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てまりストラップの作り方

#手まりの作り方 #小さい手まりの土台 #小さい手まりの地割
#小さい手まりのストラップ #手まりをストラップに加工

リリアンや刺繍糸の使用


母などは小さな手まりをぶら下げるように加工する場合は、解かないリリアンを通して加工していました。
手まりの模様の糸がリリアンでしたので、この方法がある時期、よく使われていました。
私もある時期、5番刺繍糸を通していたことがあります。



糸で下げる部分を作る場合の欠点は、「かっこよくない」そのように感じました。
やはり安っぽく見えるのです。
根付紐のように糸を編めば良いかもしれませんが、そうするとスマホ等にぶら下げるには専用の紐をつなぐ必要が出てきます。




糸の太さを考えると、使用目的によって使いにくいものになってしまいます。

リングを手まりに縫い付ける方法


一番手軽な方法としては、金属リングを手まり本体に縫い付ける方法です。
おそらくこの方法が一番多く使われている手法と推測します。
そこそこ見栄えもよく、簡単に加工できる方法です。




一見よさそうな方法なのですが、一つ最大の欠点があります。
それは金属リングと糸との相性が悪いということになります。
つないだ糸と模様の糸を金属との摩擦により切れてしまうのです。
私はある時期まではリングを縫い付ける方法でストラップを作っていましたが、現在この方法は使っていません。

9ピンを貫通させる方法


そこで考えたのが、9ピンを手まりの貫通させてストラップに加工する方法です。
最近のスマホは薄くなっていますので、隙間に落としたときにストラップを引き上げ拾うというのです。
そうなりますと、ストラップもそれなりに丈夫な素材が理想になります。
そこで9ピンを貫通させるのです。


注意事項としましては、模様を9ピンが傷つけないように、貫通させる位置やピンの方向などを気をつけることで加工できます。
また天然石ビーズを合わせることで、より高級感のある作品に仕上げることが出来ます。
初期のころは9ピンを通しただけで作っていましたが、針金で作品を傷つける危険がありました。
その為現在は、クッションとしてプラスチックビーズの小さいものを挟むようにしています。



金属パーツを合わせる方もいらっしゃいますが、金属パーツが手まりの模様を傷つける可能性があるので私は使っていません。
加工方法により、作品を傷つける危険を理解する必要があります。

私も同じくなのですが、自分が作った作品を使用していないと言う事も多いです。
汚したくないとか、実用ではなく飾り棚に飾るだけという方もいらっしゃいます。
その為ビーズや石が合わさった作品は、実用ではなく飾り物と考えたほうが良いのかもしれません。

私としてはせっかくの作品ですから、なるべく長い時間、お求めになった方と共にあってほしい。
そう思い、なるべく手まりを傷つけない方法で作りたいと考え、加工しています。
唯一この方法で欠点があるとすれば、模様を避けて9ピンを通しますので模様の種類によっては向きが限定されてしまうことです。

特に入門の作品は小さく作ることで、手軽に楽しめるストラップ等に加工することが出来ますので
良いと思います。
またクリスマスの飾り物にするのもよい方法と感じています。


上記動画は初期バージョンの加工方法なので、クッションになるプラスチックビーズを挟まない方法になります。
以下の記事も併せて読んでいただけると嬉しいです。



最後まで読んで頂き、ありがとうございました。


読んでいただきありがとうございます。 アトリエを無事引っ越すことが出来ましたが、什器等まだまだ必要です。 その為の諸費用にあてさせていただきます。