見出し画像

3分で読める本日の注目ニュース(2024年2月2日):経済、芸能、スポーツ、話題

経済ニュース

・ヤマト運輸は1日、配達を委託していた個人事業主約2万5千人との契約を1月末で終了したと発表した。メール便の配送を日本郵便に移したことに伴うもので、全国275の障害者支援団体への業務委託や、約3千人に上るパート社員との雇用契約も終了した。個人事業主を支援する労働組合は東京都労働委員会に救済を申し立てている。

 ヤマト運輸は、通販カタログなどを扱う「クロネコDM便」の配送の多くを個人事業主に委託していたが、経営合理化のため1日から日本郵便に切り替えた。個人事業主には3万~7万円の謝礼金を支払ったり、転職支援サイトを用意したりしたという。

芸能ニュース

・TBS系「ゴゴスマ」(月~金曜・後1時55分)は1日、お笑いコンビ「ダウンタウン」松本人志が飲み会で性的行為などを強要したとの疑惑を報じている「週刊文春」がこの日発売の最新号で第5弾を報じたことを伝えた。

 司会の石井亮次アナウンサーは「きょう発売の第5弾ということになって、10人目の方の証言が出てきたということですが」と言って、フリップを見ながら一連の流れを振り返った。番組では、この日発売された第5弾の内容をフリップにまとめ「きょう発売 週刊文春に“10人目の女性”の新証言」というタイトルで、「セラピストの女性が2014年に東京・渋谷区のマッサージ店で松本人志さんに性的な行為を求められた」「女性は先月13日、警察に被害を相談した」と箇条書きでまとめた。

 ゴゴスマでは、今回の文春報道についての事実関係の受け止めや、松本の会見の予定などを吉本興業に取材し「コメントを差し控えさせていただきます」「会見につきましても、現時点で開く予定はありません」という回答だったと説明した。

 感想を振られた産婦人科医の丸田佳奈さんは「当事者じゃない我々が一番困ってしまうというか、この事件に対してどういうふうに考えてよいのか分からなくて。それは、事実が何か分からないからなんですよ」と率直な気持ちを述べた。続けて「事実(認定)までいくのか、名誉毀損(きそん)で終わるのかって、弁護士によっても全然違ってきて。清原先生(国際弁護士の清原博氏)は先週番組に出ていただきまして、事実認定までされるんじゃないかっておっしゃってましたけれども。ただ、何件も何件も増えてきてますよね。今回のマッサージの件もそうですけど、松本さんがこれだけ戦いますという意志を見せているなかで、自分の被害を訴えるハードルって高くなってると思うんですよ。増えれば増えるほど、後々になって自分がウソをついてたって言われたら困るから、やっぱり事実しか言えなくなってくると思うんですね。今回は警察にも相談されているので、こういったことが積み重なっていくと、司法において事実だと認められる確率が高くなっていくんでしょう?」と、元財務官僚で信州大特任教授の山口真由さんに質問した。

 山口さんは「真実相当性の認定のところで、文春が、この女性の証言を信じたのは、他の女性も同じような証言をしてるからだっていうふうな判断をされる可能性は確かにありますね」と語った。


スポーツニュース

・サッカー日本代表FW伊東純也(30=Sランス)が1日、カタール・ドーハで開催されているアジア杯に参加中のチームから離脱することが決定した。日本サッカー協会(JFA)が発表したもので、離脱に伴う代表選手の代替招集はないことも発表された。

 同協会の広報担当によると、伊東はこの日、チームの全体練習に参加する予定だったが、宿舎で調整することに変更となり、練習には不参加。その後、チームからの離脱が決まった。

 同協会は一連の性加害報道に対して「報道されている事実関係の内容について当事者の主張が異なっていると理解しており、慎重な対応が求められると考えています。JFAとしては、伊東選手本人の心身のコンディションを考慮した結果、伊東選手が本日付でチームを離れることを決定しました。SAMURAI BLUEと伊東選手を応援していただいている多くの皆様にご心配をおかけしていることについてお詫び申し上げます」と説明した。

 また、伊東が女性への性加害で大阪府警に刑事告訴されていた件でこの日、伊東の代理人弁護士が性加害はなかったとして、虚偽告訴容疑の告訴状を大阪府警に提出し、受理されたことが分かった。代理人弁護士によると事実無根だといい、大阪府警は双方から話を聴き、慎重に調査するとみられる。

 伊東を巡っては、1月31日付のデイリー新潮によると、昨年6月、大阪府吹田市で行われた親善試合のペルー戦後、伊東が2人の女性を酒に酔わせ、大阪市内のホテルで性的同意を得ないまま行為に及んだ疑惑が持たれていると報じた。被害女性は昨年9月以降、弁護士を通じて謝罪を要求したが、伊東サイドから反省や誠意ある対応が感じられなかったとして訴訟に踏み切ったという。

 一方で伊東側はこの日、この報道を否定。告訴状では、伊東はホテルで2人と過ごしたが、2人の話は不自然に変遷しており、物的証拠は一切存在しないとしている。

 伊東は森保ジャパンの主力として活躍。スピードを生かしたドリブル突破を武器に「イナズマ純也」と呼ばれ、抜群の人気を誇る。今回のアジア杯でも1次リーグ3試合全てに出場した。

話題のニュース

・「ジャニーズ性加害問題当事者の会」の平本淳也氏が、同会の代表を辞任したことが1日、分かった。副代表の石丸志門氏が認めた。辞任は1月31日付。

 辞任の理由について石丸副代表は「体調の面が大きい。かなり悪いので、代表をこれ以上続けられないということです。あとは(平本氏が)身を引くことにより、当事者の会と『SMILE―UP.』(旧ジャニーズ事務所)との交渉が進むのではないかという判断もあるそうです」と明かした。

 今後、同会には新代表は置かず、引き続き石丸氏が副代表を務める。補償問題などの解決を見届けることは継続して行う。

 石丸氏によると、平本氏は「面倒をみていた被害者も『SMILE―UP.』とアクセスができるようになり、一つの役割が終わった」と伝えていたという。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?