Toastmasters membership history

英語で書こうかなとも思うたんですが、想定される読者は日本語ネイティブが大半になるだろうと思うので日本語で。

僕がToastmastersに出会ったのは、ずいぶん昔の話。どの本だったかも忘れたけど、20年~30年くらい前にとある英語学習関係の本の中で、英語でスピーチを練習しているToastmasters clubというものが存在するというのを読んだのが、僕のToastmastersとの初めての出会い。

その当時、どういうわけか「Toastmastersってのは英検1級ホルダーとネイティブスピーカーたちばかりがいて僕なんかが行くと鼻で笑われるんやないか?」というとんでもない妄想にかられたのと、当時はスピーチの練習をしたいというニーズがゼロだったので探そうともしなかった。

ずいぶんと年がたって、2015年ころに僕の知り合いで愛知県在住の英語落語家、翻野喜餅さんがToastmastersに入って楽しそうにやっているというのをFacebookを通してしったのが一つの転機。そして2015年9月に名古屋で開催された英語学習イベントに僕がTOEIC講師として、彼が英語落語パフォーマーとして登壇した際に、当時彼と同じToastmasters clubに所属していた、日本チャンピオンに3度輝いたことのあるメンバーが遊びに来はって直接言葉を交わす機会があった。これが最終的に入会しようと思うきっかけ。その前の段階として、英語講師としてスピーチ大会に出る人のデリバリーの指導を依頼される機会があったりスピーチコンテストのジャッジを頼まれる機会があったりしたのも要因。自分がやったことのない英語スピーチという分野で、指導したり審査したりってのがおこがましいという気持ちがあって、自分でもやってみたいなという気持ちが底辺にあったんですよね。

ということで、入会しようと決めたわけですが、次の課題としてはどのクラブに入会するか。おそらく、日本のすべてのToastmasters clubが所属する、District 76という組織のホームページで参加できそうなクラブを検索したんだと思うんですよ。そこで見つけたのは、ほとんどのクラブが週末に月1回だけミーティングを行っているクラブだということ。当時は土曜日には○1日仕事をしていて、日曜日にはTOEIC受験というTOEIC講師としては非常に大切な仕事が入ってくることもあって、週末のクラブは無理だよねということに。何しろ、「月に1回のクラブでTOEIC受験のために欠席するとなると丸2か月も間が空くなんて、どうやってスキルを磨いていけるんだよ?」って疑問がどうしたって解消できなかった。

で、平日に月2回活動しているクラブを見つけてそこに入会することにしたんやけど、その条件に当てはまるのは大阪にあったクラブと西宮北口にあったクラブの2つだけ。西宮北口の方は、その時点では立ち上げ準備中でまだ正式なクラブではなかったのに対し、大阪のクラブは35年くらいの歴史があるクラブだったということで、大阪のクラブに入会したのが2016年1月。

その11か月後に、西宮北口で活動していたNishinomiya TGIF Toastmasters Clubにゲスト参加してその効率の良いミーティングの進行とミーティング後の懇親会でもずっと続くフィードバック大会の様子に一目ぼれしてdual member(同時に複数のクラブに所属する人のことをこう呼ぶ)になった。たまたま僕がゲスト参加した回の直前に、正式なクラブとして認めてもらえるのに必要な人数が集まったとのことで、僕も発足当時の会員(Charter member)の一人に加えてもらえることになった。

その後、Nishinomiya TGIFの教育担当副会長(VPE)と会長(President)をさせてもらいつつ、Nishinomiya TGIFみたいな雰囲気のクラブを大阪市内に作りたいという気持ちがどんどんと膨らんで、2019年夏ごろに新クラブ立ち上げに乗り出す。その結果できたのが、Shin-Osaka Leaders Toastmasters Club。2019年10月から会員集めのためのデモンストレーションミーティングをはじめて、2021年1月20日に正式なクラブに必要な人数が揃って申請。1月24日に正式に受理されて正規のクラブになりました。その年度(Toastmastersでは毎年7月から6月がプロブラム年度)の残りの期間で多くのメンバーが入会し、スピーチを披露して「教育賞」というものを達成し、最も充実したクラブ運営ができていると目される指標を満たしてPresident's Distinguished Clubとして認められるという快挙。これは元になったNishinomiya TGIFでも達成できてないことで、ちょっと自慢できることじゃないかと思うてます。(ま、2016年当時と2021年では教育賞の要件が変わっているので単純比較はできないんですけどね。)

その後、数クラブが集まるAreaという組織をまとめるArea Directorをさせてもらい、その流れでShin-Osaka Leadersと同じエリアに所属していたSenri Toastmasters Clubにも入会して、2022年12月28日現在、3つのクラブに所属してます。(Nishinomiya TGIF Toastmasters Club、Shin-Osaka Leaders Toastmasters Club、Senri Toastmasters Club)

ざっと、僕のToastmastersとの出会いから今までの関わりを書いてきましたが、この中で充実したクラブにするためにどうしたらよいのか、どんな風にスピーチをすると効果的に伝わるのか、どんな風にミーティングでの役割に取り組んだら自分の身にもなり他のメンバーにも役立つような貢献ができるのか、などいろんなことを考えて学んできました。そうした内容を共有していこうということで、note にToastmasters関係の記事を書き連ねていこうと思い至ったので書き上げたのがこの記事(笑)。

どのくらいのペースで書くのか、どのくらい続けるのか、はっきり決まっているわけではありませんが、気になる方はぜひフォローしてください。

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