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夫婦それぞれの結婚式体験談 ⑤両家顔合わせ当日編(新郎視点)

このノートは、2018年の末に結婚式を挙げた夫婦がそれぞれの視点で結婚式の体験談をしたためたものです。

○ルール
1.同じテーマについて二人が同時に書く
2.二人とも書き上げるまでお互いの内容は見ない
3.完成したらお互いに内容チェックして投稿

これから結婚式を考えている方にとって、ささやかなヒントになれたら幸いです。

前回は、両家顔合わせ準備編(新郎視点)を紹介しました。
新婦視点はこちら。

両家顔合わせ当日編(新郎視点)

前回の準備編では、意外と準備することが多かったというお話をしました。

・結納か、両家顔合わせか決める
・日程を決める
・場所を決める
・食事を決める
・費用の負担を決める
・服装を決める
・親族書を用意する
・下見をする


まずは着替え

今回の服装はコスプレ願望のままに袴と決めたのですが、袴というのは着るのがとても大変です。
一人では着ることができないので、小一時間かけて着せてもらうことになります。

ちなみに袴自体はレンタルしましたが、股引やタオルといった小物はこちらで用意しなければなりません。この辺りは新婦一家が詳しかったので、事前に用意して送ってくれていました。

どうも現地の連携が取れていなかったのか、襟を整えるカラーのようなものがちゃんと渡っていなかったらしく、無駄に買わされそうになりました。
危ない危ない。

両親が来るまでにそれなりに時間があったので椿山荘内をウロウロしていたのですが、ここで一つ問題が。

トイレに行きたいんだぜ・・・

あれ、どうやって脱ぐんだこれ。
よしんば脱げたとして、どうやって履くんだこれ。
綺麗に見えるように形とか絶妙に調整してもらったけど、脱いだら確実に崩れるやつだ、これ。

結局普通に脱いで、着る時はなんとなく自分である程度着て、残りは改めてスタッフの方に調整していただきました。
着付けスタッフの皆様、その説はお手数おかけいたしました。


食事会

新婦との合流後、ロビーにて両家両親をお出迎え。
椿山荘の庭園を抜けて料亭・錦水へ。

各々席に着いたら、両家顔合わせ食事会のはじまりはじまりです。
と言っても内容はほとんど覚えていないのでうろ覚えの記憶を書いていきます。新婦の方と内容が違ったら、こいつボケてやがるなと思ってください。

ちなみに席はこんな感じ。

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最初に新郎である私から挨拶。
「本日はお忙しい中ウンタラカンタラ」
みたいなことを簡単に言って、食事会を始めます。
ちなみに私はスピーチがとても苦手なので、基本的にこういった挨拶は手短にしたく1分以内を目標にやっています。


乾杯は父に任せたような気がします。
続いて家族紹介に進みます。

ここで恭しく木の台に載せられた親族書が登場し、両家の父がこれを読み上げながら家族の説明をしていきます。
そこで親父がよう喋る喋る。(つい親父と書いてしまった)

私の父は四人兄弟の末っ子で、父の実家とは違う市に住んでいるのですが、父の実家周辺には同じ名字の家族が密集しており、その中ではいわば本家のような存在(らしい)です。

そして、父が言うには我が一族は地元の有名な戦国大名の家臣で、その一帯の大地主であったという話を近所の変わり者のオジサンがしていたとのことです。
もはや私の記憶も曖昧なので、情報ソースも含め本当のところはよくわかりません。


我々の両親はどちらも父と母の年齢が10歳近く離れているのですが、これはいかなる偶然か巡り合わせか、両家の父・両家の母がそれぞれタメなのです。
同世代ということもあってか両親同士の話はたいそうはずみ、ホストである新郎新婦がいつの間にか蚊帳の外。
父親二人でタバコに立って、日本酒について語らいながら帰ってくる始末です。
前日に読んだ、両家顔合わせで破談になった話なんて一体どこへやらという感じでした。だから、前日にインターネットなんて見るもんじゃないのだ。


宴もたけなわですが・・・

楽しい時間はすぐ過ぎてしまうもので、そろそろこの会も結びの時間となりました。

最後に父親二人に婚姻届の保証人としてサインをしてもらいます。

「いや、その前にね」

親父が私の言葉を遮るように喋りだします。
このタイミングで何を言い出すんだ親父。

「一応確認させてもらいますが、本当にいいんですか、こんなやつで」

ずっこけそうになりましたが、改めてその場で結婚の了承をいただき、無事にサインをしてもらうことができました。


というわけで、無事両家顔合わせは終わりました。
ちょうど母の日が近かったので、簡単なギフトを手渡してお見送り。
レンタル袴はそのまま椿山荘から丸昌さんに郵送しました。

ついに入籍

両家顔合わせを終えたその足で、そのまま婚姻届を出しに行きます。

我々は目黒区に住んでいたので、場所は目黒区役所。
その日は休日で窓口は閉まっていたので、通用口から入って警備のオジサンに渡しました。

最近はちゃんと写真を撮る用の場所が用意されているようで、よくFacebookに上がっている「今日、婚姻届出してきました!」な写真が撮れるようになっていました。警備のオジサンも普通に撮ってくれます。

ついでに本籍地も東京へ

ちなみに、結婚に合わせて私は本籍地も長野から東京に移しました。
どうも、役所手続きの際に戸籍謄本が必要になる場合があるらしく、その度に地元へ行ったり郵送したりしてもらうのは手間なので本籍地も移すことに決めました。
どうも子供が学校に入学する時にも戸籍謄本が必要で、子供ができるかどうかはさておき、できた場合にそれはすごくめんどくさいなぁと思った記憶があります。

ちなみに本籍地はどこでも指定できるらしいです。富士山の山頂でも、皇居でも。


何はともあれ、結婚式体験談5回目にしてようやく入籍まで辿り着きました。
結婚式まで書き終わるのは一体いつになるのやら。
新婦編も合わせてどうぞ。

この後は結婚式準備・・・の前に、新居探し編が始まるのです。


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