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人のキャリアをブレストする!「キャリアブレスト」のやりかたを解説します!

はじめまして。牧野彰邦(まきのてるくに)と言います。
「キャリアブレスト」は、ぼくの転職活動がキッカケで生まれました。

とある事情で、次の仕事が見つかる前に退職することが先に決まってしまう、という危うい状況に追い込まれたぼくに、友人(ぴょんさん)がアドバイスをくれました。

そのアドバイスとは、「自分のキャリアをブレストする」ことでした。

<こんな効果がありました>
・セルフイメージがかなり上がった!
・自分自身の可能性のフタがどんどん開いていく感覚!
・視野が広がり、あれもこれも出来そうな気がしてきた!



どんなゲームか?

キャリアに悩んでいる人が、他の人にキャリアをブレストしてもらっちゃおうというゲームです。

<ブレストって何?>
ブレストとは、複数人でアイデアを出し合って、新しい発想を生み出す手法のことです。


ゲームの特徴

①アイデアの出し方

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キャリアブレストでは、相談者の「スキル」と「いいところ」を掛け合わてアイデアを発想します。

スキル=自分目線
いいところ=他人目線
であるところがポイントです。

②参加者の役割

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参加者は「タレント」と「プロデューサー」に分かれます。
タレント:キャリアを相談したい人
プロデューサー:その他の参加者

プロデューサーは、タレントの才能を発掘するつもりで、アイデアを発想してください。


事前に準備すること

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① ツールを用意する
・アイデアカード(100均の名刺サイズがおすすめ)
・人数分のペン
・ホワイトボード(あればよい)

② 参加者を募る
4〜6名

③ タレントの情報を棚卸し
タレント役の人は、自分の情報を、以下の3つに区分して、書き出しておきましょう。
・スペック
・スキル(15個以上が目安)
・好み / 傾向

「スキル」はアイデアカードに書き写しておきます。

<スキルをそんなに書けないよという方は>
スキルをなにか特別なことだと思い込んでいないでしょうか?

生活や仕事のなかで担っている役割に注目してみましょう。
主婦の方なら、「時短レシピが得意」「洗濯物をたたむのがキレイ」。
フリーターの方なら、「品出しが早い」「時間厳守で動ける」。
といったものも立派なスキルです。

自分に自信を持ちましょう!

ゲームの流れ

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① タレントの自己紹介タイム
タレントは、事前に書き出しておいた「スペック」「スキル」「好み / 傾向」を元に自己紹介します。

② ほめタイム
プロデューサーは「タレントのいいところ」を10個、カードに書き出します。書いた内容は、みんなで共有しましょう。

③ ブレストタイム
プロデューサーは、2つの山札から1枚ずつカードを引き、その内容をかけ合わせて、30秒以内にアイデアを発表していきます。コツは、時間はきっちり守ること。テンポが生まれ、いいアイデアや、「乗っかり」が生まれやすくなります。一人ずつ順番に発表し、スキルカードがなくなるまで繰り返します。時間があれば、2周しましょう。

④ 感想・ネクストアクション
ブレストが終了したら、タレントは次に起こす行動を決め、それを宣言します。

<タレントがブレストに参加もアリ>
回数を重ねるうちに、タレント本人もブレストに参加したほうがたのしい説が出てきました。

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 参加者のお声

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■ タレントとして参加した方
・視野がかなり広がり、自分の可能性に気づく
・たくさんほめられ、まわりに受け入れられていると感じて嬉しくなる。
欠点だと思っていたところが、実は良いところだとわかった。

■ プロデューサーとして参加した方
・タレントが嬉しそうにしているのをみて、自分も嬉しくなる。
いいところを軸に考えるので、場がとても温かくて良い。
・発想力が鍛えられる。


さいごに

キャリアブレストでは、参加者みんなに笑顔が生まれます。ほめタイムがあるおかげで、場がやさしい雰囲気に包まれ、アイデアをよりよいものにしてくれます。転職希望者だけでなく、企業で行えば、社員同士の信頼関係にもつながりそうです。就活中の学生は、自分に自信がもてるかもしれません。

ぼく自身がキャリアブレストをやってもらって、一番大きかったのは、自分の可能性に気がつけたことでした。根拠ない自信が生まれ、行動が前向きになったおかげで、楽しいことがドンドン集まってくるようになりました。

みなさんも、ぜひやってみてください!

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追記:体験レポートを書きました

自分でもやってみようという方は、下記の記事も参考にしてみてください。


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▼ファシリテーターやりますので、ぜひお声がけください!
お問い合わせはTwitterのDMから(@teru_desu)

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