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#157 手まり「やまびこ」の作り方


#手まり #手まりの作り方 #やまびこ #魔よけの模様 #お祝いの模様 #うろこ



やまびこ


このデザインは「やまびこ」と呼ばれる伝統模様です。
木曽檜で有名な長野県を中心に作られた物が、各地へ広がったと聞いています。
三角を重ねる模様が、林業の盛んな地域で愛されたようです。
その為、伝統的な色づかいは緑の濃淡4色で作られました。


三角を重ねる事で、うろこ模様が出来上がります。
うろこ模様は、再生と復活を願った魔よけの模様です。
詳しくは、#54で解説していますので読んで頂けると嬉しいです。


昔は手まりに使う色も少なかったので、8cm4色で作るのが一般的でした。

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作ってみたら、これは12色10cmで作ったほうが格好いいと感じました。

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模様としては、#145の切り子の応用編になります。
色の使い方やかがる順序などは、切り子を既に作っていることを前提に解説しています。
その為、切り子を作ってからチャレンジしたほうが良いでしょう。


作りやすさで言えば8cm4色で作るほうが、非常に理解しやすく作りやすいです。
その為、解説は8cm4色で行っています。
こちらが出来てから12色にチャレンジすることをお勧めします。
テキストによっては16色で作るバージョンもあります。


「やまびこ」の作り方


4色で作る時は糸を各2カセ用意してください。
地割は8等分の組み合わせです。

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読んでいただきありがとうございます。 アトリエを無事引っ越すことが出来ましたが、什器等まだまだ必要です。 その為の諸費用にあてさせていただきます。