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3分で読める本日の注目ニュース(2024年4月24日):  経済、芸能、スポーツ、話題

経済ニュース

・政府が、訪日客が土産品を買う時に消費税を免税している制度を巡り、訪日客にいったん消費税を含めた代金を支払ってもらった上で、出国時に現金で還付するだけでなく、現金を使わずにクレジットカードなどに還付する新たな仕組みの導入を検討していることが、23日分かった。

 政府は免税制度を悪用して土産品を国内で不正転売する事案への対策を強化する方針。空港で現金による還付をすれば手続きが煩雑になる。政府は空港の混乱を避けるため、手続きが簡単なキャッシュレスによる還付を促す。今後詳細を詰め、2025年度税制改正に盛り込むことを目指す。

芸能ニュース

・「DeNA1-1阪神」(23日、横浜スタジアム)

 米米CLUBの石井竜也とBONが試合前セレモニーに登場。石井がまさかの土下座を繰り出すシーンがあった。

 大のベイスターズファンのBONは「大洋ホエールズからいちずに、横浜を50年応援してます!」と絶叫。始球式のマウンドに立ったが、投じたボールは右打席に立っていた桑原の背中方向へ大きく外れる大暴投。しかも最後はゴロとなってあらぬ方向をコロコロと転がった。

 BONは「室内練習場でジャクソン選手のピッチング練習の音を聞いて、非常に緊張してしまい、緊張を抱えたままマウンドへ上がってしまいました」と球団を通じて釈明。これにマウンドの後ろで見守っていた石井は表情が強ばり、明らかに怒りがにじんだ様子で固まった。するとホーム付近まで歩き、打席に立った桑原と捕手を務めた伊藤に土下座した。

 その後、石井は国歌独唱を行い、ヒット曲「浪漫飛行」「君がいるだけで」でおなじみの伸びやかな生美声に、スタンドは静寂。三浦大輔監督、岡田彰布監督ら両軍メンバーも聴き入った。

 この日は「BLUE☆LIGHT SERIES 2024」として開催され、石井らは試合後の「BLUE☆LIGHT LIVE(ブルーライトライブ)」でライブパフォーマンスを行う予定だった。

 だが試合が延長十二回の死闘に。4時間を超える熱戦の末、両チームは引き分けた。横浜スタジアムでは21時30分を超えた場合、試合後のイベントは中止とするルールがあり、球団広報は「試合終了時間が遅くなったため」と説明した。

 終了時刻は21時43分で、タイムリミットを超えてしまった。それでもゲームセット後、グラウンドに出てきた石井は「タイガースファン、ベイスターズファンに拍手~!」「ベイスターズファン、タイガースファンに拍手~!」と両チームの健闘をたたえてファンを誘導。そして「野球最高!また会おうぜ~!」と絶叫し、スタンドを盛り上げてグラウンドを後にした。

スポーツニュース

・ ■プロ野球 DeNA 1-1 阪神 (延長12回)(23日・横浜スタジアム)

DeNAは阪神に引き分け。先発のジャクソン(27)は前回登板(16日・広島)では3回途中8失点と制球に苦しんだ。2回、先頭の4番・牧秀悟(26)が左安打で出塁するとその後、2死三塁から7番・山本祐大(25)が右適時打を放ち、先制に成功した。1点のリードで迎えた6回、1死一塁から3番・森下翔太(23)に左二塁打を放たれると、左翼の楠本泰史(28)が悪送球。その間に同点の本塁を踏まれ試合は振り出しに。ジャクソンは6回途中を投げ5安打1失点。試合は延長戦に入り、救援陣が気迫の継投を見せるも打線は好機を逃した。

1回、先発のジャクソンは阪神の先頭・近本光司(29)に遊撃への内野安打で出塁を許したが2番・中野拓夢(27)の打席で盗塁を試みた近本を二塁送球でアウトに。中野は中飛に打ち取ったが、3番・森下に詰まりながらセンター前に打球を運ばれると4番・大山悠輔(29)にはライトへのポテンヒットで2死走者一、三塁となった。迎えた5番・佐藤輝明(25)から空振り三振を奪うと、先制のピンチを無失点で凌いだ。

その裏、阪神の先発・村上頌樹(25)に対し、先頭・度会隆輝(21)は右飛、2番・関根大気(28)は中飛、3番・佐野恵太(29)は投ゴロと三者凡退に抑えられた。

2回、この回の先頭、4番・牧が左安打で出塁すると、村上の暴投の間に二塁へ。その後、1死から6番・楠本の二ゴロの間に牧は三塁へ進塁すると、7番・山本にライトへの適時打が飛び出し、先制に成功した。

中盤に入った6回、ジャクソンは1死から2番・中野に四球を与えると続く3番・森下に左二塁打を放たれ、左翼の楠本が悪送球。中野は本塁へ帰り、同点とした。ここでジャクソンはマウンドを降り、6回途中5安打6奪三振1失点。1死二塁から2番手・徳山壮磨(24)にマウンドを託した。徳山は走者を背負いながらも最少失点で切り抜けた。

7回は3番手・伊勢大夢(26)が三者凡退に抑えたその裏、先頭の3番・佐野が四球。1死から5番・宮﨑敏郎(35)も四球を選ぶなどで満塁の絶好機を迎えたが、代打・大和(36)は一邪飛に倒れ勝ち越しならず。

8回は原康平(32)、9回は山﨑康晃(31)が無失点に抑える好投で繋いだその裏、1死から牧が左安打で出塁すると5番・宮﨑も中安打で繋ぎ、1死一、三塁とした。宮﨑は進塁し二、三塁の場面で迎えた6番・代打の伊藤光(35)は空振り三振、山本は遊ゴロに倒れ延長戦に突入した。

延長に入った10回裏、大和が遊撃への内野安打で出塁。9番・桑原将志(30)が送りバントを決めるも続く度会は捕邪飛に。2番・関根も空振り三振に倒れ、決定機を逃した。

11回表は7番手・松本凌人(22)が登板し、2死一、二塁のピンチを背負うも5番・佐藤から空振り三振を奪い、味方打線を援護した。その裏、1死から4番・牧が投安打で出塁、途中出場の5番・柴田竜拓(30)は送りバントを成功させると、代打・石上泰輝(22)の打席で二塁走者の牧が痛恨の牽制アウトに。またもサヨナラの好機を逃した。

12回表は8番手・森唯斗(32)がマウンドに上がり三者凡退に抑える好投。迎えた12回裏、阪神の5番手・岩崎優(32)に対し、1死から山本が四球を選び出塁。代走で井上絢登(24)が送られた。2死一塁から9番・桑原が左安打で繋ぎ一、三塁の好機を作った。しかし続く1番・度会は空振り三振に倒れ引き分けに。

話題のニュース

・ 伊豆諸島の鳥島東方海域で海上自衛隊のSH60K哨戒ヘリコプター2機が墜落した事故で、2機が無線を通じて機体の位置情報などを共有できる「僚機間リンク」と呼ばれるシステムに接続していなかったことから、それぞれが訓練中に別の任務を担っていた可能性があることが23日、関係者への取材で分かった。海自は2機が空中衝突したとみており、フライトレコーダー(飛行記録装置)のデータ解析を進め、墜落の経緯を詳しく調べている。

 海自トップの酒井良海上幕僚長は23日の記者会見で、公表済みの2機の機長を含め、全搭乗者8人の氏名などを明らかにした。死亡したのは大村航空基地(長崎県)所属機の副操縦士西畑友貴2等海尉。残る7人は依然行方不明で、酒井氏は「引き続き全力で捜索救難活動に取り組む」と述べた。

 海自によると、20日深夜に起きた事故は、海中の潜水艦を探知する対潜水艦戦(対潜戦)の訓練中だった。

 僚機間リンクは、対潜戦に加わるヘリが探知した情報などを無線で交換するシステム。間隔が狭まると、警報を鳴らす機能も持つ。

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