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#32 手まり「環つなぎの桜」作り方

#手まりの作り方 #環つなぎ #ねじり #くぐらせる #桜 #花手まり


今回は「ねじり」という技法を使って
「環つなぎの桜」を作っていただきます。



環つなぎとは


日本の伝統模様の1つで
四角いリングをチェーンにしたようなデザインです。
男物の浴衣などによく使われる模様です。

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「ねじり」とは


手まりの技法の1つで
糸の下をくぐらせて作る模様です。


この「ねじり」の技法のレッスンが終わると
基礎技法のほぼ全てが終了します。


ほぼ・・・と言ったのは
「傘」と「ざる」の2個が残っているからです。


この2つは、修行系の模様とも言えまして
作業の進行が非常に遅いのです。
その為、入門者にはハードルが高いので
もう少しレッスンが進み、
難しい作品が作れるようになってから紹介します。


手まりの地割(じわり)には2種類ある


手まりの地割を大きく分けると
2つのグループに分けることが出来ます。


今までレッスンしてきた、赤道を所定の数に分割した物と
これからレッスンする「組み合わせ地割」と呼ばれるものです。


組み合わせ地割を使うと
手まりの全体に模様が散らばったデザインを作る事が出来ます。


赤道を所定の数に割るものは
前回の15等分で終了です。
まだ他にも変則地割はありますが
使用頻度の高い物、一般的な物は解説が終わりました。


そしてこの作品のレッスンが終わると
入門技法全ての解説が終わります。

今回は、環つなぎの模様を作りながら
桜の花が出来上がるデザインをレッスンします。
環つなぎだけで言うのであれば
地割も手まりのサイズも、他の物で作ることが出来ます。


しかし、桜の花を作るデザインが可愛いので
今回、選びました。


環つなぎの桜の作り方


手まりのサイズ、直径6cmです。
地割は10等分です。

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読んでいただきありがとうございます。 アトリエを無事引っ越すことが出来ましたが、什器等まだまだ必要です。 その為の諸費用にあてさせていただきます。