはあまり広がりそうにないな・・・
以前も同じようなネタを書いたような・・・
これはネタとしてつまらないかもしれないな・・・

こんな風に考えてしまって、ネタとしてストックするかどうかを考えがち。
でも、そんなことは一切捨ててしまって、何でもかんでもストックしてみてください。

思いついた時点では大したネタじゃないかもしれませんが、
そこから新しいアイディアが浮かんだり、組み合わせで斬新なアイディアに繋がったりすることもありえます。

いま「必要か否か」は判断しにくいものですから、何でも良いのでストックしましょう。
パッと思いついたその瞬間に、すぐスマホでメモをとるのです。


⑤ ネタがコンテンツにならなくても良い

ネタはあくまで「ネタ」なので、それがコンテンツに成長しなくても構いません。

これから面白いコンテンツになるかもしれないし、ネタのまま終わってしまうかもしれない。
でも、それで構わないのです。

一瞬でも「これは面白いかもしれない」とか「これってちょっと気になるな」と思ったのなら、そこには何か心に触れた理由があります。

うまく言語化できなくても良いので、ネタとしてストックしておけば、
何かのタイミングでコンテンツに化けるネタになるかもしれません。

「ネタはコンテンツになっても、ならなくても良い」
と思っていれば、気軽にネタをストックしていくことができますよね。

つまらないネタばかりストックして、何にもコンテンツ化できていない・・・
なんて悩む必要もありません。

そもそも、何でもネタとしてストックしても良いのですから。



書いた文字数をチェックしよう

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たくさんの文字を書けるようになるためには、
◆ 今日1日で、自分が書いた文字数が何文字かチェックする ◆
という習慣も非常に大切です。

これまでチェックしたことが無いという人は、一度チェックしてみてください。

自分が何となく想像している文字数とは、結構差があるものだと思います。

かなり多くの時間を作業にあてたのに、思った以上に文字数が書けていないなら、作業効率を見直す必要があります。

逆に、かけた時間に対して、思った以上に文字数が書けているのなら、時間をどうやって捻出するのかを考えても良いでしょう。

こんな感じで、今の自分のライティング力を「現状把握」するためにも、今日1日で自分が書いた文字数をチェックすることが大切なのです。

例えば、
1時間で書ける文字数が圧倒的に少ないのに、作業時間ばかり増やしても効果が少ないですよね。
だとしたら、まずは「タイピング速度を上げる」とか「自分なりの文章の型を作る」といった対策で、ライティング効率から改善していきます。

自分がどれだけ書けるのか分かっていれば、対策方法も的を外さずに済むわけですね。

その現状をしっかり把握した後は、どのように対策していきながらライティング力を向上させていくのかを考える材料に使います。



文字数の目標を決めよう

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ライティングの文字数を増やしていきたいのなら、1日あたりの目標文字数を決めてみましょう。

当たり前のことですが、人間はほとんどの場合「立てた目標以上の成果」を上げることはありません。
がむしゃらに活動していたら、理想の成果が出ていた。というケースは極めて稀です。

1日の5,000文字書こう!と決めれば、本当に5,000文字書けるようになります。

もしも今日、3,500文字しか書けなかったとしたら、残りの1,500文字をどうやって書こうか?と考えるからですね。

しかし、目標を5,000文字だと決めなかった場合、今日3,500文字しか書けていなくても「何も考えない」ので、そこから改善することができませんよね。

これは目標設定の分野では当たり前の考え方なのですが、
「目標を立てて行動する」ということが「世間では軽視されがち」だと感じています。

本気で結果を出したいのなら、
「やってみる→目標とのギャップを知る→改善する→またやってみる」
というサイクルを回していく必要がありますので、ライティングでもうまく使っていかなければならないのです。



複数のコンテンツで集中力を保つ

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1つのコンテンツを書き続けるよりも、
複数のコンテンツを並行して書いていくことで、集中力を保つことができます。

ブログ、note、メールマガジン、アフィリエイトサイト、WEBライティング、Kindle出版など、
もしも複数のコンテンツを書いているのなら「切り替え」をうまく活用してみてください。

例えば、
ブログ記事を書いていて集中が切れてしまった場合でも、
WEBライティングの案件に切り替えることで集中力をアップすることができる
というわけです。

書いているジャンルが違うコンテンツだと、集中力を復活させやすい傾向がありますね。

上記のコンテンツでも、それぞれ文章の書き方に特徴があったり、そもそも書いているジャンルが違っていたりすると思いますので、
うまく使い分けることで集中力を持続させてみてください。


第3章 具体的な「時間の使い方」

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続いて第3章では、「具体的な時間の使い方」について解説していきます。

第2章で「書き方」について解説してきましたが、やはり重要なのは
「どのように時間を使えばたくさんの文字が書けるのか」
というところですよね。

特に、日々忙しくしている人にとっては、時間を確保するのは至難の技です。
朝早くから仕事があり、帰宅するのは夕方〜夜にかけて。
そのあと、プライベートを過ごす時間が待っていますよね。

自分のライティング活動に充てる時間は、どうやって確保したら良いのだろうか・・・
と悩む人も多いと思います。

夜遅くまで頑張ったり、早朝から朝活をすることはとても魅力的ですが、
朝30分早起きするのも辛いものです。

だからこそ、このnoteでは「スキマ時間を徹底的に活用」して、「無駄にしている時間を有効活用する」ということにフォーカスして解説します。

しっかり理解して活用していけば、朝30分早く起きるよりも簡単で、より多くの時間を確保できるので、1つずつでも生活に取り入れてみてください。



スキマ時間の代表例

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「スキマ時間を活用すると良いですよ!」
と繰り返しお伝えしていながら、スキマ時間についてあまり詳しくお話ししていなかったので、例を並べてみました。

◆ スキマ時間の代表例 ◆

◯ 電車やバスなどを待っている時間
◯ 待ち合わせ場所で相手を待っている時間
◯ レストランで注文した後、食事を待っている時間
◯ イベント会場などで開演を待っている時間 
◯ テレビを見ていてCMが流れている時間
◯ 会社や学校に到着して、始業開始までの時間
◯ 会社や学校等の休み時間やお昼休み
◯ ちょっとここで待っていて、と言われた一瞬の時間
◯ 病院などで、診察までの待ち時間
◯ 電車やバス、飛行機に乗っている移動時間
◯ お風呂で湯船につかっている時間
◯ ベットに入り眠りに落ちるまでの時間
◯ 何かの活動の後、ほっと一息入れる一瞬の時間

他にもまだまだたくさんあって、列挙していくとキリがないのでこの辺にしておきます。

パッと眺めてみていかがでしょうか?
割と日常生活の中で出会う場面が多いですよね。

こういったスキマ時間をどのように過ごしていくのかによって、大きな差になっていきます。

例えば、
① 朝、駅について電車を待つ時間 10分
② 電車に乗っている時間 20分
③ 会社について始業までの時間 10分
④ 会社のお昼休み 30分
⑤ 帰り、駅について電車を待つ時間 10分
⑥ 電車に乗っている時間 20分
⑦ お風呂で湯船に浸かっている時間 10分

すべてライティングに活用すれば、【合計:110分(1時間50分)】

これはあくまで一例ですが、1日のスキマ時間を積み上げると、2時間弱も時間があるということがわかります。

人によっては1時間かもしれませんが、それでも十分な時間ですよね。

朝30分早く起きて朝活するよりも、日々の生活の中に隠れているスキマ時間を積み上げた方が、はるかに簡単で、より多くの時間が確保できることがわかります。

これこそ、スキマ時間の素晴らしさなのです。




毎日確保できる時間を優先する

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先ほどお話しした「スキマ時間の代表例」の中でも、さらに優先して活用したいのが「毎日確保できる時間」です。

なぜかというと、
イレギュラーで発生するスキマ時間は計画的に活用することが難しいからです。

毎日確保できる時間であれば、日々の活動計画に組み込めますし、何より「習慣化できる」というところが大きなメリットです。

先ほどの例の中から、毎日確保できる時間を以下に抜粋してみたので、まずはここからチャレンジしてみてください。


◆ 毎日確保できるスキマ時間 ◆

◯ 電車やバスなどを待っている時間
◯ テレビを見ていてCMが流れている時間
◯ 会社や学校に到着して、始業開始までの時間
◯ 会社や学校等の休み時間やお昼休み
◯ 電車やバス、飛行機に乗っている移動時間
◯ お風呂で湯船につかっている時間
◯ ベットに入り眠りに落ちるまでの時間
◯ 何かの活動の後、ほっと一息入れる一瞬の時間



くつろぎタイムもスマホで書く

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自宅でゆっくり過ごしている時間や、会社のお昼休みなんかは絶好のチャンスです。
のんびりしながら「スマホを扱える」チャンスなので、この時間を使ってスマホでライティングしていきます。

スキマ時間の徹底活用では、こういった「スマホが触れる時間」をとにかくライティングに使っていくことで、効果を最大化していきます。
ですから、くつろぎタイムであってもライティングしていくのです。

特に、「5分だけソファに寝転んでリフレッシュしよう!」みたいな時が狙い目です。

脳は、ふと力を抜いた時や、リフレッシュしているときに「よく働く」ので、ちょっとしたスキマ時間の中でも活用できれば効果が高いのです。

身体の疲れを取りながら、スマホでのんびりライティングしていくと、いつもより捗ることが多い印象ですね。
いろんな言い回しが浮かんできたり、あまり手が止まらずに文章を作っていけたりする感じですね。

理由もなくネットサーフィンしたり、SNSのアプリを立ち上げて眺めたり、場合によってはスマホゲームをしたりしているかもしれません。

こういった時間を、ライティングに活用して、少しずつ積み上げていけば、1日10,000文字にグッと近づくことができます。



スマホで遊ぶ時間を「意識的に」減らす

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こんな感じで、スマホで遊ぶ時間を減らして、その分「ライティングに活用する」ことができれば、日々かなりの時間をライティングにまわせます。

ポイントとなるのは、「意識的に」減らすということです。

よし、ちょっとスマホで何かしようと思ったときに、
「いやいや、ライティングに使おう」
と意識できるかどうかが大切なのです。

なぜかというと、スマホを取り出して何かをする時って、ほぼ無意識にやってしまっているからですね。

ほぼ無意識にやっている活動は、「習慣」にも似ていますので、すぐに変えることは難しいものです。

なので、最初は、

「あ、スマホでゲームしちゃってた」とか
「あ、またSNS見てた」といった感じで、
無意識にスマホで遊んでいたことを「認知」してください。

これまで無意識でスルーしていたことを、はっきり意識できるようにしていくと、次第に「スマホに奪われていたスキマ時間の全貌」が見えてき始めます。

本当に大袈裟ではありませんよ。
びっくりするほど時間を使っていることがわかってくると思います。

先ほどの「スキマ時間の例」をあなたの生活に当てはめながら、日々振り返ってみるだけでもわかってくると思います。

スキマ時間を30分積み上げた方が、朝30分早く起きるよりもはるかに簡単で、効果も高いのでおすすめです。



スマホゲームをアンインストールする

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そもそもスマホゲームをやらないようにする仕組みとして、
「スマホゲームをアンインストールする」こともおすすめです。

ゲームをインストールしているから、ついついやってしまうのです。

最近では、無料ゲームでもかなり質の良いゲームが増えてきました。
しかしその反面、一度プレイし始めると、長い時間プレイし続けてしまうような仕組みに作られています。
よく考えられていますよね。

ですから、もしも徹底的にライティングを頑張りたい!と思っているのなら、思い切ってスマホゲームをアンインストールしてしまいましょう。

これはかなり効果が高いのでおすすめです。

そんなに大切ではないものでも、なかなか手放せないのが人間です。
断捨離しようとしても、これは捨てない方が良さそう・・・と思ってしまうものが多いんですよね。
実際に手放してみると、全然必要無かったのだとわかるものがたくさんあります。
スマホゲームも、なんとなく残しているだけで、ほとんどプレイしていないものもあるはずなので、思い切って視界に入らないようにアンインストールするのです。

息抜きようにスマホゲームをやりたい!という人は、長時間プレイできないゲームを選ぶことをおすすめします。

何時間でもプレイし続けられるゲームは、時間を無駄にしてしまいがちなので、出来るだけ避けておきましょう。


第4章 書く気分を持続させる方法

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第4章では、書く気分を持続させる方法について解説していきます。

1時間、ライティングできる時間を確保したとしても、その1時間をフルに書き続けることができるかどうかは別問題です。

スキマ時間を使って時間をうまく使っていく方法を解説してきましたが、やはりまとまった時間で書くことも多いでしょう。

せっかく30分、1時間という「まとまった時間」を確保できても、書く気が持たなかったり、そもそもやる気がでなかったりしてしまうと意味がありませんよね。

ですから、第4章では「より時間をうまく使うため」の方法として「書く気分を持続させる方法」について深掘りしていきます。



作業興奮を発動させる「5分だけ」

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書き始める上での「やる気を高める方法」をひとつご紹介しておきます。

せっかくライティングする時間が確保できたのに、そもそも書き始めることができない時ってありませんか?
長年毎日書き続けている僕ですが、それでもどうしても書き始めることができない日は結構あるものです。

人間は本来、サボりたい生き物なので、この辺りの感情とはしっかり向き合っていく必要ががありますよね。

やる気が出ない時の対処法は、ずばり「5分だけやってみる」ということです。
やる気が出ないのに、やれってどういうこと?と思われるかもしれませんね。

解説します。
脳科学の分野でも証明されているのですが、人間は何か少しだけでも行動をスタートすると、作業興奮という作用が発動します。

この作業興奮によって、ちょっとだけやってみるつもりが、ついつい予定以上に作業してしまうという素晴らしい効果を生み出してくれます。

つまり、脳の作用をうまく利用して、まずはたった5分だけでもやってみることで、行動を促していくということになります。

皆さんも経験がありませんか?
ちょっとだけ掃除し始めたら、ついつい大掃除になってしまったこと。
学生時代の試験勉強の時などは、机を片付けるだけのつもりが、周辺のゴミ捨てまでやってしまったこと。

これこそまさに「作業興奮」の作用なのです。

ここをしっかり理解して、ライティング作業にも応用すれば、スムーズに作業に集中することができるようになります。



ネタをストックしていく

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やる気を引き出すための作業として、
「ネタをストックしていく」という方法もおすすめです。

書く時間がきたら、すぐに書ける人になろう!という話をしましたよね。
常に、書く時間がきたら書けるように「ネタのストック」は多ければ多い方が良いのです。

ということで、もし書く時間がきても「やる気にならない」という事態になった場合、
今後書いていきたいネタのタイトルを考えたり、すでに考えていたネタの構成や見出しを書いてみることがおすすめです。

◆ ブログ ◆
◯ ブログ記事のタイトル検討
◯ 今後書いていきたいジャンル検討
◯ 以前書いた記事のリライト検討
◆ ライティング ◆
◯ 今もらっている案件のタイトル付け
◯ 案件に関するキーワードの調査
◯ 新しい案件を探してみる
◆ Kindle出版 ◆
◯ 新しい本のタイトル検討
◯ これまで書いた本の続編検討
◯ Kindleストアで競合相手の本を調査

という感じで活動できますね。
どうしても書くことに対して気乗りしない場合は、

【次にこんなことを書いてみたいな?】
【あの記事をこんな風にリライトしたらどうかな?】
【新しいクライアントさんを探してみようかな?】

みたいな感じで、自分が書きたいことに思いをめぐらせたり、新しいことを考えたりすることから作業を始めていくのです。

ライティング関係のネタは、これから長く書き続けるために「考え続ける」必要があります。

少し考え始めると、「作業興奮」が発動して次第にやる気になってくるので、
単純なネットサーフィンなどで時間を無駄にしてしまうよりは、ライティングに関係するネットサーフィンから始める、というのも良いですね。



ネタの構成を検討し、見出しをつける

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普段から先ほどの「ネタ出し」「タイトル付け」をするようになると、いろんなネタやタイトルがストックされていきます。

新たなネタ出しやタイトル付けにもやる気がでないときは、
すでにストックしていたネタを使って、さらに書いていく内容を検討していく作業をおすすめします。

このnoteを書いたときにやった事を例にします。
◆ 毎日「10,000文字以上」書き続ける方法 ◆
というタイトルだけがストックされています。

それに対して、
第1章はマインドセット、第2章は具体的な書き方・・・といった感じで、「大きな見出し」を作っていきます。

いわゆる「章」と呼ばれる一番大きな見出しですね。

「章」が出来上がったら、もう一つ段階を落とした小見出しをつけていきます。
第1章の1節目、第1章の2節目、・・・という感じですね。

「文字、文章の世界で伸びていきたいあなたへ」
↑↑
これが、このnoteの「第1章ー1節目」ですね。

これは、「節」と呼ばれる2番目の見出しです。

「章」「節」まで出来れば、さらに分解した「項」(3番目の見出し)まで作り込んでしまえば、記事・案件・Kindle本などの大枠は出来上がりになります。

つまり、
① タイトルを作る(仮タイトルでも良い)
② 見出しをつける(章→節→項の順番)

こんな手順で、今後書いていきたいネタを膨らませていく作業になります。



見出しの書き出しだけ書いてみる

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他にも、今書いている記事やコンテンツを書く気にならなくても、ストックしているネタの「見出しの書き出しだけ書く」という作業もおすすめです。

ブログ記事でも、ライティング案件でも同じで、
文章コンテンツを書くときには

「タイトル付け」と「見出しを作る」

ことによって文章全体の骨組みを作っていきます。

そして、全体像がうまく繋がるように構成を考えてから、各見出しをさらに細かくしていったり、その本文を書いていったりするわけですね。

見出しまでできているものは、各見出しの「書き出し」だけ書いてみるのもやる気がでてきます。

すでに「タイトル付け」「章、節、項の見出し付け」まで完了しているネタがあれば、それらに本文を「少しだけ書く」という作業から始めていきます。

本文の最初のところを書き始めると、次第に作業興奮が働いて、どんどん先を書きたくなることもよくありますから、見出しまで事前に作っておくことで作業興奮が発動しやすい状況を作るわけです。

もちろん、作業興奮が発動しやすい状況が作れるだけでなく、次のコンテンツを作る準備も並行して進めていくことになるので、効果は抜群です。



気分転換に散歩しながら音声入力

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色々な手を施してもなお、やる気がでない時とか、集中力が続かない時ってありますよね。

そんな時に力を発揮するのが「音声入力」です。

音声入力なら、散歩しながら気分転換しつつ、ライティングもタイピング以上の速度で進められます。
まさに、気分転換しながらやる気も高めてくれる効果があるのです。

長い時間、机に座ってタイピングしていると、腰が痛くなったり、身体に疲労が溜まったりしますよね。
なので、ライティングをメインに活動する場合は、適度に運動を取り入れることが重要です。
その適度な運動ですらライティングに使おう!という作戦が「散歩しながら音声入力」だというわけですね。

音声入力は、思うままに喋り続けるだけで荒原稿ができてしまうので、やってみると本当に便利だと感じます。



第5章 行動開始のハードルを下げる

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最後に、第5章では「行動開始のハードルを下げる方法」をご紹介します。

ここまでで、書くための心構えや、具体的な書き方、具体的な時間の使い方などをご紹介してきました。
その上で、書く気分の持続についても解説してきたのですが、
そもそも「書き始めること」ができなければ何にもなりませんよね。

ライティングできる時間があるのに、
「ちょっと一旦ゆっくりしよう」「あと5分したら始めよう」
といった感じで、行動をスムーズに始められないことがあるはずです。

これこそ、行動開始のハードルなのです。

確保した時間を徹底的に有効活用するためには、行動開始のハードルを極限まで下げる工夫が必要です。

何も考えずにライティングが始められるように、いくつかの工夫をご紹介していきます。



Evernoteやブログアプリはホーム画面に置く

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スマホのライティングで活用する「Evernote」や「ブログアプリ」などは、すべてホーム画面に並べておくことで行動開始のハードルを下げておきます。

5分あるからライティングしよう!と思った時に、
ちょっとアプリを探す時間を無くしたり、他のゲームアプリなどが目についてライティングを辞めてしまうことを無くすためですね。

スマホを起動して、ワンタップでライティングが始められるようにしておけば、かなりスムーズにライティングが始められます。

「たった数秒」でさえも削減する意識を持って、行動開始のハードルを徹底的に下げていくのです。




作業する「場所」を決めておく

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自宅で作業する際は、作業する「場所」を決めて、作り込んでおくこともおすすめです。

自分の部屋、リビングの隅、寝室のスペースなど、
どんなところでも構いませんので「作業場」を作ると行動開始のハードルを下げることができます。

なぜかというと、作業する場所が決まっていると、作業モードに入ることができるからです。

これってかなり重要で、せっかく確保した時間でも、作業モードに入ることができなければ時間が無駄になってしまいます。

普段から「作業する場所」になっていると、自然と作業モードに入ることができるので、環境を作り込んでおくことは大切です。

お気に入りの机、座り心地の良い椅子、大好きな珈琲が飲めるコーヒーメーカーなどを用意すれば、さらに作業モードに入りやすい環境になります。



パソコンを出しっぱなしにする

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こうして作り出した「作業場」には、パソコンを常に出しっぱなしにしておくことで、さらに行動開始のハードルを下げていきます。

いまからライティングしよう!という時に、まずパソコンを準備するところから始めようとすると、サッとライティングすることができません。

パソコンを準備するという行動があることにろって、
「今日は作業しなくてもいいか」とか
「ちょっと一旦漫画を読もう」といった、
ハードルの低い別の行動や誘惑に負けてしまうことがあるわけですね。

小さな工夫ではありますが、椅子に座ってパソコンを開くだけでライティングできるようにしておくと、スムーズにライティングに入ることができます。

できれば、充電器は差しっぱなしで、パソコンもスリープモードのままにしておくことをおすすめします。

いざライティングしようとしたときに、
充電が切れていてライティングできないとから
パソコンを立ち上げる時間を待つ、なんてことは徹底的に排除していきましょう。

小さな改善を積み重ねることで、行動開始のハードルはほとんど無いレベルにまでたどり着くことができるのです。



作業場周辺は散らかさない

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さらに作業場の工夫について深掘りしていくと、作業場周辺を散らかさないということもおすすめです。

人間は、やらなければならないことがある時に、つい他の行動に逃げてしまいがちです。

学生の頃、いよいよ追い込まれて自分の部屋で試験勉強をしよう!と意気込んだ時、
ついつい机の周りを片付けてしまったことってありませんか?

これは、やるべき「試験勉強」から逃げ出すために、手軽にできる「片付け」に逃げてしまった例ですね。

ライティングの作業場でも同じように、少し散らかってしまっていると、ライティングする時間を使って片付けに逃げてしまう可能性があります。

これは非常に勿体無いですよね。

ということで、そもそも散らかさないようにしておけば、その分の無駄は排除することができるので、日頃から散らかさないように工夫しておきましょう。

当たり前のことですが、大切な心構えです。



朝一の意思決定を徹底的に無くす

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人間の脳は、1日のうちに「意思決定できる回数」が決まっているのだそうです。

アップルの創業者「スティーブ・ジョブズ」が毎日同じ無地のTシャツにジーンズ姿だったのは、服に興味が無いからではなく「服を選ぶ」という意思決定を排除していたからだそうです。

ビジネスで様々な意思決定をする必要があるので、個人的で不要な意思決定は排除していたということですね。

その他にも、facebookの創業者「マークザッカーバーグ」も着る服は限定していますし、
キングコングの西野亮廣さんも着る服は同じもの、食べ物は蕎麦のみと決めているのだそうです。

ブロガー界で有名なマナブさんも、着る服は「ジムでの運動や可能性に優れたスポーツウェア」であり、ご飯も同じものを食べているそうです。

何かで成功している人、偉業を成し遂げている人ほど、意思決定を減らしている傾向にありますね。

朝の意思決定としては、

◯ 着る服を決める
◯ 朝ごはんを決める
◯ タスクを決める

といったことがありがちですが、これらを無くすことで意思決定の回数を減らしてあげることができます。

例えば、
◯ 着る服は曜日であらかじめ決めておく
◯ 着る服は前日の夜に準備する
◯ 朝ごはんは決まった物を食べる
◯ タスクは前日の夜に検討する

といった感じ。

これなら、誰にでもすぐにチャレンジできそうですよね。

ライティングで思考する「脳のエネルギー」を残しておくためにも、朝一の意思決定を減らす工夫を取り入れてみてください。

こういった普段意識していないエネルギーでさえも有効活用することで、「よし、ライティングしよう」という行動開始のエネルギーを残しておくのです。



少しだけ書けば、気分が乗ってくる

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ということで、様々な行動開始のハードルを下げてあげる工夫を取り入れることで、ライティングの時間を無駄なく作業にあてることができます。

そうなってくると、ハードルは下がっているのだから、とりあえず作業し始めることができますよね。

ここで「作業興奮」の登場です。

ハードルを限界まで下げて、とりあえず作業を開始すると、作業興奮が発動して段々やる気がでてきます。
この際、最初にやり始める作業は、ネタの見出しをつけたり、すでに見出しをつけたネタの本文を少しだけ書き始めたりするような、割と簡単な作業をおすすめします。
より、作業興奮が発動しやすいようにするためですね。

作業興奮が発動したら、こちらの狙い通りです。

あとは、出てきたやる気を逃さないように、ライティングを楽しんでいくだけでOKです。

さらに、この後「やる気を落とさない工夫」についても解説していくので、
ハードルを下げて行動し、作業興奮で掴んだやる気を持続させる工夫も取り入れていきましょう。

ここまでの流れが習慣化できれば、ライティングのために確保した時間を「徹底的に無駄なく」活用することができるようになります。


ライティング中は「マナーモード」or「ナイトモード」

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ライティングする時間になっても、ついついスマホの通知に気を取られてしまって、そのままスマホゲームをしてしまったり、SNSを楽しんだりしてしまいますよね。

これも、行動開始の大きなハードルです。

ですから、「これからライティングするぞ!」という時間になったら、思いきって「マナーモード」か「ナイトモード」にしてしまいましょう。

こうすれば、スマホの通知に気をとられることも少なくなるので、しっかりライティングに向き合うことができます。

究極は「フライトモード」です。

マナーモードやナイトモードでは、バイブが鳴ったり、スマホを扱うことができたりしますよね。

しかし、フライトモードなら電波を遮断してしまうので、そもそも通知が入ることすらありません。
当然、LINEや電話ですら鳴ることはないのです。

ここまでやると「やり過ぎだ」と思う人もいると思いますので、とりあえず「マナーモード」か「ナイトモード」がおすすめです。

個人的には夜10時〜朝の5時くらいまでをナイトモード設定にしておくと、自動的にライティングモードに入りやすくなるのでおすすめしています。


終わりに

終わりに

このnoteを最後まで読んで下さって、本当にありがとうございました!!

ブログ、WEBライティング、Kindle出版などで、
たくさんの文字を書きたい!と思っている人にとって、
何か「ヒント」を掴んでもらえていたら筆者として最高に嬉しいです。

毎日10,000文字を書き続けることができれば、
非常にたくさんのアウトプットができるようになります。

【ブログ】
5,000文字のブログ記事 毎日2記事
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【Kindle出版】
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(原稿のみですが、この量なら月に2冊は出版できます)

【note】
このnoteの原稿なら3〜4日で書き上げられます。
(気合いが入りすぎて、編集や画像制作などに時間かかっちゃいました・・・w)

こんな感じで、成果に繋げていくためのアウトプットをたくさん積み上げていくことができるようになるのです。

これから文字、文章の世界で成功していきたいのなら、やはり大量の文字を書き続けることからは逃れられません。
毎日10,000文字以上書き続けられるスキルは、必ずあなたの役に立つはずです。

ぜひ、ご紹介してきた内容をお試しいただいて、
少しでもライティングに良い変化を体感できることを期待しています。



この最後の最後までお読みいただいている方、本当に感謝です!

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本当に最後です。

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