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僕のワンダフル🐶ライフって邦題誰が考えたの?

なんか妙に評価が高いイメージだったので観てみた。

結果、評判通り泣きましたw
主人公は犬🐶
輪廻転生します。何度も1つのわんこの魂が生まれ変わっていろんな飼い主のもとでドッグライフを謳歌していく。

ポイント①
このわんちゃん目線で入るナレーションがめちゃかわいい。人間の考えてることがわかんなくて勘違いしちゃったり、とかはちょっとリアルな感じ。

ポイント②
いろんな人の人生を傍らから観れる面白さ。
生まれ変わるたびにいろんな飼い主の人生が犬目線で切り取られる。飼い主の人生背景はあまり詳細には語られないのだけど、アル中とか孤独とかそういうのを描いている。それがヘビーすぎなくて、でも想像の広がりを残しているから少し切なくて、程よい描かれ方。(原作は小説だからたぶんこのへん詳細なんだろうな。それもまたよし?)

ポイント③
最初の飼い主、イーサンの子ども時代の子役がかわいい!純朴な子どもらしい自然な演技。(と個人的には思う)あー、こんなふうに子ども時代にわんちゃんと生活できたら楽しいだろうな〜って憧れさせる力を持っている。ここの感じ方がその後別の飼い主になってからの感情移入度合いに影響するんじゃないかと思う。イーサン以外は結構あっさり描かれるので。

オススメ度合い(相手によって変わる)

一般的オススメ度:★★☆☆☆
飼い犬を溺愛してる人へのオススメ度:★★★★☆
ストレス溜まっててとにかく泣いて発散したい人へのオススメ度:★★★★☆

すごい広く一般的にオススメするぜ!って感じではないけど、犬飼ってる人が見たら、あり得なすぎる設定にどこかでツッコミ入れつつ号泣せずにいられないと思うw(ツッコミで−1?する必要あるのか、、?)
子どもにもオススメ。ほんのちょっと暴力的なシーンもあるけど、ちょっと家族でシリアスな喧嘩になってしまった、くらいですね。
とにかく何も深いこと考えずに泣きたいです、な時もオススメw勝手に涙出てきます。たぶん子どもイーサンのせい。ただ超絶号泣って程ではない。疲れないほどよいくらいの涙ね。(そういう意味で☆一個へらしてる)

以下、雑記。ネタバレあるので注意。

勝手に涙が出てくるのは簡単なストーリーだからというのもあるけど、演出とかプロットとかがちゃんと考えられててそれが鑑賞者にしっかり伝わる表現になっているからだと思う。うまく言えないけど。

警察犬になったライフ🐕
イーサンが連発していたgood boyを仕事のためにしか使わない飼い主の警察官。夜ベッドにわんこが侵入してきても追っ払う。プライベートと仕事は分けてんだよ、と言うような態度笑 でもすこーし無愛想ながらもほどけてきた具合でわんこが死んでしまう。失って気づくとはこのことだなぁ。気付いたら家族みたいになってたやん。そしてこの警察官は大事なものを失うのは二度目。これが何も明言されたりはしないんだけどちょっと想像すると結構切ない。犬が死んだらそのあとの飼い主の人生は全く描写されない。これが地味に効いてるのかも?