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Parker | 50 Falcon

みなさんこんにちは。てるぺんです。みなさんはかつて投稿したParker65の記事は読んでいただけたでしょうか。今回は同じくParkerの50 Falconについて紹介をします。見た目が特徴的すぎるペンではありますが、見た目以外の概要、歴史などについて、実際に使ってみた感想なども紹介していきます。ぜひ最後までご覧ください。

65とはまた違ったカッコよさ。

概要

Parker50 Falconは伝説のチタン製万年筆、Parker T1の後継モデルとして開発されました。T1は軸やペン先などにチタンを用いたことが有名ですが、チタンはかなり加工が難しく、金属加工が得意だとされているParkerですら、10本に1本は不良品だったという逸話さえ残っています。そんなT1の後継機である50 Falconはステンレスの軸、ペン先を採用しています。

ステンレスの金属感が無骨な万年筆というイメージにマッチしていていい。

基本的なデザインこそ変わっていませんが、天冠やクリップのパーツ、ニブ周りのデザインなど、若干変更されている箇所があります。

洗練されたデザイン。最高。

首軸はシルバーとブラウンの2種類、軸はメジャーなフライターの他、ブラックTX、ブラウンTX、インシグニア、金張などの複数モデルが用意され、それぞれでかなり性格が異なるため、調べてみると面白いです。サイズは45と同程度の中型サイズで、女性、男性問わず使えると思います。

カラーバリエーション豊富で見ていて飽きない。
(提供 Tsachi Mitsenmacher様)

使用してみての感想

書き味はやはりガチガチであり、しなりは全くありません。見た目通りの書き味、といったところでしょうか。柔らかいニブが厚遇される昨今、50 Falconよりも75などを選ぶ人が多いのも頷けます。一方、硬いニブだからこそ、安定した筆記が実現できるといった利点もあります。そしてなにより、50Falconの質実剛健といった雰囲気にマッチしている書き味だと思います。他の万年筆との比較という点では似たような形状のニブであるパイロットのミューよりも固いです。

ミューは若干ふわっとした感覚がありますが、50Falconにはそれすらもありません。ちなみにミューはこちらに記事がございますので、よければご覧ください。

質実剛健、漢のペンといった使い心地です。

最後に

今回はParker50 Falconを紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。今回の記事をもって文具系の投稿は一旦休止し、旅行に関する記事になりますが、良ければそちらもごらんください。それではまた次回お会いしましょう。ここまで読んでくださり有難うございました。

今回も読んでいただきありがとうございました。

撮影機材

Canon EOS 80D
Canon EF 28-80mm

参考資料

パーカー50ファルコンレビュー - 万年筆レビュー - 万年筆ネットワーク (fountainpennetwork.com)
パーカー50ファルコン万年筆|研ぎ澄まし (unsharpen.com)

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