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「美学を貫け。」


映画・「HEAT ヒート」を観た。

犯罪組織のボス・ニールと
ニールを捕まえる為に奔走する刑事ヴィンセント。
犯罪のプロと捜査のプロというプロ同士の戦いを描いた作品。
大切な何かを犠牲にしてでも目的を達成させるという想いを持った二人の描写は、孤独で寂しく切ないけど一本の筋がしっかり通っていて渋く格好良かった。
男ってこうあるべきだなと思った。
とにかくアルパチーノとデニーロが格好良すぎる。
約3時間もある映画だけど俺が一回も寝ないでしっかり観れたくらい見どころや名言が満載でまた観ようと思った。
ラストシーンはマジ泣ける。



俺はこの映画を観て

何に人生を賭けるか?で人生は大きく変わると思った。

まぁ、そんなことは当たり前といえば当たり前なんだけど賭けるものは何か?がハッキリしていればメンタルも自分のスタイルもブレないから良いんだよね。


ヴィンセントは刑事という仕事に人生を賭け、自分の時間を犯人を捕まえるための捜査活動に費やしている。

その意地と執念は誰もが見習うべき仕事に対する姿勢だ。

でもその分、三度目に結婚した現妻は薬物を使用し連れ子は精神が不安定な状態で、家庭は全然上手くいっていない。

ある日、そんな仕事ばかりして家庭を蔑ろにするヴィンセントに対して「愛しているんだから私にも仕事の話をしてもらいたい。分かち合いたい。」と言う。

それに対してヴィンセントが言ったセリフがこれ。

「ヤク中男が赤ん坊を電子レンジで焼き殺した話を本当に分かち合いたいか?苦悩は俺だけのもの。その孤独な想いが仕事への緊張感を保つ。それが必要なんだ。」

仕事に人生を賭けている人間だから出てくる言葉だろう。



ニールは犯罪に人生を賭けている。

案件を成功させるために仲間にも

30秒フラットで高飛びできるよう、面倒な関わりを持つな。

と余計な人間関係は作らないように言う。

そんなニールはあるキッカケから自分の本性を隠し女を作り愛し始める。

結局、街で銃撃戦を起こし本性がバレてしまうんだけどそのまま彼女と街から逃げようとする。

ただ最後の最後でヴィンセントに見つかってしまう。

その時にニールは愛した彼女を捨て逃亡する。

まさに自分の掟を守った瞬間で、犯罪に人生を賭けているからできることだ。



この二人を観て、何に人生を賭けるか?がハッキリできるとそれに付随して自分のスタイルや掟が出来るんだろうなと思った。

そしてそれが自分の美学ということになる。


さらにこの映画を観て俺が格好いいと思う人には美学があるということに気がついた。

今まで格好いいと思う人は何人もいたんだけど、共通項が見つけられなかったんだよね。

だけどそれが「自分の美学を持っている」という単純なことだとわかりそれを言語化できて良かった。笑



自分のスタイルは曲げずに自分の美学を守る。

それは傍から観たら不器用、頑固、関わりずらい印象を持つかもしれない。

でも、それがその人でありその人の美学なんだ。

何かを得るためには何かを失わなきゃいけない等価交換みたいな考えは嫌いなんだけどそれは正しいのかもしれない。

孤独にならなきゃできないことがある。
美学を貫かないとできないことがある。

それが一人の人間のあり方と深さを創っていくんだろう。


美学を貫け。


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鬼大吉
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寺本 匠

《何者でもないけど、書くことを続けたら何になるか実験中。》 「テキトーにフラつく。」がモットー。 2019年3月19日から毎日1200文字以上note投稿開始。 インスタは読書メモとして→ https://www.instagram.com/teratakugram/

映画まとめ

映画のインプット→アウトプットまとめ
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