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「喧嘩しろ。」


久しぶりに映画「ファイト・クラブ」を観た。

資本主義・消費主義の現代社会に生きている人間は全員観たほうがいい。

まじで超オススメ。

カルトムービーとして強烈な映画だけど、それくらいインパクトを受ける映画は少ないし何回観ても面白い。



俺がなんでこの映画が響くのかというと

主人公がまさに以前の俺と似ているからだ。


主人公の「僕」は会社に勤め

一流のインテリアに囲まれ物質的には満足していた。

だけど、精神的には全く満たされず不眠症に悩まされる日々を送っていた。



この設定の時点で以前の俺と似ているんだけど、似たような人は多いんじゃないだろうか。

以前の俺は消防職員として働いていて

ひとり暮らしを楽しみ一流ではないけど家具もしっかり揃えていた。

車も新車で買いまさに物質的には満足していた。

20代前半、安定してモテる消防職員、ひとり暮らし、新車持ち。

人によってはやはり羨ましいと思うだろうか。

でも、俺は全然精神的には全く満たされなかったんだよね。

自殺するくらい追い込まれて悩むことは無かったけど、

なんで生きてるんだろう、俺の人生なんなんだろうってマジで思っていた。笑

漠然とした虚しさを毎日毎日感じていた。


でも、仕事を辞めて新車を売り引っ越しと同時に家具を全部捨ててからは明らかに世界が変わったんだ。
(何回か仕事を辞めた理由を投稿したことあるから今回は割愛。)

「物」に支配されライフスタイルの奴隷から抜け出したら

物事に対しての見方が広がり、感じ方も敏感になった。


痛みを感じろ。苦しみと犠牲が尊いんだ。痛みから逃げるな。
人生最高の瞬間を味わえ。

とタイラーが言っていたけど、

今は不安も恐怖も痛みもあるけど、生きていると感じれるようになった。



以前の俺みたいに現代社会で生活していて

生きていると実感できない人は多いんじゃないだろうか。

生きていくには仕方がないから好きでもない仕事を続け、無駄な消費を促され、周りと同じことが正しいと思い込む。

SNSを眺めると自分とは違って輝いている人たちが目に付き嫉妬する。

世の中を仕掛けている側がそうやって仕掛けているからしょうがないんだけど、

そのまんまだと本当に取り返しのつかない不感症になるよ。

喜びも快楽も悲しみも痛みも感じれない不感症になるよ。

俺は職業でその人を判断するなんてしないけど、

朝の満員電車なんてマジで常軌を逸しているでしょ。

不感症じゃないとあんな所毎日乗れないよ。

俺は絶対に無理だ。

獣医を諦めたフリーターのコンビニ店員に

「今から死ぬ気で勉強しろ。次会った時に怠けてたら殺す。」

と銃で脅迫した最高のシーンがあったけど

それくらい死を実感しないと自分が何がしたいのか?すらわからないのかもしれない。



じゃあ、どうやって不感症を治すのか。

それはこの映画のように全部脱ぎ捨てて戦うことだ。

仕事も安定も物質も全部捨てて戦うんだ。

そうすれば、痛みや苦しみを感じれるようになる。

痛みや苦しみから逃げなければ、今まで感じれなかったものを感じれるようになる。

ワークアウトは自慰行為。
男なら自己破壊。

とタイラーが言ったようにどんどん今の自分を壊すんだ。

そうやって戦うことで感じれる身体にするんだ。


自分の人生は誰のものなのか。

なんでそんなことしているのか。

なんで何も感じないのか。

もっと戦え、喧嘩くらいしてみろよ。




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クッソ大吉
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寺本 匠

《何者でもないけど、書くことを続けたら何になるか実験中。》 「テキトーにフラつく。」がモットー。 2019年3月19日から毎日1200文字以上note投稿開始。 インスタは読書メモとして→ https://www.instagram.com/teratakugram/

映画まとめ

映画のインプット→アウトプットまとめ
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