黒地

#41 手まり「ポインセチア」の作り方

#手まりの作り方 #ポインセチア #花手まり



私が初めて作った時


私がこのポインセチアの手まりを作った時は
出来上がりがさんざんでした。
出来上がりがポインセチアには見えなくて
正直、泣きたい気分でした。


原因は下がけ千鳥に初めて挑戦したので
コツがわかっていませんでした。


私はその時の失敗を生かして
初めての下がけ千鳥には
#31 下がけ千鳥の華をレッスンするようにしています。



ポインセチアは鋭角に作るのがポイント


ポインセチアは葉の先端を
鋭角に作るのがポイントになります。

もし鈍角になってしまうと
緑の葉の上に赤い葉を乗せた時
緑の葉がほとんど隠れてしまいます。
その結果、ポインセチアらしさが無くなってしまいます。


上手にポインセチアを作る為には
十分に下がけ千鳥をレッスンしておく必要があります。


その為に、下がけ千鳥の華を先にレッスンします。


こちらの作品であれば
もし、下がけ千鳥が上手に出来ずに
花の先端が鈍角になってしまっても
それなりに可愛く仕上がるからです。


帯の押さえ方にも気を使いましょう


赤道部分のまとめ方には、いくつかの方法があります。
帯を巻いた時、帯を押さえるかがり方も
いくつかあります。


いつもは千鳥でとめていますが
今回は松の葉を意識してデザインしてみました。


このようにデザインに合わせて
どのようなステッチを選ぶかも重要なポイントになります。


ポインセチアの作り方


手まりのサイズは直径8cmです。
地割(じわり)は8等分です。


もし、帯の糸と花の糸を同じ色にするのであれば
2カセ用意してください。
葉をグラデーションにするのであれば1カセで足ります。

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読んでいただきありがとうございます。 アトリエを無事引っ越すことが出来ましたが、什器等まだまだ必要です。 その為の諸費用にあてさせていただきます。