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#13 手まり「紙風船」の作り方


#手まりの作り方 #紙風船 #つむ型



紙風船の手まり


今回は、つむ型の技法を使い
紙風船の手まりを作ります。

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私は幼いころから、いろいろな事情で室内でおとなしく遊ぶように育てられました。


我が家にお客様が来るとき私へのお土産の1つが、この紙風船でした。
その為、幼いころから知っていたのですが私より年上の方で、ご存じない方に会いびっくりしました。


今では昔のおもちゃの1つに数えられています。
しかし、アマゾンや楽天を見ましたら販売されていました。


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そしてもう1つ切り絵をする方が、紙風船をモチーフにしていたのですが
タイトルに「紙手まり」とあったのです。


非常に複雑な気分でした。


紙風船の歴史


手まりが先か?紙風船が先か?
気になったので、調べてみました。


以下のサイトに次のように書かれていました。

伝統的な紙風船について
http://www.isonokamifusen.co.jp/02.htm



『紙風船は明治24年ごろ登場し』とあります。


手まりは江戸時代の終わりから作られ、明治時代に盛んに作られたそうです。
当時の手まりのデザインにどのような物があったのかは不明です。


しかし、手まりの古い本には、このデザインの手まりを『紙風船』と呼んでいます。
つまり、紙風船があったところへ、手まりバージョンが出来たと思われます。


手まり、紙風船の作り方


手まりのサイズは直径6cmです。
地割(じわり)は16等分です。


25番刺繍糸を使用するとき4色前後を使い、それぞれ1カセずつ必要です。


つむ型で手まりの表面を埋めて上下の空間を、八角形のかがりで蓋をするデザインです。

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読んでいただきありがとうございます。 アトリエを無事引っ越すことが出来ましたが、什器等まだまだ必要です。 その為の諸費用にあてさせていただきます。